産休・育休中に子どもは預けられる?上の子の預け先が気になる

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コラム

2人目で育休中の場合の上の子の保育園事情

二人目育休中の上の子の保育園事情
下の子を妊娠・出産すると、上の子もお兄ちゃんお姉ちゃんとしての自覚が少しずつ目覚めていきます。
親としては喜ばしい反面、このまま保育園に行かせることができるのか、行かせても良いのかなど色々と考えることも多いでしょう。
そんな上の子の保育園事情と、通園継続・退園それぞれの体験談を踏まえたメリット・デメリットも後半でご紹介します。

産休・育休中、上の子は保育園に通えるの?

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産休は出産予定日の6週間前から産後8週間まで取得することができます。(双子以上の場合は14週間前から産後8週間まで)
一方、育休は産休後〜子供が1歳になる前日まで取ることができます。
つまり、産前産後と育休で合計13ヶ月近く仕事をお休みすることができるのです。さらに育休中に保育園が見つからない場合などは、最長1年間育休を延長することができます。
では産休・育休を取得している期間は、上の子を保育園に預け続けることはできるのでしょうか?

上の子を保育園に預けたまま育休延長はできる?

前述のとおり育休は最長1年まで延長することができます。
ただし、これはあくまで職場での話。上の子が保育園に入っている場合には注意が必要です。
育休期間が1年を超えると、保育園を退園しなければならない可能性があります。
もちろん、すべての保育園が退園という手段をとっているわけではありません。育休延長と保育園利用の可否については各自治体により異なります。
育休延長の可能性があるのであれば、事前に自治体のホームページなどでルールを確認しておきましょう。

育休で保育園を退園するよう言われてしまうケース

上記のように、育休の延長は保育園の退園に繋がる可能性があります。ですが実は、育休が原因で退園を迫られてしまうケースは他にもあります。
自治体が『育休退園』という制度を設けている場合です。
育休退園は名前のとおり、育休を取得する場合に退園を余儀なくされてしまうことを指します。待機児童を解消する目的で導入している自治体も少なくありません。
とはいえ、育休が終わったあとに復職をするお母さんにとっては上の子の退園は大問題。同じ保育園に再入園ができない場合には、新たな保育園を探さなければなりません。
「育休退園により退園を余儀なくされ、その後復職が出来なくなってしまった」
「子どもが急に退園させられて悲しんでいる」
働くお母さんたちの間では、そんな声も上がっています。

育休退園後の保活

育休退園となってしまった場合、復職までに保活(保育園に入園するための活動)をする必要があります。保活をする場合には、復職をした際の働き方もポイントとなります。
例えば、フルタイムで働くのであればいくつか条件に合う保育園をピックアップして役所で入園希望の手続きをします。
一方、育休が終わってから時短勤務やパートになる場合には一時保育を利用するという手もあります。

産休・育休に入るにあたっての保育園の手続き

産休・育休に入るにあたっての保育園の手続き
続いては、産休・育休に入る場合に必要となる保育園の手続き方法についてご説明します。
うっかり手続きを忘れて保育園の利用を続けられなくなってしまった、なんてことのないようにしっかりと確認しておきましょう。

引き続き保育園に預ける場合の申請方法

まずは、2人目の産休・育休中に継続して保育園に預ける場合の申請方法です。
この場合には、提出する必要書類が複数必要となります。
書類は自治体により異なりますが、主に以下のような書類が必要となります。

  • 家庭状況届
  • 支給認定証申請内容変更届
  • 産前産後休暇・育児休業届
  • 母子健康手帳の写し

などなど、書類の用意だけでもなかなか大変です。書類の提出漏れがないように、時間があるときに少しずつ用意しておきましょう。
提出する時期や場所は自治体や保育園によるため、不明な場合にはホームページや電話等で事前に確認しておくと安心です。

退園する場合の申請方法

続いては、産休や育休に伴い退園する場合の申請方法です。こちらは預け続ける場合よりも簡単な手続きになります。
基本的には退所届を提出すれば、手続きは完了です。
退所届には理由を記載する欄がある場合もありますが、簡易的な内容で大丈夫です。
注意しなければいけないことは、届け出を忘れないようにすること。
忘れてしまうと保育料が発生してしまうので、退園を決めたら自治体のルールに則って退園手続きを行いましょう。

育休中も上の子を保育園に預ける例

育休中も上の子を保育園に預ける例
育休中にも上の子を預け続ける場合、メリットだけでなくデメリットを感じる場合もあります。ではいったいどのようなメリット・デメリットがあるのか、それぞれご紹介していきましょう。

メリット

保育園に預ける大きなメリットが、体の負担を軽減できることです。
出産直後は1~2時間おきに授乳が必要となるため寝不足になりがち。そのため上の子の面倒を見ながら、下の子の面倒を見るのが難しいと感じるお母さんも多いでしょう。
こんなとき保育園で上の子を見てもらえれば、日中にお母さんも体を休めることができますよね。さらに、下の子と2人の時間を作ることもできます。
また、上の子を預けていると二人目も同じ保育園に入れやすくなるともいわれています。そのため、育休期間が終わった時に復職までスムーズに移行することができるのです。

デメリット

続いては、デメリットについてです。
保育園の利用には多くのメリットがありますが、一方で上の子と接する時間が少なくなるというデメリットもあります。上の子の年齢や性別、性格によっては「下の子ばかり可愛がってる!」と不満や寂しさを感じる場合もあるでしょう。
心理面でいえば、保護者自身にも負担がかかる場合があります。
というのも保育園に預けている人の多くは仕事をしているため、「休職中なのに保育園を利用してる」と噂されてしまう可能性があるためです。
こうした噂を気にする必要はありませんが、精神的に参ってしまう人もいるかもしれません。
また、心理面だけでなく保育料が発生するという金銭面でのデメリットもあります。産休・育休中は給付金が出ても通常の収入よりは額が下がるため、出費が痛手となる場合もあるでしょう。

