メルカリのシステムは早いもの勝ちなので、欲しければ購入ボタンを押すだけ、発送も自動発送通知が購入者に送られます。購入者は入金して商品が着いたら、受取コメントを入力すれば、取引は完了します。
コメントを使わなくても取引は完結しますが、人間同士のやり取りである以上、ちょっとしたコメントが取引の潤滑油にもなれば、トラブルの種にもなってしまいます。
人間性も現れてしまうコメントをどう使ったらいいかを考えてみましょう。
コメントの操作方法

メルカリのコメント入力操作は分かりやすく、操作については迷うことはないはずです。
コメントの入力操作
購入者側からコメントする場合は、商品ページから行います。


コメントを入力するページに移るための場所は2ヶ所あります。商品ページの上部にある「コメント」と下部にある「コメントする」をタップすることでコメント入力画面が開きます。画像はiPadですが、Android、iPhoneでも同じです。
コメントの通知
コメントがつくと出品した商品ページの「コメント」の横にコメントの数が表示されます。

返信の操作方法
「コメント」をタップするとついたコメントに対して返信できる状態になります。

赤枠が返信コメントの入力欄です。
コメントの修正・削除
コメントを削除する場合には、コメントが表示されている右横の「ゴミ箱」をタップします。

コメントの削除は可能ですが、修正することはできないので、新たに訂正のコメントを入れることになります。
コメントを削除した場合は、形跡が残ります。

メルカリの操作全般については以下をご覧ください。
メルカリの知識は以下をご覧ください。
コメントをする際の配慮やマナー

他人同士のしかもテキストメッセージでのやり取りです。アプリの注意書きにある通り、配慮を欠いたコメントはトラブルの種になりかねません。出品者にとって購入者はお客様であること、購入者は出品者にとってたくさんのお客のなかのひとりであるということを意識することが大切です。互いに丁寧なやり取りすることが、スムーズで気持ちのより取引につながります。
出品者の場合
出品者側でコメントや取引メッセージを送る典型的なものは以下のようなケースがあります。
値下げ承諾
購入者からの値下げの打診に対して、OKであれば承諾する内容のコメントをして、商品編集画面から値段を変更するだけです。値段の変更をするだけという人もいるようです。
メルカリは早いもの勝ちルールなのでコメントのやり取りで交渉した人以外の人が、値段を下げたタイミングで購入ボタンを押す、いわゆる横取りが発生する可能性があります。
交渉した人にとっては不愉快なことなので、コメントで購入者(先に購入ボタンを押した人)優先という内容を一言入れておくことで、横取りされた人の不快感を緩和できることもあります。
値下げ拒否
値下げは売れる可能性を高める要素であること、交渉してきた人は見込み客のひとりであることを前提に、丁寧な断り方をすることが重要です。
値下げするつもりがなければ、出品の段階で商品説明にその旨を記載しておいたほうがスムーズです。
常識を外れた値下げ要求であった場合でも、不快感を示すようなコメントをするよりは、丁寧な言葉でハッキリと断ったほうが、無用な反感を買わずに済みます。
発送が遅れる時
遅れることがわかった時点で時間を置かずに連絡することが最も大切なことです。 発送遅れは出品者側の落ち度であるため、謝罪の言葉をコメントすること、理由やいつまでに発送するかを伝えること伝えましょう。
時間が空いたり、配慮の欠いたコメントをするとトラブルや低評価につながります。
2日以内に一度、取引メッセージのやり取りがあればキャンセルボタンは出てこないので、購入者が遅れることを了承していれば問題ありません。
発送時 ゆうゆうメルカリ便自動発送
ゆうゆうメルカリ便は窓口で発送手続きを行ってから、データが反映されるまで時間がかかかります。出品者側で発送後に「発送通知ボタン」を押しても、「発送待ち」と表示されすぐには反映されません。
購入者側の画面にも「発送待ち」の状態が長く表示されるため戸惑うケースがありますが、時間が経てば解消します。
発送手続きが済んだ時点でコメントで発送したことを知らせるのが親切です。
未払い・支払い待ち
