光回線をマンションで契約したい!工事は必要?押さえておくべき知識と選び方まとめ

9 min

光回線はポケットWi-Fiなどと違い、利用するには工事が必要です。

よくある疑問
  • 「マンションって勝手に工事していいの?」
  • 「そもそも工事って絶対できるの?」
  • 「マンションで光回線を契約する手順は?」

と色々な疑問点があると思います。

にっしー

にっしー

結論からいうと、マンションは必ず光回線を契約できるというわけではないので、光回線が契約できるか事前に調べておくことが必要です!

契約できるかどうかは、住んでいるマンションによって異なります。

調べずに申し込むと後悔する可能性があるので、マンションで光回線を導入する前の確認事項や、光回線の仕組みについて理解しておきましょう。

マンションで光回線を契約することは可能?

マンションごとの光回線の契約可否3パターン

マンションで光回線を契約することは、基本的に可能です。

ただし、建物によっては回線工事ができない場合があるので注意しましょう。

また、住んでいるマンションがすでに光回線を導入している場合、その光回線を自宅に引き込むことができます。

にっしー

にっしー

どちらにせよ、まずは回線工事が可能かどうか、すでに光回線があるかどうかを、マンションの管理会社に問い合わせてみる必要があります。

マンションで光回線を契約する場合においての3つのパターンについて紹介します。

パターン①.フレッツ光回線対応マンション

マンションには、共有スペースに光回線を引く装置がある場合があります。

光回線とは、一般的ににNTT東西日本が光ファイバーを利用して提供しているインターネット回線のことを指します。

そのため、フレッツ光回線に対応したマンションであれば、配線装置から自分の部屋に光回線を配線することができます。

フレッツ光対応マンションは、回線の接続方式が下記の3つにわかれているため、契約前に確認しておきましょう。

配線方式特徴
光配線方式・接続に光ファイバーのみを使用している接続方式
・最大通信速度が1Gbpsと速い
VDSL方式・「光ファイバー+電話回線」の2つのケーブルを使用している接続方式
・光配線方式の10分の1ほどの最大通信速度(100Mbps)
LAN方式・「光ファイバー+LANケーブル」の2つを使用している接続方式
・最大通信速度は100Mbps〜1Gbps
・各戸ではLAN差し込み口とルータを直接LANケーブルで接続

上記のように、配線方式によって通信速度などが変わるため、まずは確認が必要です。

パターン②.無料インターネットがあるマンション

一部マンションでは、マンション自体に無料インターネットが提供されている場合があります。

その場合、自分から光回線に申込む必要なく、そのままインターネットを利用できます。

にっしー

にっしー

自分で光回線の会社を選べないと、マンションの住人と回線を共有するため混雑時には遅くなる可能性があるといったデメリットがある反面、無料で利用できるというメリットもあります。

もしマンションが契約している光回線の通信速度が遅いなど不満な場合、管理会社に連絡して個別に光回線を契約できる場合もあります。

ただし、個別に契約する場合は光回線の月額料金は自己負担となることが一般的です。

パターン③.インターネットに対応していないマンション

古い建物だと、そもそもとして光回線を配信するための設備が整っていないことがあります。

そういった場合、光回線の工事ができず、光回線自体に契約できないことがあります。

そのため「引越し先で光回線の契約を考えている」という場合、引越しを決断する前にマンションの管理会社に光回線の工事が可能かを尋ねておきましょう

もし既にインターネットに対応していないマンションに住んでいる場合「モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)」もしくは「ホームルーター」といった、配線工事なしで利用できるWi-Fiを契約することをおすすめします。

光回線には「戸建てプラン」と「マンションプラン」がある

光回線のマンションプランと戸建てプラン

光回線には一般的に「マンションプラン」と「戸建てプラン」があります。

それそれのプランの特徴・違いについて紹介します。

「マンションプラン」の特徴

まずマンションプランの特徴を紹介すると、下記のとおりです。

マンションプランの特徴
  • 回線を同マンション内の人と共有して利用する
  • 月額料金は「戸建てプラン」より安め
  • マンション内の人が同時に接続すると通信が不安定になりやすい

