家計診断で見直すべきポイントを解説|セルフ診断の方法

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コラム

「無駄遣いしているつもりはないのに、なぜかお金が手元に残らない」という悩みを抱えている方もいるでしょう。贅沢していないのに、貯金ができないのは不本意です。一度、家計診断を行って貯められない原因を究明してみましょう。

家計診断とは?

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 出典元:123RF  

一般的に、家計診断はファイナンシャルプランナーなどお金のプロフェッショナルによる有料の診断のことを指します。しかし、現在ではサイトのシミュレーションや無料のテンプレートが普及し、特別な知識がなくても気軽に取り組める家計診断が登場しています。
家計診断の一番の目的は、貯金ができない原因を見つけることです。日々の家計を数字に直すことで『貯められない理由』がわかれば、家計を見直すことができます。闇雲な節約はストレスを感じやすく、誰しも挫折しがちです。まずは家計の内訳をよく知ることで、効率よくお金を貯められるようになります。

貯金ができない原因を見つける

貯金ができない原因は人それぞれです。収入に合った支出での生活ができていないと、手元にお金が残らず「なぜかいつもお金がない」という状態になりがちです。改善するためには、収入を増やすのか、支出を減らすのか、またはどちらも取り組むのかなど、方向性を明確にする必要があります。
例えば、収入を増やしたければ、スキルアップのための費用を家計診断によって捻出するなど、お金の使い方を意図的に変えるのがおすすめです。

収入と支出を見直すには?

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家計診断の大前提は、収入と支出を見直すことにあります。この際に注意すべきポイントは、理想や予想ではなく明細書などから根拠のある数字を書き出していくことです。当たり前のことのように思うかもしれませんが「収入がこれくらいで、固定費はこれくらいならこの程度余ってるでしょ」という予想と、実際の支出では大きな差が出ることが多いのです。なんとなく使っているお金の正体を知ることが、家計診断の一番の目的でもあります。

セルフ家計診断の方法

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自分で気軽にできる家計診断の手順を紹介します。プロに依頼したり、書籍を買ったりする前に、自分で家計診断の方法をある程度理解しておくだけでも、先の効果が違います。

1.年収を把握する

自分が年間にいくら稼いでいるのか、正確な額を把握しているでしょうか。会社員の方などは年末調整で年間の給与を知ることができます。しかし、副業をしていたり、臨時収入など『いつの間にか出ていくお金』があれば『いつの間にか入ってくるお金』も存在します。自分の手元に実際いくら入ってきて、いくら使っているのかを全て洗い出すところから家計診断はスタートします。

2.年間にいくら貯金するべきか導き出す

最近は、老後の生活費として20〜30代のうちから貯蓄している方も珍しくありません。しかし、実際に定年後、いくらあれば足りるのか計算してみたことはあるでしょうか。老後に必要な月額生活費は、最低平均22万円と言われています。さらに住まいが持ち家であるか、退職金や年金は受け取れるのかによって必要金額が異なります。
老後の資金を例に出しましたが、どの目的でも、はじめに必要貯金額を導き出してから、貯金できる年数で割り算し、年間の目標貯金額を算出します。

3.実際は年間にいくら貯金できているか知る

漠然と余ったお金を貯金している方、銀行の積立などを利用している方など貯金のスタイルは様々でしょう。月によって貯金額にばらつきがあるという方も、家計診断をするには年間に貯金できている金額を知っておく必要があります。実際の貯金額を、理想の貯金額から引いた額が、家計診断によって捻出すべき金額ということになります。

家計の中で減らせる支出はこれ!

