産休に入る前、職場の人に「お菓子」を配り気遣いを見せることは必要でしょうか?
答えは「YES」です。
社会人として恥をかかないために、お菓子配りが必要な理由とオススメのお菓子について詳しく解説をしてきます。
目次
産休に入る前の挨拶としてお菓子は配るべき?
「産休」は従業員として当然の権利行使です。しかしながら、産休で抜けるとなると残さたメンバーはその穴埋めに奔走することになるので、苦労を掛けてしまうことには変わりありません。そのため、産休に入る前の挨拶として「お菓子」を配ることは必要だといえます。
最近では「産休のしわ寄せ」という言葉もあるようです。産休を利用するということは、職場復帰を前提にしているということでもあるのでしょう。ということは、産休に入る際には職場のメンバーを不快にさせることは避けるべきです。
産休の挨拶をすることは当然として、その際には「私がいない間、よろしくお願いします」という意味を形でわかりやすく表現する方法として、お菓子を配るのが妥当なのです。
お菓子であれば多くの人に配れますし、味の好みやアレルギー等は別としても基本的にお菓子をもらって困る人はいないでしょう。
産休前の挨拶に添えるお菓子選びの基準は?
さて、産休の挨拶としてお菓子を配るのは良いとしても、では、どんなお菓子でも良いのかといえば、そうではありません。産休の挨拶用のお菓子にも、当然ながら適切な選び方の基準というものがあるのです。
まずは「個包装になっているもの」です。個包装になっていないと、開封後にみんなで分けるのが大変になってしまいます。例えばバウムクーヘンであれば1本丸ごとではなく、カットして個包装されているものを選ぶ必要があるのです。 次に「奇をてらわない」ことです。
時折、こうしたギフトを奇抜なものにして相手を驚かせるという方法がありますが、産休の挨拶用ですから可能な限り定番のお菓子を選ぶことをおすすめします。
次に「安価なものを選ばない」ことです。配る人数によっては相応の数を用意しなければならないこともあるでしょうが、だからといって駄菓子レベルの安価なお菓子を渡したら相手を不快にさせる可能性があります。価格については後ほど詳しく解説しますが、ある程度のお値段のお菓子を選ぶようにしてください。
他にも「テレビで紹介されたお菓子やお店を選ぶ」ことです。バラエティ番組やニュース番組で取り上げられたお菓子やお店を選べば、話題性は十分でしょう。品質もある程度保証されているので、選ぶのに悩まずに済むというメリットもあります。
あと、できれば「賞味期限の長いもの」を選ぶと良いでしょう。すぐには食べられない人もいるでしょうから、それに配慮する必要があります。個数も渡す人数に合わせて、ある程度余裕を持たせることをおすすめします。
単価や予算はどれくらい?
先ほども触れましたが、贈るためのお菓子をあまりにも安上がりで済ませることは絶対に避けなければなりません。では、どれくらいの単価・予算でお菓子を選ぶべきなのでしょうか。
配る人数などにもよりますが、一般的に単価100円あたりが妥当だといえます。1人当たり100円であれば相応のクオリティのお菓子を選べますし、もらう側もあまり構えずに済みます。
ただし、配る人数が多いのであれば、数十円は単価を下げて予算を組んでも良いでしょう。
どこまでの人に渡せばいいの?得意先は?
産休の挨拶でお菓子を配るとして、では「どこ(誰)まで渡すのが一般的か?」という点が気になると思います。確かに、あまり関係の無い人に渡しても意味は薄いでしょうし、範囲を広げすぎるとお菓子を購入する予算が高額になってしまいます。
どこまでお菓子を渡すべきかは、所属する会社の規模などによって決めるべきでしょう。数十人ほどの小さいな規模の会社であれば、1人1人にお菓子を配るのが妥当です。会社の規模が大きい場合、自分が所属する部署にはできる限り1人1人に、あとは関連部署に箱詰めのお菓子を渡すのが妥当でしょう。
悩むのは「得意先」ではないでしょうか。仕事上、関係の深い得意先には関連部署に箱詰めのお菓子を配る必要があるかもしれません。ただし、これは上司と相談して決めることをおすすめします。
産休前の挨拶とお菓子を配るタイミングは?
