中古マンションには定価がないことから、東京の中古マンションを検討されている方にとって買い時の判断がつきづらいものです。
そこで中古マンションを選ぶ判断材料となるのが『価格相場』です。
当記事では、東京の中古マンションにおける相場について徹底解説していきます。中古マンションの買い時を決める判断材料として、当記事や相場を元に検討されてください。
【東京】中古マンションの相場について

中古マンションの価格を決める要素は、立地・広さ・築年数の3つです。
『立地』は駅からの距離やマンション周辺の施設など、生活の便利さを求める条件のことを指しています。
他にも、マンションで欠かせないのが『マンションの新しさ』や『日当たり』などが相場に加味されてきます。
一方で、マンション全体やお部屋を含め設置される設備については、そこまで相場に影響しないと言われています。
というのも、設備はリフォームやリノベーションなどでいくらでも変えられることが理由として挙げられます。
とはいえ、相場の判断材料が分かったとしても、不動産のプロでない限り中古マンションの相場変動や買い時を判断することは難しいものです。
マンション投資を検討されている方は話が別ですが、自分が住む物件として中古マンションをお探しの方は、ここでご紹介する簡単な方法で中古マンションの相場を調べるのがおすすめです。
【東京】中古マンションの相場を調べる簡単な方法
東京の中古マンションは、提示された価格がお買い得なのか否か判断しづらいもの。
そこで中古マンションの相場を調べるのに役立つのが『中古マンションの相場検索サイト』を使うことです。
数ある中古マンション相場検索サイトの中でも、『アットホーム』が提供する無料相場検索サイトがおすすめです。
ここでは、アットホームの中古マンション相場検索サイトの使い方を解説します。
中古マンション相場検索サイトの使い方
アットホームが運営する『中古マンション相場検索サイト』では、中古マンションの価格比較や相場検索ができます。
ここでは使い方を解説していきますので、まずは公式サイトへアクセスしましょう。

中古マンション相場検索サイトへアクセス後、地域を選択する画面が表示されますので、関東地方から『東京』を選択しましょう。

『東京』を選択すると、地域別・沿線別にマンション相場を調べることができます。

『地域から探す』を選択すると、東京都内の区・市別に分けられた中古マンションの価格相場が表示されます。
1R~4LDK以上までの価格相場を確認できるため、東京都内の中古マンションを間取りから探したい方におすすめです。

こちらは『面積別で見る』を選択した画像です。20㎡~100㎡以上まで選択できるため、東京都内の中古マンションを広さで探したい方におすすめです。

更に詳しい中古マンション相場が気になるときは、青文字をクリックすることで、現在販売中の中古マンションをチェックすることができます。
中古マンションの相場だけでなく最新のマンション情報も仕入れることができる便利なサイトです。
相場より安い中古マンションにはリスクがある
中古マンションの相場検索サイトを使ってみると、相場より安い中古マンションを見つけ出せることがあります。
しかし、相場より安いからといって必ずしもリスクが0とは限りません。リスクが大きい物件と小さい物件の特徴をあらかじめ抑えておくのがベストです。
リスクが大きい物件の特徴
・線路沿い
・幹線道路沿い
・建物の構造自体が古い(築年数問わず)
・治安が悪い
・事故物件の可能性あり
リスクが小さい物件の特徴
・不動産会社が売主
・個人の売主が思い切った価格を付けた
【東京】中古マンションの買い時について

中古マンションの価格相場を調べた後は、買い時を判断することが大切となります。
東京エリアの中古マンションをお探しの方は、中古マンションの買い時を決める判断基準について抑えておきましょう。
中古マンションの買い時は目的次第!
中古マンションの買い時は、『投資用』や『マイホーム用』などの目的によって異なります。
投資用として中古マンションの購入を検討されている場合は、金利の上下動や税金関連、社会情勢によって買い時を判断します。
中古マンションの購入価格だけでなく売却価格も肝となるため、経済状況の流れをチェックしながら買い時を判断することが大切です。
一方、マイホーム用として中古マンションの購入を検討されている場合は、自分自身や家族の人生設計に合わせて買い時を判断することが大切です。
というのも、中古マンションの購入価格だけでなく、自分自身や家族の生活がマンションの立地や購入時期によって影響してくるからです。
中古マンションの相場推移をチェックしよう!
中古マンションの相場や買い時の判断基準について解説しましたが、『相場推移』をチェックすることも大切です。
まずは、『公益社団法人 不動産流通推進センター』が発行する『物件動向』より、既存マンションの成約概況を確認してみましょう。
全国に渡る中古マンションの販売状況をチェックすることも相場調査において大切です。
全国の相場情報を抑えたあとは、『東京カンテイ』が毎週月曜日に更新する『沿線別・駅別価格』を確認しましょう。
全国→東京といった順に相場状況を抑えることで、中古マンション業界の全体的な流れを把握することができます。
中古マンションの購入を検討されている方は、保険についての知識を抑えることも大切です。地震に備えた保険について知識を深めたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
記事内の情報は2019/11/08時点のものです。
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