メルカリを利用していると必ず『コメント』を使う人が多いはずです。
出品者であれば購入希望者への質問に対して回答をすることで売れる率も上がると言われています。
逆に、購入希望者は出品者に質問をすることで、安心安全商品に対しての疑問などを解消できることで、購入する意思を出品者へ示すことができます。
ではそのメルカリのコメントの仕組みや使い方を紹介していきます。
目次
メルカリとは?

株式会社メルカリがサービスを運営しているフリマアプリの名称です。
かんたんに売り買いができて、あんしん・あんぜんなお取引ができるフリマアプリになります。
カンタンステップで出品ができ、購入もボタン1回で終えることができます。
【出品のステップ】
- 売りたい商品を撮影
- 商品説明を入れる
- 出品完了
【購入のステップ】
- 『購入手続き」をタップ
- 支払い方法を選ぶ
- 商品購入完了
以上のように3つのステップ(操作は2つ)で完了になります。
会員費用や月額会費などはかかりません。また、出品時や購入時にかかる手数料は0円になります。商品が売れた場合商品金額の10%が手数料になります。
アプリダウンロードはこちらから
メルカリのコメント機能とは?

メルカリのコメント機能は、商品紹介画面の説明欄下にチャット形式になっている機能です。
その商品に対してのやり取りは全員見ることができます。
そして大まかにいくつかの使い方に分けられます。
【出品者側】
- 購入希望者への質問に対して回答ができる。
- 商品の説明不足を補える。
- 購入までの流れをスムーズに行える。
- メルカリルールを用いる場合に必要。
【購入希望者】
- 出品者へ商品の質問をすることができる。
- 購入までの流れをスムーズに行える。
- メルカリルールを用いる場合に必要。
コメント機能というと、メルカリを使ったことがない人は難しく感じますが、カンタンにいうとチャットみたいなものです。
メルカリルールとありますが、これは◯◯様専用という形で他の方へ購入を阻止する狙いがあります。
例えば、靴が欲しい場合に出品者Aさんと購入希望者Bさんとで、コメント機能を用いてお話をしているとします。出品者Aさんと購入希望者Bさんとで話がまとまりました。
そこに購入希望者Cさんが返事もせず、やり取りだけ見ていたのですが、購入ボタンを押す行為になります。
出品者Aさんからすれば、売れたので特に問題はないですが購入希望者Bさんからしたら問題になりますね。なのでそういった話をしている時に購入をなるべくしないようにしましょうというのがメルカリルールです。
なお、このルールは違反対象にはなりません。あくまでマナーになるので守らなくても問題はないです。ただ、出品者が合意するかは別です。
そして、コメント機能を使う前に、『いいね』を押しておくとアプリを再度立ち上げた時にわかりやすくなりますよ。
コメント機能は、欲しい商品に対して何か質問があるなら、その商品の下にコメント欄があるので、そこに記入し、出品者の回答を待ちましょう。
メルカリのコメント機能の使い方
メルカリのコメント機能の使い方について説明します。
メルカリのコメント機能は先ほど伝えた通り、無用なコメントは控えるようにするのが鉄則です。
まず、商品画面の出品者情報の下に「コメントをする」があるので、これをタップするとコメント入力の画面になります。入力が終わったら、「送信」で出品者にコメントが届きます。出品者がコメントをする場合も、やり方は同じです。
購入希望者からコメントがくると、画面の上にあるベルのマーク(お知らせマーク)に通知が来ます。
これは出品者であっても購入希望者であっても同じです。たとえば、『購入希望者Aさん』がコメントした場合、出品者側には『購入希望者Aさんが「出品商品名」にコメントしました。』と通知が来ます。
メルカリを開いていなくてもスマホのバッジと通知にも来ますので安心です。
コメントの内容は、商品画面で確認ができます。新着コメントが一番上に表示され、コメントをした人でなくても内容を見ることができます。
送信前に確認をする
メルカリのコメントに限らずですが、必ず返信前に確認をしましょう。
誤字脱字や個人情報の記載があるかなどです。また、コメントの内容次第では、相手の気分を害するようなことを書いていないかチェックしましょう。
相手からのコメントが良くない場合、それに追従して返信もキツイ言葉になってしまいがちですが、ここは冷静になって、丸くおさまるようにした方がいいでしょう。もしくは無視をするというのも得策です。
泥沼化してしまうと、お互いに気持ちが良くありませんし、他のユーザーにも見られていますとそれだけで『この出品している人から買うのはやめよう』と思われてしまいます。
メルカリのコメント機能の削除方法
コメントの数が多くなるという場合がたまにあります。
その場合、過去の質問や画面が見づらくなったり、どう考えても不要だと思うようなものも出てきますが、そういうときには、削除をしておきましょう。出品者であれば、コメントの削除ができます。
コメントを見ると、ゴミ箱マークが出ています。これをタップすると、削除することができます。
ただし、「出品者がコメントを削除しました」という内容が残りますので、あまりにも多い場合は「何かあったのか?」と不審に思う方もいると思いますので気をつけてください。
特定の人へのコメント方法
特定の人へのコメントですが、メルカリのコメント機能には特定の人へのコメントはできません。
ですので、出品者ごとにやり方が様々です。
一般的には
- >>◯◯様へ
- ◯◯さんへ
- ↓
という形で特定の人へ返信をしています。
もちろん何も指定していない方もいますが、なるべく◯◯さんへという形で返信をしてあげましょう。
こんなトラブルには気をつけよう!