「マンションプラン」は、マンションの共有部分に光回線を引き、そこから各住戸に光回線を配線し、マンションに住んでいる人と回線を共有して利用するプランです。

提供会社によっては、マンション内の契約者数によって月額料金が安くなる(契約者が多いほど安い)ということもありますが、一般的には固定料金となります。

月額料金が安い反面、回線を共有するため、同じ時間帯にネットを利用していると回線が混雑して通信が不安定になることがあるので注意です。

「戸建てプラン」の特徴

一方で戸建てプランの特徴は下記のとおりです。

戸建てプランの特徴
  • 自宅に直接回線を引く
  • 月額料金はマンションプランに比べて高め
  • 回線を独占できるため通信が安定しやすい

戸建てプランは、マンションの配電盤などを通さず、回線を直接自宅に光回線を配線するプランです。

マンションプランよりは月額料金が高めですが、回線を独占して使えるため回線が混雑することが少なく、安定したネット通信が期待できるといった特徴があります。

マンションで光回線を導入する前に確認するべきポイント

マンションで光回線を導入する前に確認すべき3つのポイント

続いて、マンションで光回線を導入する前に確認するべきポイントについて解説します。

ポイントをまとめると下記のとおりです。

光回線導入前の確認ポイント
  • マンションの管理会社に確認を取る
  • 契約したい光回線の対応エリアを確認しておく
  • 「マンションプラン」か「戸建てプラン」かを選んでおく

上記のポイントについて詳しく解説します。

①.マンションの管理会社に確認を取る

マンション住まいの場合は、必ず管理会社に連絡しましょう。

許可を得ずに工事した場合、損害金などが発生する可能性がありますし、そもそもとして管理会社から許可が下りていない場合は光回線業社が工事してくれない可能性もあります

マンションのインターネット状況・環境の確認も含め、管理会社に連絡するのは必須といえるでしょう。

②.契約したい光回線の対応エリアを確認しておく

一部の光回線は、サービスの提供エリアが限られていることがあります。

たとえば『NURO光』は高速通信が可能な光回線として有名ですが、北海道、関東、東海、関西、九州の一部の地域にしか対応していません。

にっしー

にっしー

そのため、契約する前には、自分の住んでいるマンションが契約を検討している光回線の対応エリアかどうかは事前に確認しておきましょう。

③.「マンションプラン」か「戸建てプラン」かを選んでお

光回線を申し込む場合、「マンションプラン」か「戸建てプラン」のどちらを契約するかを考えておきましょう。

各プランでは配線の方式が異なるため「戸建てプランは可能だが、マンションプランはダメ」という可能性もあります。

マンションの管理人によっては、導入済みの光回線以外の利用を許可してくれないことも。

にっしー

にっしー

また、戸建てプランをマンションで契約する場合は「5階未満に限る」などと階数制限があるこもあるので、契約を検討している光回線のプラン概要についてはよく確認しておきましょう。

マンションで光回線を契約~開設までの流れ

続いて、マンションで光回線を契約し、開通するまでの一連の流れを紹介します。

契約する光回線によって若干異なる場合がありますが、おおまかな流れは下記のとおりです。

申し込みの流れ
  1. 契約したい光回線の対応エリア内かを確認する
  2. マンションの管理者に各種許可を取る
  3. 光回線に申し込む
  4. 工事日時の日程調整
  5. 開通工事
  6. 利用開始

一連の流れは上記のとおりですが、下記のようにマンションにおける光回線の状態によっても開通までの時間が異なります。

光回線の配線状態
  • 光回線が未導入の場合
  • 共有スペースまで光回線が導入されている場合
  • 部屋まで光回線が既に導入されている場合

たとえば、すでにマンションに契約したい光回線が開通しており、「共有スペースまで光回線が導入されている」という状態であれば、あとは自宅に引き込むのみになります。

一方で、全く光回線が未導入の場合、近くの電柱から光回線を引き込む作業からになるため、開通までに時間がかかる場合があります。

いずれにしても、まずはマンションの状況確認や許可諸々の話を含め、マンションの管理人へ連絡することからはじめましょう。

マンションで光回線が遅くなる原因と対処法

続いては、マンションで光回線を導入し後に、回線が遅くなる場合の原因と対処法について紹介します。

自分で契約した光回線の場合

自分で契約した光回線の場合、通信が遅くなる原因としては下記のようなことが考えられます。

考えられる原因
  • ルーターの不具合
  • ネットを繋いでいるデバイスの不具合
  • 光回線の提供元の不具合

ルーターや使用中のデバイスなどの機器が原因と思われる場合は、再起動をすると復帰できることがあります。

一方で、光回線の提供元がシステムトラブルなどが原因の場合、提供元の対応を待つしかありません。

また、マンションプランの場合は共有している人が同時に接続し、回線が混雑しているために遅くなることがあります。

マンションプランでどうしても回線が安定しない場合は戸建てプランを検討しましょう

マンションで無料提供されている光回線の場合

マンションで無料提供されている光回線が不安定になる原因は、ルーターやデバイスの不具合など前述した内容と同じことである場合があります。

しかし、定期的に回線が不安定になる場合は、回線の仕組みそのものが悪い可能性があります。

マンションで無料提供されている光回線は、マンションに住んでいる人が共有して利用しているためどうしても混雑しやすくなってしまいます

そのため、もし安定しない場合は個別に「戸建てプラン」での光回線の契約も検討してみましょう。

マンションで提供されている回線とは別の光回線を契約する場合、工事が必要となるため管理会社に必ず確認を取りましょう。

もし工事の許可が下りなかった場合は、ポケットWi-Fiやホームルーターといった工事不要のWi-Fi機器を検討しましょう。

マンションでおすすめの光回線5選

続いてはマンションでおすすめな光回線5社を紹介します!

