「FXで失敗したら、本当に借金をするほど大きな損をしてしまうのだろうか」
FXと聞くと、このようなことを思い浮かべる人はいませんか。
身近ではありませんが、FXで借金するといった事態はありえることです。
その他にも、様々な理由で失敗してしまうことがあります。
しかし、それには共通した理由があることをご存知でしょうか。
今回はFXではどんな失敗が起きるのか気になる方向けに、2人の失敗談をTwitterから引用して解説していきます。
また、FXで大きな失敗をしないために必要なことも説明しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
失敗する理由を回避して、FXで成功を目指しましょう。
目次
2人のFX失敗談

ここではFXの失敗談に関するツイートを引用してご紹介していきます。
その内容はFXをするうえでは起こる可能性がないとはいえません。
事実として受け止めながら、そうはならないように注意しましょう。
強制ロスカットで多額の借金を抱える
>元カノから泣きながら電話きた
— てっぺ (@teppesmn) March 23, 2019
>1200万円ふっ飛ばして
>更に追証2200万円だって
>FX教えたの俺なんよな
「ロスカットでマイナスなることないから FX 安心^^」
って紹介している人いるけど、
急激な暴落の場合、値がふっとび過ぎて吹っ飛んだ先の価格でロスカットされるので借金背負うことある。
この方の元カノさんはFXでなんと1,200万円の資金をなくし、2,200万円の追証を抱えてしまいました。
合計で3,400万円の損失です。
追証とは
急激な損失によって証拠金が足りなくなったため、追加のお金が必要になること
おそらく1,200万円をかなり高いレバレッジで取引していたのでしょう。
ツイートされた方の言っている通り、ロスカットという安全装置があるからといって安心してはいけません。
FXの追証という仕組みを理解して、無理のないトレードをしてください。
借金してFXをして大損する人
債務整理評価払う金もない、先月クレカでFXで50万負けたからそれも払う金もない、人生詰んだ!
— ヒデ丸@期間工で借金返済 (@DrfoPdsrPcgwMz6) September 15, 2019
この方は債務整理のお金もないにもかかわらず、クレジットカードのキャッシングで作った50万円をFXで失ってしまいました。
借金をしてまでFXしてしまうと失敗はすることは目に見えています。
負けたら人生が終わってしまうというようなプレッシャーの中での取引は正常な判断を鈍らせます。
結果的に想像以上の損失につながるので、絶対にやめましょう。
FXにおける守るべき最低限の鉄則

ここではFXで許容できないような失敗をしないために必要な鉄則を4つ説明していきます。
具体的には次の通りです。
- 投資は余裕資金でやる
- 借金をして投資をしない
- 慣れないうちからレバレッジをかけ過ぎない
- 稼いだら税金を納める
それではそれぞれみていきましょう。
投資は余裕資金でやる
投資は資金を失ってしまうという恐怖から安定したメンタルを保つことは難しいです。
初心者であれば、なおさらそのような影響を受けるでしょう。
そして、その資金が今後の生活費や教育費、住宅購入費などの大切なお金だった場合、失敗をしてしまうと取り返しがつきません。
「自分なら絶対勝てる」とおごらずに、使う予定がなくて失ってもショックを受けない余裕資金でFXをしましょう。
借金をして投資をしない
投資は運用資金が多いほど有利にトレードできることは事実です。
だからといって、借金をしてFXをしてしまうと想像以上の失敗につながります。
まず、負けてしまったら借金が返せず破産してしまうという不安が冷静なトレードを妨げます。
感情的なトレードはいずれ失敗するので気を付けてください。
さらに、毎月借金の利息以上の利益を出し続けなければいけません。
大きく稼げば一時的にしのげる可能性もありますが、いつFXで稼げずに損をする時がくるか分かりませんよね。
それでも容赦なくかかる借金の利息を返し続けるのは辛いでしょう。
借金ではなく、自己資金を元手にしてFXをしてください。
慣れないうちからレバレッジをかけ過ぎない
取引しているうちに気づいたら高いレバレッジがかかっていて、価格が大きく変動した時に大損してしまうことがあります。
特に、初心者のうちは資金管理ができずにこういった状況になりがちです。
レバレッジをかけると収益性の向上を図れますが、それと同じくらいのリスクを負っていることを忘れないでください。
FXをする時は自分のリスク許容度を明確にして、それ以上の損をする可能性があるレバレッジはかけないようにしましょう。
やみくもに高いレバレッジをかけることは、ただのギャンブルに等しいです。
稼いだら税金を納める
FXで成功して大きく稼ぐと嬉しいですよね。
しかし、FXによる利益は雑所得として課税されます。
税率は20.315%と、決して低くはありません。
FXで数千万円を稼いで豪遊して使い果たしてしまい、次の年の多額の税金を払えなくなった人も存在します。
大きく稼いだら、まずは税金の支払い分を確保しておきましょう。
FXの失敗談を反面教師にしよう

ここまでFXの失敗談と、そうならないための鉄則をご紹介しました。
FXはリスクを取れば一攫千金も夢ではありません。
しかし、失敗した時に取り返しがつかなくなる可能性があることも事実です。
それを知ったうえで、以下のことを守るようにしましょう。
- 投資は余裕資金でやる
- 借金をして投資をしない
- 慣れないうちからレバレッジをかけ過ぎない
- 稼いだら税金を納める
上記のことを理解して、今回の失敗談を反面教師にしつつFXをしていきましょう。
また、もっとFXについて詳しく知りたいという人は以下の記事も参考になるので、ぜひご覧ください。
記事内の情報は2019/09/25時点のものです
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