「FXを始めるために口座開設をしたい。けど、何か用意しておくべきものや注意点はあるのだろうか」
FXの口座開設と聞いたら、何やら厳しい審査やたくさんの書類を用意しなければいけないイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、実際は思いのほか大変ではありません。
今回はFXのために口座開設を予定している人向けに、必要なものと注意点について解説していきます。
また、口座開設をした後の取引までの流れも説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。
スムーズな口座開設をして、気持ちよくFXを始めましょう。
目次
必要なもの

FXの口座開設を決めたら、次のものを事前に用意しておきましょう。
- メールアドレス
- 本人確認書類(免許証、パスポート、保険証、住民票など)
- マイナンバーカードもしくは通知カード
- 銀行口座
『メールアドレス』『本人確認書類』『マイナンバーカードもしくは通知カード』は口座開設を申し込む時に必要です。
しかし、銀行口座は申し込み時に持っている必要はなく、口座開設後の資金の入出金のために使います。
口座開設したらすぐに取引を始めるためにも、事前に銀行口座を持っておくとよいでしょう。
もしマイナンバーカードを持っている場合、申し込みの時はその表面と裏面の両方を提出します。
通知カードのみ持っている場合は顔写真付き本人確認書類が必要です。
顔写真付き本人確認書類の例としては免許証やパスポートなどが挙げられます。
現在、FXの口座開設の申し込みは全てオンライン上で完結します。
書類の郵送でも申し込みは可能ですが、時間がかかってしまうのでオンライン上で済ませることがおすすめです。
もしくは、インターネットに自分の個人情報を載せたくないという人も郵送を選ぶとよいでしょう。
注意点

FXの口座開設にあたって次の点に注意しておいてください。
- 一度、デモ口座を使ってみる
- 年齢制限がある
- 業者ごとの独自審査がある
- 口座開設を申し込んでも、その場ですぐに取引できない
ほぼ全てのFX業者は無料のデモ口座を用意しています。
もし口座開設をしてアプリやツールが使いにくいことが分かったら、損ですよね。
実際の口座を作る前に、一度はデモ口座で操作性やデザインを確認しておくべきでしょう。
FXは誰でもできるわけではなく、年齢制限があります。
その制限は次の通りです。
- 18歳未満は口座開設できない
- 未成年は親権者の同意が必要
ただし、18歳以上であっても口座開設できない業者もあるので注意してください。
例えば、GMOクリック証券の口座開設申込受付基準では『20歳以上』と明記されています。
逆に、20歳以降であれば、どの業者でも問題なく口座開設ができます。
FXの口座開設の申し込みをすると、業者ごとの独自審査が行われます。
落ちる可能性として考えられる理由は『運用資金の少ないこと』と『安定収入がないこと』でしょう。
給料などの安定した収入がなく、資金が100万円未満だと審査落ちする場合もあります。
しかし、学生や専業主婦、無職の人でも基本的に審査は通過するので、安心してくださいね。
FXは口座開設の申し込みをしたら、すぐに取引ができると考えられがちですが、それは違います。
申し込み後、審査と書類の送付などの手順があるため、最低3営業日は待つ必要があるでしょう。
口座開設申し込み後、取引までの流れ

口座開設の申し込みまで行ったら、次のような流れで取引まで進みます。
- 業者から資料が送付される
- 資料にあるログインIDとパスワードでログインする
- 自分の口座に入金する
- 入金したお金で取引を始める
送られてくる資料の中にはログインIDと初期パスワードが入っているはずです。
パスワードはログインをした後に変えられるようになるで、自分の好きなものに変えておくとよいでしょう。
ログインが終わったら、次に取引に使うお金を入金してください。
入金方法は次の2種類があります。
- クイック入金
- 銀行振込
クイック入金は指定の銀行口座からFXの口座に24時間いつでも入金できる便利なサービスです。
振込手数料はFX業者が負担してくれるので、無料で利用できます。
ただし、一般的に1,000円以上からの入金になるので注意してください。
一方、銀行振込はFX業者側が指定した口座に自分で振り込むことで入金できます。
銀行振込をした場合は口座へ反映されるまで時間がかかるので、注意が必要です。
具体的な入金と口座への反映のタイミングはは以下が目安となっています。
営業日の午後3時までに入金 | それ以外の時間もしくは休業日の入金 |
---|---|
当日中に口座へ反映される | 翌営業日の午前9時以降に口座へ反映される |
さらに、銀行振込の場合、振込手数料は自分で負担しなければいけません。
時間とコストから考えて、『クイック入金』をして取引を始めることがおすすめです。
FXの口座開設は難しくない

ここまでFXの口座開設に必要なものと注意点について解説してきました。
口座開設をする前に以下のものを用意しておきましょう。
- メールアドレス
- 本人確認書類
- マイナンバーカードもしくは通知カード
- 銀行口座
また、口座開設をする時は年齢制限や独自審査、取引が可能になるまでの時間などいくつか注意点があるので把握しておきましょう。
その後、受け取ったログインIDとパスワードでログインして、クイック入金で資金を口座に入れてから取引を開始してください。
この流れを理解して、FXの口座開設をスムーズに済ませましょう。
ちなみに、FXをもっと詳しく知りたいという人がいたら以下の記事も参考になるので、ぜひご覧くださいね。
記事内の情報は2019/09/25時点のものです
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