【マンション住まい】地震に備えた保険は必要?

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コラム

地震大国といわれる日本では、マンションに住む人向けの保険が存在します。
しかし、その加入数自体は火災保険などに比べるとそれほど多くないようです。

では、実際のところマンション住まいなら地震保険には入っておいた方が良いのでしょうか?
今回は理由も含めて、地震保険の重要性についてご紹介します。

マンションの安全性と地震の保険

マンションの安全性と地震の保険-h2
出典元:123RF

日本は地震大国で有名です。
そんな国で生きる日本人は、耐震性に優れた家屋を造る技術を日々向上させてきました。
とくに1995年に起きた阪神淡路大震災は、耐震改修促進法が制定されるきっかけとなりました。
さらにその5年後には建築基準法が改正されるなど、国全体で地震の対策に取り組んでいることがわかります。

こうした国の取組もあって、昨今のマンションは高い耐震性を持つものが多くなりました。
しかし、本当にそれだけで安心なのでしょうか?
まずは実際に起きた地震による被害状況を元に、マンションの安全性について調べていきましょう。

大地震によるマンションの被害

大地震によるマンションの被害-h2
出典元:123RF

まずは、建築基準法が改正される前の阪神淡路大震災の被害状況をご覧ください。

  詳細
震度 最大震度7(神戸市の一部地域)
マグニチュード 7.2
震源地 淡路島北部
震源の深さ 16㎞
被害者数 死者:6,432人
行方不明者:3人
負傷者:4万3,792人
家屋の被害状況 全壊:10万4,906棟
全焼:6,148棟
半壊:14万4,272棟
半焼:69棟

 

上表の家屋の被害状況はマンションだけではなく戸建ても含みますが、相当な数が倒壊もしくは火災の被害にあっていることがわかります。

一方、2011年に起きた東日本大震災での被害状況は以下のとおりです。

  詳細
震度 最大震度7
マグニチュード 9.0
震源地 三陸沖
震源の深さ 24㎞
被害者数 死者:1万5,824人
行方不明者:3,846人
負傷者:5,942人
家屋の被害状況 全壊:11万8,636棟
半壊:18万2,193棟
一部損壊:60万2,773棟

 

大津波が来たことを考えても、やはり大規模な地震ともなると家屋の被害状況も相当なものであることがわかります。

地震により被害が起こりやすい部分

地震により被害が起こりやすい部分-h2
出典元:123RF

そもそもなぜ地震でマンションが被害を受けてしまうのか。
被害が起こりやすい場所としては、主に以下のような場所が挙げられます。

  • 壁(内壁・外壁)
  • 外構

とくに、柱は家屋を支えるために大切な場所(主要部位)。
そのため、地震が原因で柱にひびが入るなど被害が生じると家屋を支えられず、倒壊などより甚大な被害に繋がってしまう可能性があるのです。

賃貸と分譲の地震保険

賃貸と分譲の地震保険-h2
出典元:123RF

地震の被害にあってもリカバリーがしやすくなるよう、地震保険の加入を検討してみるのも良いでしょう。

ただし、同じマンションであっても賃貸と分譲では地震保険の加入方法や種類が異なるため注意が必要です。

賃貸マンションの場合

マンションを借りている場合、入居の契約時に保険への加入が必要となる場合も多いでしょう。
ただし、基本的には火災保険のみ加入を義務としている場合が多いようです。
しかし、火災保険だけでは地震により起きた火災には対応できないので注意が必要となります。

人災だけでなく天災にも備えるのであれば、保険料は高くなりますが地震保険の同時加入がおすすめです。

分譲マンションの地震保険

一戸ごとに購入する分譲型のマンション。
この場合には、地震保険の加入箇所に気をつけなければなりません。

というのも、マンションの共有スペース(主要部分)に関しては管理組合が保険に加入しているためです。
共有部の保険料は修繕積立費として入居者全員で負担となりますが、専有部分に関しては個別で加入する必要があります。

地震保険の取り扱い会社

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出典元:フリー写真素材【写真AC】

地震保険を扱っている保険会社について、簡単にご紹介します。
気になる保険があれば、まずは見積もりをしてみることをおすすめします。

損保ジャパン日本興和

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出典元:損保ジャパン日本興和

日本の4大損害保険会社の1つである、損保ジャパン日本興和
こちらでは地震による火災や揺れによる倒壊はもちろん、津波による倒壊にも対応しています。
さらに、家屋だけでなく家財(自動車や30万を超える家財は除く)も適用範囲です。

万が一建物が全壊してしまった場合には、地震保険金額の100%を支払ってもらうことができるので安心ですね。

ただし地震保険だけでの加入はできないため、家を購入する際に火災保険とセットでの加入がおすすめです。

損保ジャパン日本興和

東京海上日動

東京海上日動-h3
出典元:東京海上日動

こちらも4大損害保険に数えられる保険会社、東京海上日動です。

戸建てはもちろん、マンションの一室にも対応。
こちらの保険でも揺れによる倒壊、地震による火災、津波による倒壊に対応しています。
ただし、こちらの地震保険も火災保険とセットでの加入が必要です。

基本的な補償内容や適用範囲は、東京海上と損保ジャパン日本興和とも似ています。
あとは見積もりの金額や自分の好みをもとに、会社を検討してみましょう。

東京海上日動

地震に備えてマンションでも保険に加入すべき

地震に備えてマンションでも保険に加入すべき-h2
出典元:123RF

耐震性が高い日本の家屋ですが、いつなんどき大きな地震が来るかはわかりません。
もちろん、その際に起きる被害も実際に震災が起きなければわかりません。
地震が起きる前に分かることは、大きな被害が出ればその後の生活に支障が出るということです。

ですから、もしもの時の備えとしてマンションであっても保険には加入しておくことをおすすめします。

「地震保険の加入となると、保険料が心配……」

そんな方は1度家計を見直して、保険に加入できないかどうか確認してみましょう。
家計の見直しについては下記のページでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

https://life.link-a.net/lifestyle/life/1708/

記事内の情報は2010/10/10時点のものです。

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