次に、産休前の挨拶およびお菓子を配る「タイミング」について解説します。 産休前の挨拶は、できれば「産休に入る1か月前」と「産休直前の最後の出勤日」の2回行うのが良いでしょう。
これは、1度目は余裕をもって挨拶をしておき、2度目は産休の直前なので産休前の最後の挨拶として行います。 特に、余裕をもった1回目の挨拶は重要です。
なぜなら産休に入るということは妊娠しているということ、そんな妊婦さんの体調は急に激変することもあります。もし、産休直前の挨拶だけを予定してしまうと、その前に体調が急変して予定よりも早く長期休暇に入らざるを得なくなってしまうかもしれません。
もちろん、体調急変ということで周囲の人たちも事情を考えて悪く思うことは無いと思いますが、やはり挨拶できないことはあと腐れなく産休に入れなくなる可能性もあります。
では、お菓子を配るタイミングはどちらが良いのでしょうか。職場の繁忙期の問題もありますが、できれば産休直前の挨拶の時に渡すことをおすすめします。そのタイミングが職場の繁忙期に該当する場合、ある程度前倒しで渡しておくと良いでしょう。
得意先に挨拶およびお菓子を渡すタイミングには、さらにシビアになる必要があるかもしれません。そのあたりの問題も含めて、挨拶や配るタイミングは上司や同僚に相談しておくと良いかもしれません。
ベストなタイミングをアドバイスしてもらえれば、挨拶やお菓子を配るタイミングに悩まずに済みます。デリケートな妊娠中の体なのですから、心労は少しでも無くしておくべきでしょう。
産休の挨拶でおすすめのお菓子5選
最後に、産休の挨拶用としておすすめのお菓子を5つ紹介します。
動物のメッセージクッキー
1つ目は「動物のメッセージクッキー」です。
大きめのクッキーに「産休をいただきます」というメッセージと可愛らしい動物のイラストが描かれています。まさに産休用のお菓子として最適ですね。クッキーは個包装されているので、職場の人に配りやすい点もおすすめです。
1枚当たりの単価が200円なので予算的に厳しいと感じる可能性がある点は否めません。なお、このショップには他にも産休用のクッキーのバリエーションがありますので、興味がある人はそちらもチェックしてみてください。
メッセージマカロン
2つ目は「メッセージマカロン」です。
先ほどのメッセージクッキーと同じく「フォチェッタ」というお店が販売している、食用インクでメッセージをプリントしているマカロンです。味だけでなく食感も楽しむことができる全5種類のフレーバーのマカロンに、産休の挨拶をプリントしているギフトとなっています。
冷凍便で届けられるので日持ちするのも特徴です。こちらのお菓子は先ほどのクッキーよりも単価が高くなるので、産休の挨拶で配る必要がある人数が少なくて済む人におすすめです。
お礼用プチギフト ミニハートドットパイ
3つ目は「お礼用プチギフト ミニハートドットパイ」です。
手のひらサイズのボックスの中に、ハート形のドットパイが2枚入っているギフトです。この商品はデコシールとギフト用小分け袋に対応しているため、必要に応じて注文することができます。
予算的に見ても、大人数に配る用のお菓子として利用しやすいと思います。リボンのカラーはピンクとブラウンの2色なのですが、複数個購入する場合はほぼ同数になるように調整されるため、色の割合を指定することができない点に注意が必要です。
プチBOXハートクッキー
4つ目は「プチBOXハートクッキー 」です。
ボックスの中には、国産の手のひらサイズのハート形のクッキーが6枚入っています。さまざまなギフト用途に用いることができ、産休の挨拶用にも喜ばれるお菓子です。1個から大量購入まで幅広く対応してもらえるので、多い人数への挨拶用にも重宝します。
また、オリジナルメッセージのデコシールも対応してもらうことができます。ボックスは1辺が4~5.5センチサイズなので手のひらサイズ、ゆえに配りやすいのも特徴のお菓子です。
お配り用チョコロン
最後は「お配り用チョコロン」です。
くちどけの良い生チョコレートを、ふんわりとしたタルト生地で包んだハート形のお菓子です。カカオ含有率50%でミルクチョコレートを隠し味に使用したこのお菓子は、誰でも食べられるテイストに仕上がっています。
もちろん、個包装されているので配りやすいという点もおすすめです。バレンタイン用に人気のお菓子のようですが、会社などでのお配り用に重宝されています。25度以下で保管する必要がありますので、夏場にこのお菓子を選ぶ際には注意が必要です。
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