体験談

では実際に、保育園に上の子を預けていた方々はどのような経験をしたのでしょうか?
いくつか体験談をご紹介していきます。

「保育園があるから3人の子どもと会えた」

1つ目の体験談は、3人の子を持つお母さんのものです。
こちらのお母さんは預けられる親戚が近くにいないため、夫婦二人三脚で育児をされていたそうです。そんな状況でも3人の子どもを産んだのは、保育園があったからとのこと。
保育園に預けられたからこそかけがえのない3人の子ども達と会えたことが、育休中に預けられたことの大きなメリットだそうです。

「一緒にいたいけれど働くために必要」

2つ目の体験談は、2人目を育休しているお母さんのものです。
こちらのお母さんは待機児童が多い、いわゆる激戦区に住んでいるそうです。一度保育園を退園してしまうと、その後の再入園は難しいとのこと。そのため、そのまま預け続けることにより復職がしやすい状態にしました。
一人目を預けたのはまだ子どもが0歳の時で、本当は離れたくなかったのだとか。
復職をしやすいというメリットをとったものの、一方で子供と離れているのがさびしいというデメリットも感じているようですね。

「長男に泣かれて決意が揺らいだ」

最後にご紹介する体験談は、1年後の復職を決めていたお母さんのものです。
お母さんの妊娠中、2歳前の長男はすっかり赤ちゃん返りをしてしまったそうです。
保育園に連れて行くと大号泣し、帰ってきてからは癇癪を起こす毎日。その様子を見ていることがとても辛く、1度は保育園を退園しようかと悩んだそうです。
しかし保育園の先生にアドバイスを受け、通園を続けながら長男と向き合い続けました。その結果、時間はかかったもののお母さんが妊娠・出産する前のように保育園を楽しむようになったのだとか。
子どもに泣いてすがられると、親としては辛いものですよね。そんな辛さを乗り越えた結果、その後の復職がしやすかったというメリットを感じられたそうです。

育休に入り保育園を退園する例

育休に入り保育園を退園する例
では、育休に伴って保育園を退園した場合はどうなのでしょうか?こちらもメリット・デメリットについてご紹介していきます。

メリット

退園することによるメリットの1つが、子どもと一緒にいられることです。下の子も乳児であれば睡眠時間も長く、その間上の子との時間を作りやすくなります。
また、子どもたちの準備や送り迎えなど保育園に行くための用意が必要ないのもメリットですね。
とくに自転車で保育園まで送っていた場合には、乳児を連れていくのは大変です。この場合には事故のリスクを軽減できることも大きなメリットでしょう。

デメリット

メリットも多い育休中の退園ですが、もちろんデメリットもあります。
ここまでにも何度かお伝えしましたが、退園後の再入園は難しいため復職がしにくくなります。
また、上の子が活発で落ち着きがないタイプですと寝不足でも休むことができない、と身体的な負担を感じる場合もあるでしょう。
産後の本調子ではない状態でそうした日々が続くと、精神的に参ってしまう可能性もあります。この場合には、一時保育や行政への相談などをおすすめします。

体験談

最後に、保育園を育休に伴い退園した方の体験談をご紹介します。これから2人目を計画されている方、妊娠中で今後の通園をどうしようかお悩みの方はこちらの体験談もご参考ください。

「保育料との兼ね合いで退園」

1つ目の体験談は、パートで働いているお母さんのものです。
田舎住まいだそうですが、それでも保育園に入れるのはなかなか難しいとのこと。とくに上の子の年齢である三歳児は入園希望者が多いため、できることなら預け続けたかったそうです。
しかし、パート勤めで育休手当も高くない…。そんな状態なので仕方なく育休中は退園されたそうです。
運よく二人とも再入園させられることができたようですが、もしもできなければ復職は難しかったでしょう。3人目も検討しているようですが、以上のことから上の子たちが大きくなってからと考えているようです。

「メリットも考えてみた」

2つ目の体験談は、1歳の長男を退園させたというお母さんのものです。
こちらも経済的な事情により退園を検討していたとのこと。しかし、それよりも決定打となったのが長男との時間を作りたいと考えたことだったそうです。
長男が保育園を嫌がっていたそぶりもあったことから、退園によるメリットが大きいと考えたのだとか。
その後1年近くお母さんのそばにいられたことで、その後復職をしたときにはスムーズに保育園に行けるようになったそうです。保育園嫌いが克服するという、思わぬ効果も得られたようですね。

「退園したからこその体験もあった」

最後の体験談は、上の子が2度退園した経験をもつお母さんのものです。
上の子が3歳の時に妊娠、出産をして1度退園。しかし、上の子からの強い希望で数か月後に再入園をしました。
これは下の子がいること、保育園に行かなくなったことなど環境の変化によるストレスが原因ではないかと感じたそうです。
その後、もう1度退園をした際には親子で積極的に外とのつながりを持つようにしました。そのおかげで、保育園に通っているときにはできないような体験ができたのだとか。
サークルへの参加や支援センターの活用など、子どもと過ごせるかけがえのない時間が得られたと感じたそうです。
退園後は大変なこともありますが、こうした体験談のようにメリットに目を向けられると少し気が楽になるかもしれませんね。]]>

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