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「普段贅沢をしているわけではないのに、支出を減らすなんて難しい」と思う方もいるでしょう。しかし、意外なところで無理せず減らせる支出が存在します。家計診断を行って、減らせると判断されることの多い支出を3つ、ピックアップしました。

スマホ

スマホは生活必需品で、なくすわけにはいかないものです。しかし、現在は大手キャリアの高い使用料金を払わなくても、同等のサービスを受けられる『格安スマホ』が普及しています。大体が、大手キャリアの半分から1/3の料金で契約可能です。
格安スマホの中にも、通話をメインに据えたサービスや、データ通信が使い放題のものなど、ニーズに合わせたサービスも多く展開されています。思い切ってキャリアの変更を検討してみるのはいかがでしょうか。
格安スマホについては、こちらの記事を参考にしてください。

https://life.link-a.net/useful/12679/

外食

一人暮らしや、料理の習慣がない方など、どうしても外食中心の食生活になりがちです。食事は衣食住の要素のうちの一つであり、無理に切り詰めるとかえって健康を損なう可能性もあります。例えばゆで卵など、簡単な作り置きを心がけ、朝なるべく家で食事をするようにしてみるのはいかがでしょうか。すると、昼に外食する場面でもドカ食いを防ぎ、お財布にも優しい食生活を目指せます。
ともあれ、健康第一です。ある程度の外食費は固定支出と考え、できる範囲で初めてみるのが良いでしょう。

嗜好品

タバコが年々値上がりし、禁煙する方も増えています。周りでは、紙タバコから、電子タバコに変えて、その後禁煙するパターンが一番成功しているように感じますが、いかがでしょうか。
嗜好品はその人にとって欠かせないものでもありますが、実際一番見直しやすい項目でもあります。例えば、何気なく買っているコンビニのコーヒーを自宅で入れたボトルコーヒーに変えるなど、ちょっとしたことでも長年続ければ大きな金額になります。150円のコーヒーでも、毎日購入すれば年間5万円以上の支出になります。少額すぎてやる気が出ないという方は、一度年額に直して考えてみる事をお勧めします。

目標貯金額を知る

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序盤にもお伝えした、貯金の目標と金額については深く考えておく必要があります。家計診断で支出を見直したとしても、目標がなければ単なるケチな生活になってしまう恐れがあるからです。具体的に、いつまでにいくら貯めたいのかを明確にして、メリハリのある節約生活を目指しましょう。

子供の進学費用

2018年の現役での大学進学率は49.6%と、クラスメイトの半分は大学に行くご時勢です。公立、私立、また分野によっても必要な学費は異なります。なるべく余裕を持って貯金して、子供の選択肢を広げてあげたいと思う方は多いでしょう。国立大学の場合は200万円、私立の場合500万円ほどの貯金を用意するのが一般的で、一人暮らしの場合の生活費なども考慮すると、もう少し必要になりそうです。奨学金を利用したり、子供が小さなうちから学資保険に加入するのもお勧めです。

日本学生支援機構(以下、JASSO)の提供している『進学資金シミュレーター』をご紹介します。生徒用と保護者用の2種類があるので、使い分けてみるのが良いでしょう。

【公式】JASSO

老後資金

多くの家計診断では、定年後の平均余命は24年と仮定されます。少々生々しい話ですが、24年分の生活費の合計を算出し、退職金や年金などで賄える分をマイナスした残額が不足金額ということになります。老後資金を蓄えるためには、この不足分を補う計画を立てるのが望ましいと言えます。必要な金額がわかれば、漠然とした不安も軽減され、具体的な目標金額に向かって貯金することができるようになります。また、単純な貯金以外にも、個人年金に加入したり、外貨の積立を利用して老後の備えを行う事をお勧めします。

JAバンクが提供している『老後資金シミュレーション』をご紹介します。ぜひ活用してみてください。

【公式】JAバンク

無料の家計診断を利用する

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保険会社などの企業が提供するWeb上で行える無料の家計診断を利用してみるのも良いでしょう。生涯に動くお金は額も大きなもので、自分で計算するのは少々大変です。無料のシミュレーションなら、自分の状況や収入を入力するだけで、表計算してくれます。対面相談ほどのきめ細やかさはありませんが、貯金額の目安を知る足がかりには十分なシステムと言えるでしょう。
企業によっては、無料、または低価格での家計診断を請け負っている場合もあります。ぜひフル活用して、将来設計を立ててみてはいかがでしょうか。

無料で利用できる家計バランスシートをご紹介します。ぜひ活用してみてください。

【公式】日本貸金業協会

記事内の情報は2019/09/27時点のものです。

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