メルカリでペナルティを課せられると、一定期間アプリを利用できなくなったり、最悪完全にアプリを利用できなくなることがあります。どんなことをするとペナルティになるのか?またペナルティにならないようにするにはどうしたらいいのか?メルカリ利用ユーザーは、しっかりとチェックしておきましょう。
目次
メルカリにはペナルティがある

基本的には利用規約に違反するとペナルティを課せられます。
ペナルティは違反内容により異なり、軽いものであれば警告や数日の利用停止。重い場合は強制退会や無期限の利用停止になることも…。
ペナルティの流れ

実際にペナルティを受けることになった場合、どのような流れでペナルティが執行されるのか解説します。
基本的に何も警告なしにすぐペナルティが課せられることはありません。
しかし何度も違反している悪質なユーザーの場合は、即ペナルティになることがあります。
通知警告
規約違反をしてしまうと、まずは運営から警告が送られてきます。
事務局から「重要」と記載されている連絡は警告であることが多いです。
例えば、出品物に問題があった場合(著作権違反など)警告に従い、すぐに出品物を削除すればペナルティにはなりません。
しかしそのまま出品を続けたり、警告を無視した場合はペナルティが課せられます。
ペナルティ執行
ペナルティの種類は大きく分けて4つです。
- 出品物の一時停止・削除
- 短期間の利用停止
- 無期限利用停止
- 強制退会
この中でも一番気を付けなければいけないのが、強制退会です。
よほどのことがない限り強制退会になることはありませんが、強制退会になると売上金も没収されてしまいます。
ペナルティ解除
無期限利用停止と強制退会を除き、他のペナルティは待っていれば解除されます。
ただし出品物に問題があった場合、ペナルティが解除されたからといって再度出品してはいけません。
再度出品すると、前回よりも重いペナルティにるでしょう。
短期間利用停止の場合、内容により利用停止期間は変わります。
- 3時間
- 12時間
- 24時間
- 2日間
- 3日間
- 1週間
ペナルティとなる違反内容

ペナルティとなる違反内容は大きく分けて3つです。
- 取引に関する違反
- 配送に関する違反
- 出品に関する違反
またこの3つの中には分類されない違反もあるので、「その他」として下記で詳しい内容を解説します。
取引
取引に関する違反内容は8つです。
- メルカリで定められている以外の決済方法を促す
- 架空の取引での利用
- 商品到着前の受取評価
- 商品の売買が目的ではない取引
- 出品者本人や親族が購入
- 交換
- メルカリで購入したものの転売
- 禁止されている出品物だと知りながらの取引
上記のような取引を交渉されたり、見かけた場合はすぐに事務局に連絡しましょう。
配送
配送に関する違反内容は5つです。
- 送料込で出品した商品を着払いで発送
- 配送の宛先を郵便局留めにする
- 商品の手渡しの強要
- 支払いする前に出品者に発送を依頼
- 海外から商品を配送(海外への発送)
配送に関しての違反内容は、基本的に出品者、落札者のどちらかが損する内容が多いです。
相手のことを考えた取引をしていれば、違反することはないでしょう。
出品
出品に関しての違反内容は10つです。
- 法令上許可・届出・免許等が必要なものを許可や免許なく出品
- 実物の状態がわからない画像を掲載
- 手元にない商品の出品
- 宣伝や探し物
- 代理出品
- オークション形式の出品
- 1つの出品で複数商品を掲載
- 返品に応じないことを記載
- 虚偽の情報を記載
- 他ユーザーの写真や文章などの無断使用
出品に関しての規約は多いですが、『フリマ』を理解した上で使用していれば、違反になることはありません。
その他
その他に関しては、業者やユーザー間のトラブルで起こることが多いです。
- メルカリを使った外部サービスへの誘導
- 誹謗中傷などの迷惑行為
- ネットワークビジネスなどの勧誘
- 性的発言や要求
- 個人の特定
- メルカリが提供しているインターフェイス以外のツールを利用すること
- 多重登録
- 法令に違反する行為
- 差別的な発言や行為
この他にも運営側で不適切と判断される行為は、違反者としてペナルティを課せられることがあります。
ペナルティに関する不満も多い

ペナルティは悪質なユーザーを排除するために設けられているものですが、中にはペナルティに関して不満を感じているユーザーもいます。
他にもユーザー間のトラブルで、非常識ユーザーにペナルティがつかなかったり、反対に相手に通報されたり…など、納得いかないペナルティ内容も多いです。
ペナルティを受けないためには?

意図せずにペナルティを課せられてしまうこともあるので、メルカリの利用は注意しなければいけません。
ペナルティを課せられないために、どのようにメルカリを使えばいいのか解説します。
取引相手と円滑な取引を心掛ける
取引相手に通報されることも、ペナルティの一因です。
購入前のコメントのやり取り、取引後の物品のやり取りなどを気を付けないと、非常識なユーザーとして通報される可能性があります。
取引相手とは、コミュニケーションをとりながら、円滑な取引を心掛けましょう。
利用規約をよく読む
違反内容はメルカリアプリ内の「メルカリ利用規約」に記載されています。
「メルカリ利用規約」ではわかりにくい場合は「禁止されている行為」のページを見れば全て記載されているので、しっかり確認しましょう。
出品・購入の際によく確認する
出品、購入する際には規約に違反していない商品か前もってチェックしましょう。
よくわからないまま出品して、違反になってしまう可能性もあります。
気を付けなければいけないのが、人気アーティストやキャラクターのハンドメイドグッズの出品。
ハンドメイドであっても、版権を持たない場合は違反となります。
利用規約をよく読みペナルティーを回避

メルカリを利用する際にはしっかりと規約を読んで使用してください。気軽に出品、落札ができるので、つい自由に感じてしまいますが決して無法地帯ではありません。
ペナルティーが重なると2度と使えなくなることもあるので、注意して使いましょう。
記事内の情報は2019/10/29時点のものです
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