ものを持たないミニマリストにとって、財布の種類や中身もシンプルにしたいところ。
実際にミニマリストとして暮らしている人々は、どのような財布を持ち、使っているのでしょうか?
今回はなかなか聞けない財布事情についてご紹介します。
目次
なかなか聞けないミニマリストの財布事情

ミニマリストの方は量より質を大事にしています。
そんな彼らにとって、財布とはどのように扱うべきものなのか調べてみました。
財布以外のミニマリストの持ち物については、以下のページも参考にしてみてくださいね。
ミニマリストの財布の中身が知りたい

ミニマリストの財布の中身はとにかくシンプル!
ではどのようにシンプルな中身にしているのか、その方法を詳しくご説明します。
余計なものは一切入れない
余計なものを持たないミニマリストの方は、財布の中にも不要なものは入れません。
たとえば、ポイントカードの類。
普段なかなか行かない店のカードを入れっぱなしにしていると、どんどん溜まっていってしまいます。
ふと気がついた時には財布がパンパン、なんてことも少なくありません。
そんなときは思い切ってポイントカードを処分してしまいましょう。
代わりに、ポイントが貯められるスマホのアプリを使えばポイントを無駄にすることがありません。
アプリがなく、どうしてもポイントを捨てたくない。
そんな方は、買い物を行くときにだけカードを持っていくようにして普段はカード入れに入れて家に置いておくと財布がすっきりしますよ。
また、小銭は貯金箱に移すか銀行でお札に両替してもらえば嵩張らずに済みます。
必要なものを厳選する
ミニマリストの方は小さめサイズの財布をお持ちの場合も多いでしょう。
小さな財布にものを納めるためには、必要なものを厳選しなければなりません。
前述のポイントカードをはじめ、使っていないクレジットカードなどは元から入れておかないようにしましょう。
ミニマリストの方々が財布に入れていることが多いのが、以下の5種類です。
- 紙幣
- 硬貨
- クレジットカード(普段使いするもの1枚)
- 保険証
- 電子マネー
上記のうち、クレジットカードと電子マネーが一体型であればさらに財布の中がスッキリします。
ちなみに、運転をされる方は免許証を忘れないようにしてくださいね。
レシートは当日中に処理する
買い物をしたあとのレシートは、家計簿をつけるときの必需品。
しかし、財布に入れたままにしているとどんどん溜まってしまいます。
レシートは受け取った当日中に家計簿に記入し、記入後はそのまま処分しましょう。
ミニマリストに選ばれている財布5選

ミニマリストの方々に人気の財布を5つご紹介します。
手軽に持っていきやすいコンパクトな財布が目白押しなので、ぜひご覧ください。
日本製のコンパクト財布『薄い財布 abrAsus』

多くのミニマリストから支持を受けているのが、薄い財布abrAsusです。
基本情報
薄い財布 abrAsus(アブラサス)はさまざまな種類の財布、カードケース、マネークリップなどを発売しているSUPER CLASSICの商品です。
コンパクトな商品が多いSUPER CLASSICはミニマリストの方におすすめのブランド。
2013年、2014年と連続でグッドデザイン賞も受賞しており、受賞した作品のひとつが薄い財布 abrAsusです。
おすすめポイント
こちらの商品の特徴は、なんといってもその薄さにあります。
通常、革製の財布は素材自体に厚みが出ます。
一方、abrAsusの場合は製品化する際に革が重なる枚数を限りなく薄くしています。
その差は一般的な財布が10~20枚、abrAsusが4~5枚と、なんと約1/5となっています。
さらに、嵩張りがちな硬貨が紙幣と重ならないように設計されているため財布全体の薄さもバッチリ。
取り出しやすさはもちろん、鍵が入る収納ポケットや名刺も入る大きめのカード収納はビジネス面でも活躍します。
後ろポケットにもしっかり納まる『piastra』

