ミニマリストは病気の一種?病的か否かのボーダーについて解説

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コラム

最小限のものでシンプルに暮らす人をミニマリストといいます。

自由でストレスフリーな人生にするための手段としてミニマリストを選ぶ人も多いようですが、一方で病気の症状の1種ではないかという噂もあります。

今回は、そんなミニマリストと病気との見分け方やボーダーラインについて解説します。

ミニマリストは病気って本当?

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ミニマリストという言葉を耳にしたことがある方は少なくないでしょう。
しかし、その実態に関しては詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

詳しく知らないことが原因で、「ミニマリストは病気なんでしょう?」という噂もあります。

噂の審議に関して、順を追って解説していきましょう。

ミニマリストの基本を知る

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病気か否かを知るためには、まずはミニマリストについて知る必要があります。

そもそもミニマリストとはどういう意味なのか、どのような効果があるのかなどの基本からご説明します。

語源は『ミニマル』

そもそもミニマリストは、英語で「限りなく少ない」を意味するミニマルが語源となっています。

不要なものはとにかく捨て、持たざる暮らしを楽しむ。
それがミニマリストの特徴です

不要なものの定義

ではミニマリストにとって不要なものとはなんなのでしょうか?

その定義に関しては、厳密に決められているわけではありません。
ただし、多くのミニマリストは以下のような条件に当てはまった場合に不要なものと判断することが多いようです。

  • 1年以上使用していないもの
  • 今後使用する予定が全くない、あるいは使う気がないもの
  • 捨てても今後困ることがないもの
  •  

こうした持ち物に関しては、不要なものとして処分してしまいます。
極端にいえば、「今後持っていたとしても意味がないものはさっさと捨ててしまおう」という考えなのです。

ミニマリストの目的

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このように、ミニマリストはものを持たない暮らしを選択しています。

不要なものはとにかく捨て、持たざる暮らしを楽しむ。
それがミニマリストの特徴です。

では、なぜミニマリストはものを捨てるのでしょうか?

その暮らし方はシンプルライフともいわれ、余計なことに縛られない自由な生き方ができることを目的としています。

このようにミニマリストにとって不用品の処分はポジティブに生きるための手段であり、マイナスである病気とは正反対にいるといって良いでしょう。

病気の可能性があるミニマリストとは

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以上のように、ミニマリストという生き方自体は病気ではありません。

ただしミニマリストとして活動している方の中には、病気が関係している方がいないわけではありません。

では、病気の可能性があるミニマリストの方にはどのような特徴があるのでしょうか?

不便を感じてもものを捨てる

特徴のひとつが、ものを捨て過ぎてしまうことです。

明らかにこれから使うものなのに、そこにあることが煩わしくて捨ててしまう。
物が増えるとイライラして、家財道具からなにから捨ててしまう。

そんな症状が見られたら病気を疑ってみましょう。

ミニマリストはあくまで不要なものを処分し、少なくても必要なものはとって暮らしています。
日常に不便を感じるような状態は、ミニマリストとしての暮らし方からは逸脱しているといえるでしょう。

妄信的である

ミニマリストとしての生き方に妄信的になっている場合も注意が必要です。

友人や知人などにミニマリストとしての生き方を説き、自分と同じように行動するよう強制しようとする行為などは妄信的で病的と考えられます。

ミニマリストはものに執着するのではなく、先ほどもお伝えしたように自由に生きるための手段です。
ものを処分すること自体に執着するようになってしまっては、本末転倒もいいところでしょう。

罪悪感や恐怖がある

ミニマリストとして行動しながら、その反面でそうした行動に罪悪感や恐怖を抱いている場合も病気の可能性があります。

処分することを止めたいのに、自分の力では止められない。

これは一種の依存症といえるでしょう。
ものを捨ててもスッキリするどころか、心がざわつくような気分や調子が悪くなる場合には病気の可能性を考えた方が良いでしょう。

家族の意見を聞かない

ミニマリストの方は家の中をスッキリとさせて、余裕のある部屋作りを望む方も多いかと思います。
一人暮らしであれば好きにできる部屋のレイアウトも、同居家族がいればそうはいかないでしょう。

そんなとき、家族が嫌がっているのにとにかく自分の処分したいものを捨ててしまう行為。
これは、ミニマリストとして正常な状態とはいえません。

ミニマリストはあくまで自分が前向きに生きるためであり、他者を蔑ろにしてはならないのです。

症状からみる病気

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以上のような症状がみられた場合には、精神的な病気が隠れている可能性があります。

身に覚えのある方は以下の内容を参考に、必要があれば心療内科等の受診を検討しましょう。

うつ病

憂鬱な気分が長く続き、やる気など気力が起こらないのであればうつ病の可能性があります。

うつ病というと動き回ることができない、というイメージがありますが急に大掃除を始める場合もあります。
この行動の裏には「すっきりとしたい気持ち」だけでなく、「死んでしまいたい」という自殺願望が隠れている場合があります。

うつ病になり自殺をしようとする方の中には、「人に迷惑をかけないようにしなければ…」と考えている方も多くいます。
そうした考えから、自分が死んだ後の手続き等が楽になるようにと身辺整理をしようとするのです。

今後使うはずであろうもの、思い出の品々など捨てがたいものをどんどん捨て始めた場合には注意しましょう。

強迫性障害

強迫性障害は、とくに理由もないのに急き立てられるような不安感を感じるのが特徴です。

イメージとしてとらえやすいのは、家の鍵。
玄関の鍵をかけてドアノブを回して確認したにも関わらず、「やっぱり閉まっていないのでは?」と根拠のない不安を感じます。
そして、居ても立ってもいられずに家に戻り、実際に鍵が閉まっていることを確認してやっと安心できるのです。

人間だれしも多少の不安を抱くことはありますが、強迫性障害の場合は上記のように外出先でも自宅に戻ってしまうなど日常に支障をきたすほどの不安感を感じます。

ものを処分するという行為も、「捨てなければ悪いことが起きるのでは?」という漠然とした恐怖心からものを捨て続けてしまう場合があります。

強迫性障害の方はこうした不安感の他に、自傷行為や依存症、摂食障害などを併発する場合があります。

ミニマリスト=病気ではない

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ミニマリストがイコール病気であるか、という質問に対しての答えはNOです。

ものを捨てるという行為は、ミニマリストにおいてはあくまで自由に生きるという目標を得るための過程です。
反対に、病気の場合にはものを捨てること自体が安心感に直結することも多いそう。

以上のことから、ミニマリストか病気なのかのボーダーラインは目指すゴールが前向きなのか、それとも後ろ向きなのかで変わると考えてよいでしょう。

これからミニマリストを始めたい、自由な暮らしを楽しみたいという方は恐れることなくぜひミニマリストとしての第一歩を踏み出してみてくださいね。

ミニマリストの考え方やメリットなど詳しくは、以下のページでも紹介しているのでぜひご一読ください。

持ち物は最小限、ミニマリストの考え方や部屋の状態って?

執筆日:2019/06/02

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