取引の流れのなかで支払いがあるかどうかは重要な部分であり、期限を守らない人は問題ありと判断して、コメントでやり取りすることなくすぐにキャンセルする人もいるようです。
即買いの場合などであれば、あえてコメントで問い合わせるような形にするより、キャンセルしたしまったほうが後のトラブルも防げます。
コメントを送る場合は、新たに設定する期限まで支払いがなければキャンセルすることを知らせたほうがいいでしょう。
購入者側で出品者からのメッセージを待って入金する人もいるので、購入されたらお礼のメッセージを送る人が多いようです。
評価がつかない
メルカリガイドには受取評価がない場合の対応の仕方についての案内が記載されています。受取評価がない場合は以下の状況が考えられます。
- 商品を受け取っていない
- 購入者が商品の状態を確認していない
- 商品に不備がある
- 自動で取引が完了されない
メルカリ側では配送日数の目安を5日、メルカリ便の場合は10日としています。この間は購入者に商品が届いていない可能性があります。
また、自動で取引が完了となるのは発送通知から9日後の13時です。
発送通知から8日経っており、購入者側の最後の取引メッセージから3日過ぎると、購入者に受取評価依頼のフォームが自動で表示されます。
購入者による受取評価の入力がない場合は、出品者側に取引完了の表示がなされ出品者が同意すれば、その時点で取引が完了し入金されます。
購入者が手元にある商品を確認していない可能性もあるので、取引メッセージで一報を入れたほうがよいでしょう。
商品に不備があるケースは出品者と購入者の話し合いになります。メルカリでは返品不可を禁じているので、両者の話し合いの上で「取引完了」か「返品・キャンセル」のどちらかを選択することになります。
「メルカリボックス」の「出品」にまつわるFAQについては以下をご覧ください。
購入者の場合
購入希望
早いもの勝ちのシステムでは購入意思があれば購入ボタンを押せば済むことなので、購入希望コメントは実質的に意味はないと言えます。特に出品者に問い合わせる内容でなければ不要です。
出品者によっては独自ルールを設けていて、コメントを要求している人もいるのでプロフィールや商品説明に目を通してから購入ボタンを押したほうがいいでしょう。
値下げ交渉
値下げ交渉はフリマの醍醐味でもありますが、全ての出品者が値下げを快く思わない人もいることは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
出品者にお願いする立場なので、丁寧な申し入れのほうが検討してもらう余地が出てくる可能性が高いことは確かです。
相場や値ごろ感もあるので、あまりに都合の良い値下げ要求は出品者側の心象も悪くなります。
購入時 支払い前 支払い後
出品者によっては入金確認後に発送する人もいるので、購入時点で入金予定を知らせるメッセージを送るのが親切ですし、常識的な行動です。支払い後も確認の意味でメッセージを送れば、取引のステップを踏んでいることが明確になります。
在庫確認
以前は二重出品は禁じられていましたが、現在は違反行為でなくなっています。複数のフリマに出品しているユーザーも多く、購入したら在庫がなかったというケースもあり得ます。
出品から時間が経っている場合、商品そのものの品質や状態が変化している可能性もあるので、不安な場合は確認してから購入するのも有効です。
二重出品で在庫がないケースは違反行為ではないといっても出品者側の責任になので、購入ボタンを押して在庫がなく購入できない場合は、悪い評価をつけなければならないこともあります。
商品未着
出品者側の「評価がつかない」で述べた通り、一定の日数が経過すると受取評価依頼が購入者に表示されますが、その時点で商品が未着の場合は「問い合わせ」から事務局へ商品未着を伝え対応を依頼します。
評価コメント
「良い」「普通」「悪い」のボタン評価の下にコメント入力欄があります。一言コメント程度で済ませる方が多いようです。
購入にまつわるFAQは以下をご覧ください。
メルカリのトラブル防止については以下の記事もご覧ください。
この記事の情報は2019/10/25時点のものです。
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