ここまで、メルカリのコメント機能について説明をしました。
基本的には両者ともメリットのある機能ですが、当然話をしていますので、トラブルもつきものです。
例えばいくつかあるので紹介します。
コメントの横取り
これは冒頭の『メルカリルール』になります。
両者でコメントをしている最中に購入をする。専用として再出品する話の前に購入をしてしまうなどです。また、出品者に化けてコメントをいたずらする人もいます。
トラブルの中では少ない事例ですが、いくつか件数があるので気をつけましょう。
コメントの無視
不快なコメントをした場合に出品者は当然無視をすることはできますが、逆に購入希望者が質問をしているのに出品者が、コメントの回答をしないというのもトラブルになります。
もちろん、通知がこなくて忘れていたというパターンもありますが、大きなトラブルまでは発展することはないです。
なるべく連絡が来たら返すようにしましょう。
コメント逃げ
コメントの無視に近い行為ですが、こちらは『購入の意思を示している』状態でメルカリルールを採用するかしないか、購入をするとほぼ決まった状態で、購入希望者が購入をしないというイタズラです。
もちろん購入をしなくても問題にはなりませんが、出品者からしたら良い迷惑ですよね。
この行為自体も良くはないですが、トラブルに発展することはないと思います。
コメントの例文

コメント機能を使う場合大抵の人はチャットのように返信をする形ですが、例文などがあればトラブルも回避ができるかもしれません。
一部例文として使えるものを紹介しますので参考にしてください。
出品者側の例文
場面やその流れのシーンによって例文は当てはまることはないかもしれませんが、ある程度どのように返せば良いのかを教えます。
価格が決まった場合
◯◯様へ。コメントありがとうございます。1,000円で購入をお願いします。只今、価格を変更いたしましたので早めにお手続きをして頂ければと思います。
値下げ交渉の場合
◯◯様へ。コメントありがとうございます。1,200円まででしたら値下げが可能ですがいかがでしょうか? ご検討をよろしくお願いいたします。
出品者側が問題がない場合は前向きなコメントをするようにしましょう。
では、次に拒否をする場合です。値段などの交渉をされた場合に断る例文になります。
値下げ交渉不可
◯◯様へ。コメントありがとうございます。大変申し訳ございませんが、商品を出品したばかりで今は値下げは考えておりません。
低姿勢で返事をすることで相手方も納得してくれる場合があります。出品者側はこれ以上下げられない。説明文に「値下げ交渉不可」と書いているのになんで聞いてくるの?と逆ギレせずに丁寧に返しましょう。
次に在庫や購入したいと言われた場合のコメントになります。
購入したいので在庫があるか確認
◯◯様へ。コメントありがとうございます。在庫はありますので、いつでも購入が可能です。どうぞよろしくお願いいたします。
出品してから1週間程度であれば在庫の確認のコメントをする人はいないでしょうが、メルカリで出品して半年以上経過しているもので、コメントをして購入意思を示す方は念の為在庫があるか確認する場合があります。
購入者側の例文
次に、購入者側の例文を紹介します。
出品者側と違って例文というものはないに等しいですが、ニュアンスとしては同じなので参考にしてください。
商品が届いた場合
商品が届いて良かったです。非常にスムーズに取引ができました。今後、購入する機会がありましたらよろしくお願いいたします。
値下げ交渉をする場合
はじめまして、商品を拝見させていただきすごく気に入っています。購入を考えているのですが予算の都合上、300円程値下げは可能でしょうか?ご無理を言って申し訳ございませんが、よろしく願いいたします。
このように値下げ交渉をする場合は、『丁寧に』『低姿勢で』『低額値下げ』の3Tをモットーにしましょう。
例えば5,000円の商品に対して1,000円の値引きは妥当ではないです。
出品者側はこれに手数料と送料が入るので約1,000円ほど引かれます。つまり手取りが4,000円になるのでそれを踏まえて値引き交渉をしたほうがいいでしょう。
ざっと体感的には出品者側の善意であれば100円〜300円程度であれば値引き交渉は成立すると思います。
そして、その値引き交渉が成立した場合のコメントはこうなります。
値引き交渉が成立した場合
ご無理を言って値下げしていただきありがとうございます。そちらの金額で購入させていただきますのでよろしくお願い致します。変更後すぐに手続きをさせていただきます。
いいね!数が多い商品は横やりが入るので随時チェックして購入をしましょう。
メルカリのコメント機能はうまく利用しよう!

いかがでしたか?
メルカリのコメント機能はうまく使えば、出品者側、購入者側共にメリットがあります。正しく使うことを意識するようにしましょう。
もちろん、トラブルの発展元もこのコメント機能ですが、そういうトラブルにならない様に日頃からコメント機能を上手に使うことが必要になります。
記事内の情報は2019/11/24時点のものです。
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