ジーンズを履く機会が多い方には、薄くて丈夫なpiastra(ピアストラ)がおすすめです。
基本情報
piastraはm+(エムピウ)の商品で、『板』という意味があるイタリア語です。
その名のとおり、ジーンズなどの後ろポケットに入れても嵩張らないほどの薄さとなっています。
見た目にはそこそこの大きさに見えますが、ポケットに入れるとピッタリのサイズなのでうっかり落としてしまうという心配がありません。
薄くてもカードは5~6枚としっかり収納できるので、保険証やクレジットカードなどの必要なものは身に着けておくことができますよ。
反面、コイン入れは小さく硬貨の収納枚数が少ないため小銭を持ち歩かないという方におすすめです。
おすすめポイント
ミニマリストの方にとって使いやすさはもちろん、不要なものを手にしないために気に入ったものを選ぶことができるのも重要なポイントです。
その点、piastraはカラーの種類が豊富なので男女問わず似合う商品を選ぶことができます。
長年使い続けられる『Note Sleeve Wallet』
長期間使い続けてもクオリティが下がらない財布をお探しなら、Note Sleeve Walletがおすすめです。
基本情報
Note Sleeve Walletは、オーストラリアのブランドbellroy(ベルロイ)から発売されています。
2トーンカラーのシンプルな見た目に、持ち運びしやすい薄さと軽さが特徴。
小銭入れは小さいものの、紙幣を折りたたまずに入れることができる設計となっています。
カードの収納枚数は11枚と多く、現金よりもカードを使うことが多い方におすすめ。
使われている革はエコレザー認定を受けており、環境にも人にも優しい製品となっています。
おすすめポイント
ミニマリストの方は、同じものを長く使いたいと考える方も多いでしょう。
そんな方におすすめの財布が、Note Sleeve Walletです。
その理由は、経年劣化がしにくくビンテージ感が出やすい素材だから。
年月が経つごとに深みを増していく革は、製品に味が出てくるため長年同じものを使い続けるミニマリストの方にピッタリです。
財布を育てる、そんな気持ちで使ってみたい製品ですね。
硬貨もしっかり収納『Coin Fold Wallet』
現金支払いをメインにしていると、どうしても小銭が増えがち。
薄い財布は硬貨が小さいものも多く、お困りのミニマリストの方も少なくないでしょう。
そこでおすすめなのがCoin Fold Walletです。
基本情報
Coin Fold Walletは、先ほどご紹介したNote Sleeve Walletと同じbellroyの商品です。
Note Sleeve Walletとの違いは小銭入れの部分に余裕があること。
取り出ししやすく、スリムでフラットなシルエットはミニマリスト好み。
一方でカードの収納枚数は8枚とやや少なくなります。
カード払いは好まないけれど、財布はコンパクトが良いというミニマリストの望みを叶えてくれますよ。
おすすめポイント
こちらの製品のおすすめポイントは、小銭入れの大きさだけではありません。
シンプルでスリムなCoin Fold Walletは、長年持ち続けても飽きがこないシルエット。
壊れにくい加工を施し、ストレスフリーに使える設計となっているため毎日の外出にぜひ持っていきたくなる製品です。
機能性とデザイン性の両立『ペケーニョ』
機能性だけでなくデザイン性も追求したい。
そんなミニマリストの方にはペケーニョがおすすめです。
基本情報
ペケーニョはQUATRO GATS(クアトロガッツ)という大阪のメーカーから発売されています。
QUATRO GATSでは『小さいふ。』という名刺サイズの財布を多数発売しており、ペケーニョも同ブランドの商品です。
収納サイズはカードが6枚、小銭が20~30枚、お札が20枚程度となっています。
これだけの収納力がありながらも、名刺とほぼ同サイズという小ささ。
後ろポケットにはもちろん、シャツの胸ポケットにもしっかりと入れることができますよ。
基本的な川は栃木レザー製ですが、特殊ペイント革には別社の本革を使用しています。
おすすめポイント
こちらのおすすめポイントは種類の豊富さです。
革製品、さらに小さいサイズの財布となると似たような見た目のものが多いでしょう。
しかし、QUATRO GATSでは一般的な単色や2トーンカラーの柄以外にも50をゆうに超える柄が用意されています(非売品・生産終了品含む)。
柄の種類はホルスタインやレース、星空などの特徴的なものが多数。
なかには、手塚治虫さんや楳図かずおさんの作品などさまざまなアーティストとのコラボ商品も発売しています。
執筆日:2019/06/02
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