夢の配当金生活を実現するには?

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コラム

毎日の激務に追われるサラリーマンにとって不労所得だけで生活するというのは、まさに夢のような状況で、なれるものならぜひともなりたい境遇です。

不労所得は、大きく分けて株式投資によって得られる配当金、投資信託を一定期間保有することによって得られる分配金、不動産を保有することで住人やテナントから受け取ることができる家賃収入などが挙げられます。

これだけでサラリーマンで得られる収入に引けを取らないほどを稼ぐためには、どれほどの元手となるお金が必要なのでしょうか

不労所得だけで生活できるようになるためにはどのような努力をしなければならないのでしょうか。

ここでは夢の配当金生活を実現するには?と題して、配当金生活を実現するために知っておくべきことと少しでも配当金生活に近づくために日々すべきことについてご紹介します。

配当金生活のために知っておくべきこと

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出典元:123RF

働かなくても日々の生活を維持できるということは、毎日の激務に追われるサラリーマンのみならず誰しもが望ましいと考える状況です。

この夢の配当金生活を実現するためにはどのようなことを知っておく必要があるのでしょうか。

ここでは配当金生活のために知っておくべきことについてご紹介します。

金融商品の実入りにはインカムゲインとキャピタルゲインとがある

株式投資や投資信託などの金融商品を購入して収益を上げるということは、キャピタルゲインとインカムゲインを得るということに大別することができます。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、購入した金融商品が市場で価格を上昇させることで市場価値が高まった時に売却することで得られる収益です。

例えばある会社の株を100万円で購入し、1年後に購入した株を120万円で全て売却したとします。

この場合えられた収益は20万円がキャピタルゲインに相当します。

信用取引などでえられる収益もこれに該当します。

キャピタルゲインを得るためには、金融商品をどこかのタイミングで購入し、その後売却することが必要です。

積極的に市場の情報を取り入れて、いつ買っていつ売るべき適切に判断しなければキャピタルゲインを上げることはできません。

効率的にキャピタルゲインを得るためには、市場の情勢を読み切って取り扱うとする金融商品が今後値上がりするのか下がりするのか見極める必要があります。

これこそが投資の醍醐味という人も多くいらっしゃいますが、多くの初心者にとっては市場の情勢を読み切り売買のタイミングを適切につかむというのは至難の技です。

インカムゲインとは

キャピタルゲインとは反対に、ただ待っているだけでも手に入れることができるのがインカムゲインです。

インカムとは英語でincome、すなわち収入の意味です。

キャピタルゲインを得るためのように金融商品の売買を行わなくても、一定期間待つことによってえられる収入のことを指します。

株式投資であれば配当金、投資信託であれば分配金、不動産投資であれば家賃収入がこれに該当します。

これらの金融商品を購入するということは、インカムゲインを一定期間ごとに受け取れるだけでなく、売却することによってキャピタルゲインを得るチャンスも保有しているということになります。

貯蓄よりも投資の方がより資産を大きく育てることができる可能性に秘めているのはこのためです。

配当金だけで生活するためにはどの程度元手が必要か

夢の配当金生活を送るためにはどの程度を元手が必要なのでしょうか。

もちろん世帯構成によって月々の生活費は異なりますので一概には言えません。

ここでは仕事をリタイアした老夫婦が月々に30万円必要と仮定してシミュレーションしてみましょう。

月々30万円必要ということは年間で360万円必要になるということです。

株式投資で配当金生活を目指す場合

まずは株式投資で配当金生活を目指す場合について考えてみましょう。

日本を代表するようといえばトヨタ自動車です。

日本の企業で最大の売上高を誇っています。

2019年6月現在でトヨタ自動車の株式は、予想配当利回りが3.36%に設定されています。

1年間で360万円の配当金を受け取るためには、どれほどトヨタ自動車の株を保有していなければいけないのでしょうか。

計算するとおよそ1億7,142万円分の株式を保有していなければならないことがわかります。

2019年6月現在のトヨタ自動車の株式は一株あたり約6,500円ですので、約16,500株保有していなければなりません。

だいぶ気が遠くなる数値であることがお分かりいただけるかと思います。

投資などによって1億円の資産を積み上げた人を「億り人」と呼ぶ風潮がありますが、資産が1億円あれば毎日労働しなくても生活していけるためにこのような呼称が定着したのかもしれません。

銀行の定期預金で配当金生活を目指す場合

株式投資を積極的に行っても配当金生活を実現するためには、1億円以上の資産が必要であることがわかりました。

とはいっても株式投資は元本割れのリスクがあります

このリスクを避けたい場合には元本保証の金融商品を選択しなければなりません。

元本保証の金融商品の代表的なものは銀行の定期預金です。

現在の低金利政策では、どの銀行も定期預金の利率を積極的に下げており、どんなに高くても銀行の定期預金の利率は0.1%にとどまっています。

1年間で360万円の配当金、銀行預金の場合は利子が該当しますが、これを受け取るためには、単純計算で3億6,000万円預けなければなりません

株式投資をした場合に比べて3.6倍もの資産を積み上げなければならないのです。

これだけでも配当金生活を実現するには高いハードルが課せられていることがわかります。

しかも、銀行が破綻したときに全額補償されるのは、一金融機関あたり合算して一人当たり1,000万円までと定められています。

したがって、銀行の利子だけで生活しようと思った場合には、銀行の破産のリスクを考えて預金口座をあちこちの銀行に分散しなければなりません。

なかなかこのような事態は、手間がかかり煩雑になってしまいます。

以上のことから配当金生活を目指すのであれば、投資をする方が貯蓄よりも3倍簡単に実現に近づくことができると言えます。

配当金には税金がかかることにも注意

ここまでのシミュレーションは配当金に対して税金がかからない前提で進めていました。

実際には得られた配当金に対して、20.315%の税金を納める必要があります。

したがって目標となる配当金収益を上げるためには、上でシミュレーションしたよりもより多くの資産を用意する必要があるということを覚えておきましょう。

夢の配当金生活には投資は必要不可欠

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出典元:123RF

ここまで働かずに収入を得る不労所得によって生活するためには、元手となる資産を1億円以上を用意して、配当利回り3%以上の株式や投資信託に投資する必要があることを確認してきました。

サラリーマンの生涯年収が約2億円程度と言われている現代社会においては、資産を1億円積み上げるというのは異常に難しいということが言えるでしょう。

やはり働かずに収入を得ると言うステップに至るまでには高いハードルが存在するようです。

配当金生活を始めるための資産1億円はどのように準備すれば良いのでしょうか。

それでもやはり投資でコツコツと積み上げていく必要がありそうです。

こちらの記事で投資初心者が投資を始める際にどのようなことを把握しておけば良いのかについて紹介していますので参考にしてみてください。

投資の初心者が知っておくべきこととは?

執筆日:2019/06/07

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