投資初心者は、少額からはじめよう!

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コラム

2019年6月3日に金融庁は、豊かな老後を送るためには年金だけでは生活費が足りず、自助努力で2,000万円を用立てておく必要があるとの報告書を示しました。

そもそも日々の給料で多額の年金を納めさせられているのにも関わらず、それが不足するとは年金を支払うモチベーションを喪失させられます。

とは言ったものの老後を迎えるまでにどのような方法で2,000万円もの資産を積み上げれば良いのでしょうか。

収入が多い家庭であれば貯蓄だけで2,000万円もの資産を積み上げることができそうです。

しかしそうでない家庭の場合には、投資の力を借りねばなりません。

そして投資の経験がない人ほど少額から始めるべきです。

この記事では投資の初心者ほど、少額で投資を始めるべきであるとして、少額投資の魅力についてご紹介します。

一般的な投資には多額の資金が必要

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出典元:123RF

皆さんは投資と聞くとどのようなことを思い浮かべますか。

多くの人は投資を始めるのに多額の資金が必要であると思い浮かぶことでしょう。

資産を積み上げるためのスタート地点に立つためにも、ある程度の資金が必要になってくるのでしょうか

ここでは具体的な事例を交えてご紹介します。

株式投資の場合

投資と聞いて最も一般的なのが株式への投資です。

株式投資を始めるには、どの程度の資金が必要なのでしょうか

最も分かりやすい例として、日本の企業で最大の売上高を誇るトヨタ自動車の株を保有することを考えてみましょう。

2019年6月時点でのトヨタ自動車の一株当たりの値段は約6,500円です。

この数値だけを見るとすぐにでもトヨタ自動車の株を購入して株式投資が始められそうに思われます。

しかしながら株式投資の場合には、一定単位ごとにまとめて買わなければならない最低購入株単位が存在します。

トヨタ自動車の株の場合には100株まとめて購入しなければなりません。

これによってトヨタ自動車の株を購入する際には、6,500×100=約65万円以上購入資金として用意しておく必要があります

株式投資を始めるためには、ある程度の準備資金が必要であることが俺でお分かりいただけたかと思います。

不動産投資の場合

日銀のマイナス金利政策によって、住宅ローンをはじめとして商業用の不動産ローンもサラリーマンなど一定の収入保障がされている人であれば、比較的低金利で貸付を受けることができるようになっていました

このような社会情勢を悪用して、スルガ銀行やかぼちゃの馬車などの事件が話題になりましたが、このような特殊な事例を除いたとしても不動産投資は数ある投資の中でも高い利回りを誇る投資手法の一つです。

サラリーマンであっても大家さんになって家賃収入を副収入としているという生活体系を築く人がここ数年は多いです。

不動産投資を始めるにはローンを組むことが必須

しかし、先ほど述べたような事件は、低金利で借りることができる住宅ローンを悪用して本来であれば借りるための審査を通らないような信用度が低い人にもお金を貸してしまうことによって発生していました。

そのため現在では、自分が住むための住宅購入の際に住宅ローンを除いては、不動産投資のためのローンの審査が格段に厳しくなってしまっています

これから不動産投資を始めようと思う人は、現在の厳しい審査要件が課された中で不動産ローンを組むだけの信用力がなければなりません。

株式投資と違うのは、不動産の場合は価格が非常に大きいものになるので始める際に多くの人はローンを組まなければならないという点も、不動産投資を始めることの高いハードルになっています。

やっぱり投資はお金持ちだけがやるものなの?

以上の事を踏まえるとやはり投資を始めるためには、多額の資金を用意しておかなければならないと思われる方も多いことでしょう。

お金持ちになるためにはやはりお金持ちでなければならないのでしょうか。

現在手元に大きなお金がない人でも始めることができる金融商品があります。

それが投資信託です。

投資信託とは

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手元に大きなお金がない人でも、少額からでも始めることができるのが、投資信託です。

投資信託とはどのような金融商品なのでしょうか。

ここでは投資初心者の強い見方である投資信託についてご紹介します。

投資信託の仕組みは

投資信託は、ある一定の枠組みで集められた株式や債券などの金融商品などをワンパッケージとして多くの投資家からお金を募って運用する金融商品です。

投資信託をわかりやすく説明する例として、お弁当が挙げられます。

お弁当にはおかずとして唐揚げやウィンナーソーセージ、サラダなど、主食としてご飯やサンドイッチなどが弁当箱に詰められています。

ここで唐揚げやウィンナーソーセージなどは、株式や債券などの個々の金融商品です。

美味しいお弁当を作るためにはおかずと主食の配分や取り合わせが重要になってきます。

お弁当の作り手はこれらの取り合わせを考えて美味しいお弁当を作り上げます。

投資信託も同様です。

お弁当の作り手は、投資信託の場合にはファンドマネージャーが該当します。

ある一定の投資目的に沿った投資信託を作り上げるためには、株式を20%、債権を20%、などのように必要だと思われる金融商品を必要なぶんだけ購入してきます。

これらの具材を購入するのに必要なお金は、多くの人にその投資信託を購入してもらうことで用立てます。

結果として、年率利回りが5%を達成する投資信託を市場に提供するということができます。

投資信託に投資するメリット

それでは投資信託に投資するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

少額で投資を始めることができる

前述したように株式投資を始めるためには多額の資金が必要ですが、投資信託では100円から購入することができます

テレビでCMを流しているような大手証券会社ではなく、ネット証券などでは投資信託の最低購入金額を100円にまでハードルを下げて、若者や投資初心者の投資を呼び込んでいます。

まずは少額で投資信託を購入して投資とはどのようなものであるのか、肌感覚を掴むことが初心者にとっては何よりも重要です。

プロフェッショナルに運用を任せられる

投資信託では投資家はお金を投資信託に拠出する代わりに、ファンドマネージャーにその運用を任せることができます

したがって株式投資などを始める際には自分で運用する必要があるためある程度の勉強が必要となってきますが、投資信託に投資する場合にはプロフェッショナルであるファンドマネージャーがあなたに代わって運用してくれます。

この点も初心者にとってはうれしいメリットであることでしょう。

投資信託に投資するデメリット

それでは投資信託に投資することによって生じるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

投資信託の保有期間中には信託手数料がかかる

投資信託を購入して保有するということは、保有している期間運用をプロフェッショナルに任せていることになります。

プロフェッショナルを信じて運用を託すわけですので、運用期間中は毎日信託手数料を支払う必要はあります

現在販売されている投資信託の中には信託手数料が抑えられた商品も数多く出ていますが、金融機関の目先の利益目的で高い信託手数料が設定されている投資信託もまだまだ存在します。

投資信託の購入を検討する際、まずは高すぎる信託手数料を設定している投資信託を購入の選択肢から外すことから始めましょう。

投資初心者は、少額で投資信託から始めよう

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ここまで少額で始めることができる投資として、投資信託をご紹介してきました。

少額から始められる投資信託への投資効率を少しでもあげるために用意されている制度はなるべく活用したいものです。

最も一般的なものであればNISAなどが挙げられます。

このような諸制度を活用して、皆さんも投資の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

NISAについてはこちらで詳しく紹介しています。

NISAで投資をすることのメリット・デメリットとは?

執筆日:2019/06/07

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