投資の初心者が知っておくべきこととは?

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コラム

人生100年時代という言葉で表されるように、本格的に長生きの時代が到来しました。

定年退職後は退職金と公的年金だけを当てにするのではなく、自らの生活資金を蓄える必要性を金融庁が昨今唱え始めており話題を集めています。

自らの生活資金を蓄える自助努力をするようを求められているわけですが、具体的に何をしたらよいのでしょうか。

一般的に自助努力と言うと、貯蓄と投資による資産の増加がこれに当てはまるようです。

貯蓄は使わなかったぶんの貯金をコツコツ貯めていくことでなんとなくてできそうな気がしますが、投資と言うと生半可な気持ちでは挑戦しづらくハードルが高い印象をお持ちの方も多いことでしょう。

この記事では投資をこれからはじめてみようという初心者の方に向けて、まずは投資をする上で知っておくべきことについてご紹介します。

投資について知る

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出典元:123RF

自らの老後資金を蓄えるために資産形成を志すときに、投資は資産形成を強力に後押ししてくれます。

その投資を始めるためには、初心者はまず投資について知る必要があります。

どのような事について知っておくべきなのでしょうか。

投資と消費の違い

一般的に投資を語る上で比較してわかりやすいのが消費との違いです。

消費とは、お金を払って利用したらなくなってしまうものを手に入れることです。

最も分かりやすい例で言うと、食事なども消費の一活動です。

食べ物や飲み物は食べたり飲んだりしてしまえば二度と味わうことはできません。

このように利用したらなくなってしまうものを手に入れることが消費に該当します。

一方で投資とは、お金を払って再び財を成してくれる可能性があるものを手に入れることです。

最も分かりやすい例で言うと、勉強のために書籍を購入することは、投資ということはできるでしょう。

いつかどのような形は分かりませんが、必ず自分の生産性向上に何らかの形で寄与するはずだからです。

資産形成における投資とは、株式や不動産などを購入することによって、それらが生み出す財を自らのものとして取り込むことを指します。

投資とは、一度使ったらなくなってしまうものではなく、購入したもので再び材を生み出す可能性があるものを手に入れることを表します。

投資と貯蓄の違い

資産形成を語る文脈の中で、投資とともに頻繁に登場するのが貯蓄です。

投資と貯蓄にはどのような違いがあるのでしょうか。

まず貯蓄は、皆さんもご存知のように、銀行などに自らのお金を預けることを意味します。

銀行にお金を預ける際には、当然ですが元本が保証されています

いつでも引き出したいと思ったときに預けた全額を引き出すことができます。

これが貯蓄です。

一方で投資では、同じように形式的には自らのお金を株式や不動産などに形を変えて預けているということになります。

株式や不動産などは、それ自体が価値を保有しているので、一定期間が経つごとに定められた配当であったり家賃収入であったり自らの財を増加させてくれる効果があります。

投資対象によって異なりますが、基本的には購入したものを売却することによって預けたお金を取り戻すことができます。

貯蓄と決定的に違うのは、元本保証がされていないという点です。

すなわち銀行で100万円を預けた場合、1年後に100万円を引き出そうと思えばそのまま全額引き出すことができます。

一方でとある会社の株式を100万円で購入した場合、1年後に購入した株式を全て売却したとしてえられる金額が100万円である保証はありません。

投資と貯蓄の違いはリスクを取っているかいないか

銀行にお金を預けた場合には、預けた人は銀行から元本保証を得ていますので、いつでも預けた金額だけ引き出すことができます。

これは経済学的にはリスクを背負っていないということを意味します。

一方で終わる会社の株式を購入した場合には、その株式の価格が上下する可能性があります。

株式の価格が下落すればその価値は購入した時よりも下がってしまいますし、株式の価格が上昇すればそのぶんだけ価値も上昇することになります。

これは経済的にはリスクを背負っているということが言えます。

したがって投資と貯蓄の違いはリスクを取っているかいないかということを意味します。

リスクを取る部分だけ配当などを得ることができる

預けたお金の全額が返ってこない可能性があるのであれば、普通の人であればそんなものにお金を出すことはできないという判断を下します。

しかしながら株式などをはじめとする金融商品は、元本保証がない代わりにうまく価値を上昇させることができればそのぶんだけ購入者に還元することができるという性質も持っています。

この還元分が、株式の場合であれば配当金や株券自体の価値の上昇を意味します。

そして長い年月適切にリスクを取って資産を積み上げることができて初めて、豊かな老後をおくることができるのです。

投資をすることで働く以外にお金を得る手段が得られる

投資にはリスクがあり、リスクを背負って初めて資産を積み上げることができるのかということをご紹介してきました。

そのような不確定なリスクは負いたくないので、一生懸命勉強して自らのスキルを向上させて生産性を上げることによって高い給料を得ようと思われる方もいることでしょう。

しかしながら自らの労働者としてのスキルを向上させるには時間もかかり限界もあることでしょう。

投資をすることで、すでに積み上げているお金の一部を世の中に放って、自分のお金にさらにお金を稼いでもらうということができます。

投資をすることで働く以外にお金を稼ぐ手段を得られるというのは、誰もが資産形成を求められる現代においては非常に大きな価値なのではないでしょうか。

投資対象には様々なものがある

老後の資産形成のために今から投資を始めようと思ったときに、次に考えるべきはどのような投資対象に投資すべきかということです。

資本主義が発達し金融市場が発展した現代では、様々な投資対象が用意されています。

大きく分けると以下のような投資対象があります。

  • 株式
  • 債権
  • 不動産
  • 先物
  • FX
  • 仮想通貨

それぞれの投資対象は、性質も異なり目的とする投資対象に対して向き不向きがあります。

投資を始める前にはどのような性質の投資対象であるのかある程度を調査しておく必要があります。

投資対象が何であるのかわからずお金を投じていると、その金融商品の価格が下落し資産価値が低迷した時に、そのまま持ち続けて良いのかそれとも損切りであるとして売り払って良いのか判断出来なくなってしまいます。

自分が何に対して投資しているのかについては必ず把握してから投資を始めましょう。

投資の初心者におすすめの制度とは?

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国民に自助努力を煽っておきながら国としてはこれらの自助努力をサポートするような制度は用意していないのでしょうか。

実は、投資の初心者におすすめの制度を金融庁が制度を用意しています。

ここでは投資の初心者におすすめの国が用意している制度についてご紹介します。

iDeCo

iDeCoは、個人型確定拠出年金と呼ばれる私的年金制度です。

毎月一定額を拠出し運用することで、老後になって掛金とその運用益との合計額を年金として受け取ることができる制度です。

iDeCoでは、毎月拠出する掛金が全額所得控除されます。

運用益にも非課税であることから再投資に振り向けることが容易です。

年金として受け取る時にも多額の税額控除を受けることができます。

投資を始める際にはまずは少額で、iDeCoの制度から始めてみてはいかがでしょうか。

NISA

NISAは、Nippon Individual Savings Accountの略称です。

NISA口座内で購入した株式や投資信託などの売却益や配当金に対して税金がかからない、という制度です。

NISAについてはこちらの記事で詳細を説明しています。

NISAで投資をすることのメリット・デメリットとは?

まずは投資について勉強する事が重要です

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出典元:123RF

資産形成のための投資で成功するためには、まずは投資についてある程度知識を入れてから行ってみることが重要です。

何の前情報も無しに投資を始めると大きな損をしてしまう可能性があります。

皆さんもこれをきっかけに投資について勉強し始めてみてはいかがでしょうか。

執筆日:2019/06/07

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