おすすめの光回線は下記のとおりです。

おすすめの光回線5社
  • ドコモ光
  • auひかり
  • ソフトバンク光
  • So-net光プラス
  • NURO光

各社のマンションプラン、戸建てプランの月額料金のみを紹介すると以下のとおりです。

光回線戸建てプランマンションプラン
ドコモ光5,200円4,000円
auひかり1年目:5,100円
2年目:5,500円
3年目以降:5,400円
4,030円〜
ソフトバンク光5,200円3,800円
So-net光プラス1年目:3,480円
2年目以降:5,580円
1年目:2,480円
2年目以降:4,480円
NURO光4,743円1,900円〜

上記のように月額料金による違いもありますが、光回線は利用しているスマホキャリアを基準に選ぶとお得に契約できます!

それぞれの光回線の詳細について紹介します。

ドコモ光がおすすめな人

1社目はドコモ光です。

ドコモ光の特徴は下記のとおりです。

ドコモ光の特徴・メリット
  • ドコモスマホとセットで1,000円×台数分割引
  • 工事費15,000円〜18,000円が無料
  • 新規契約でdポイント10,000ptプレゼント

ドコモ光は「ドコモスマホ割」というスマホセット割りを提供しており、ドコモユーザーにとってはお得な光回線です。

ドコモのスマホ1台につき1,000円の割引が適用されるため、家族で複数台契約している場合はその分お得になります。

ドコモユーザーであればドコモ一択と言っていいでしょう。

ただし最近発表された「ahamo(アハモ)」は対象外な点には注意しましょう。

項目内容
契約期間2年間
※「契約期間なし」も選択可能
回線速度最大1Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金■戸建てプラン
5,200円
■マンションプラン
4,000円
初期費用
(事務手数料)
3,000円
工事費用■戸建てプラン
18,000円
■マンションプラン
15,000円
契約解除料■戸建てプラン
13,000円
■マンションプラン
8,000円
キャンペーン(公式)・工事費無料
・dポイント10,000pt
スマホセット割り1,000円/月×利用台数割引

auひかりがおすすめな人

2社目はauひかりです。

ドコモ光の特徴・メリット
  • auスマホとセットで500円〜1,000円×台数分割引
  • 工事費用30,000円〜37,500円が実質無料
  • キャンペーンで最大121,000円キャッシュバック

auひかりは、「auスマートバリュー」というスマホセット割りが適用されるため、auユーザーにおすすめの光回線です。

月額料金に関しては他社と比べても平均レベルですが、auユーザーはスマホ割りを適用させることで他社光回線よりもお得に契約することができます

auひかりは全国対応の光回線ですが、もし自宅が対応エリア外だった場合は、auのスマホ割りが利用できる『So-net光プラス』を検討しましょう。

項目内容
契約期間3年間
※マンションプランは2年
回線速度最大1Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金■戸建てプラン
5,100円
■マンションプラン
3,800円
初期費用
(事務手数料)
3,000円
工事費用■戸建てプラン
37,500円
■マンションプラン
30,000円
契約解除料■戸建てプラン
15,000円
■マンションプラン
9,500円
キャンペーン(公式)・工事費無料
・他サービスと同時加入で割引
・他サービスと同時加入キャッシュバック
・最大121,000円キャッシュバック
スマホセット割り500円〜1,000円/月×利用台数割引

ソフトバンク光がおすすめな人

3社目はソフトバンク光です。

ソフトバンク光の特徴・メリット
  • ソフトバンクのスマホとセットで500〜1,000円×台数分割引
  • 工事費24,000円が実質無料
  • 他社からの乗り換え時違約金最大10万円まで負担

ソフトバンク光は、ドコモ光、auひかりと同じく、ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線です。

「おうち割」というスマホセット割りが適用されるため、ソフトバンクユーザーは他社光回線よりもお得に契約することができます。

ただし、「おうち割」が適用される光回線には『NURO光』もあり、月額料金はNURO光の方がお得です。

ソフトバンクユーザーはまずNURO光での契約を検討し、対応エリア外だった場合はソフトバンク光を選びましょう。

項目内容
契約期間2年間
回線速度最大1Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金■戸建てプラン
5,200円
■マンションプラン
3,800円
初期費用
(事務手数料)
3,000円
工事費用24,000円
契約解除料10,000円
キャンペーン(公式)・最大24,000円キャッシュバック
・乗り換え時の違約金満額負担
スマホセット割り500円〜1,000円/月×利用台数割引

So-net光プラスがおすすめな人

4社目はSo-net光プラスです。

So-net光プラスの特徴・メリット
  • auのスマホとセットで500〜1,000円×台数分割引
  • 工事費用24,000円が実質無料
  • 最大2年間2,500円/月の割引

So-net光プラスは、auひかりと同じく「auスマートバリュー」が適用できます。

そのため、auユーザーにおすすめな光回線です!

2年間は月額料金が3,480円と安いとも魅力的です。

ただし、3年目以降は5,580円と他社光回線より高くなるため、auスマホとのセット割り適用できる方におすすめの光回線です。

項目内容
契約期間2年間
※「契約期間なし」も選択可能
回線速度最大1Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金■戸建てプラン
3,480円〜5,580円
■マンションプラン
2,480円〜4,480円
初期費用
(事務手数料)
3,000円
工事費用■戸建て・マンションプラン
24,000円
契約解除料■戸建て・マンションプラン
20,000円
キャンペーン(公式)・月額料金割引
・工事費実質無料
・無線ルーター貸し出し
スマホセット割り500円〜1,000円/月×利用台数割引

NURO光がおすすめな人

5社目はNURO光です。

NURO光の特徴・メリット
  • 最大通信速度が2Gbpsと高速
  • 工事費40,000円が実質無料
  • 最大45,000円のキャッシュバック
  • ソフトバンクのスマホとセットで500〜1,000円×台数分割引

NURO光は月額料金も安く、特典やキャッシュバックキャンペーンが高額なため、スマホセット割りのない格安SIMユーザーにおすすめです。

また、NURO光はソフトバンク光の「おうち割」も提供しているため、ソフトバンクユーザーにもおすすめの光回線です。

ただし、サービス提供エリアが一部エリアに限られるため、すべての人が申し込めるわけではない点には注意しましょう。

項目内容
契約期間2年間
回線速度最大2Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金■戸建て・マンションプラン
4,743円
初期費用
(事務手数料)
3,000円
工事費用■戸建て・マンションプラン
40,000円
※割引により実質無料
契約解除料9,500円
キャンペーン(公式)・工事費無料
・45,000円キャッシュバック
・1年間月額980円
・3ヶ月お試しキャンペーン
スマホセット割り500円〜1,000円/月×利用台数割引

【Q&A】マンションで光回線を契約する際によくある質問

最後にマンションで光回線を契約する際によくある疑問点について、一問一答形式で紹介します。

Q

マンション専用の光回線がある場合、別の光回線とは契約できない?

A

そのマンションが提供している光回線を利用するケースが一般的です。具体的なことは、マンションの管理会社に問い合わせるのが一番確実です。

Q

前の住人の回線設備は使いまわせる?

A

光回線の業者に見てもらわないとわかりません。
場合によっては使い回す可能性もありますが、その場合でも工事費用は満額取られることもあります。

Q

工事ができないと判断された場合、どうすればいい?

A

回線工事ができないという診断を受けた場合、ポケットWi-Fiやホームルーターといった別のWi-Fi設備と契約することをおすすめします。

特にSoftBank Airを代表とするホームルーターは工事不要で高速なインターネット利用ができるため、光回線が契約できなかった場合にはおすすめです。

Q

工事から開通までの期間はどれくらい?

A

契約した光回線の申し込み混雑具合にもよるが、一般的には1~2ヶ月です。
繁忙期などは、3~4ヶ月かかることもあります。
マンションの工事などとのバッティングを避けたり、工事の立ち会いも必要になったりするので、予定を組むためにも光回線にはできるだけ早く申し込みましょう。

まとめ

マンションで光回線を契約する場合は、まずマンションの管理会社に連絡することからはじめましょう。

配線設備の有無などは管理会社が一番よく把握しているはずなので、管理会社と話し合いながら光回線を検討するとスムーズに契約できると思います。

今回紹介した5社の光回線は下記のように、利用しているスマホキャリアに合わせて光回線を選ぶとお得になるため、光回線を検討する際の参考にしてください。

利用中のスマホキャリアおすすめ光回線
ドコモドコモ光
auauひかり
※auひかりエリア外:So-net光プラス
ソフトバンクNURO光
※NURO光対応エリア外:ソフトバンク光
その他格安SIMなどNURO光
So-net光プラス
※対応エリアによって選ぶ
関連記事