光回線の終端装置とは?モデムやルーターとの違いを分かりやすく解説!

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光回線のことを調べていると終端装置という言葉を聞くことがありますよね。光回線について詳しくないと何に使うものなのか、モデムやルーターとの違いが分からない人も多いでしょう。

この記事では終端装置はどんな装置で、どんな役割があるのかやモデムやルーターとは何が違うのか分かりやすく説明していきます。初めて聞いた言葉で何も分からない人にも伝わるように説明するのでぜひご覧ください。

この記事を読んで分かること
  • 光回線の終端装置は光信号とデジタル信号を相互変換する役割を持つ!
  • 光回線の終端装置は回線事業者から無料レンタルで手に入れる!
  • 終端装置とルーターの無料レンタル可能な光回線は3つある!

光回線の終端装置とは

光回線の終端装置の図解

光回線の終端装置はONU(Optical Network Unit)と言われる装置のことです。終端装置はインターネットに接続するときに必ず使用するもので、光回線を契約時に回線事業者から送られてきます。終端装置の役割は、光信号とデジタル信号を相互変換することです。

光回線を契約すると、電柱やマンションの共有部分から部屋に光回線を引き込み「光コンセント」を設置します。光コンセントから直接パソコンやルーターを接続しても、光信号のためパソコンは認識できません。つまりインターネットに接続できないのです。

終端装置を光コンセントと接続して、その後終端装置とパソコンやルーターを接続することで光信号がデジタル信号に変換されてインターネットに接続できるようになります。

にっしー

にっしー

かなり分かりにくい装置ですが、インターネットに接続するために欠かせない役割を持った装置だと覚えておくと良いでしょう。

終端装置・モデム・ルーターの違い

終端装置の役割は何となく分かったけれど、モデムやルーターとの違いがいまいち分からない人も多いのではないでしょうか。終端装置とモデム、ルーターの簡単な違いは以下のとおりです。

  • 終端装置は光信号とデジタル信号を相互変換する装置
  • モデムはアナログ信号とデジタル信号を相互変換する装置
  • ルーターは複数の機器をインターネットに接続する装置

ここからは終端装置とモデムやルーターとの違いを分かりやすく説明していくので見ていきましょう。

モデムはアナログ信号をデジタル信号に変換する装置

昔からインターネット回線を契約していた人はモデムの方が聞き慣れているかもしれません。終端装置とモデムは非常に似た役割を持つ装置です。

終端装置は光信号とデジタル信号を相互変換する装置ですが、モデムはアナログ信号とデジタル信号を相互変換する装置です。

光回線が普及する前はADSLやケーブルテレビ回線が一般的でしたが、これらの回線を利用するときにモデムは使われます。

また、光回線の場合でもVDSL方式が採用されているマンションの場合は、VDSLモデムを使用します。

つまり、光回線のときは終端装置を使い、ADSLやケーブルテレビ回線のときはモデムを利用すると覚えておきましょう。

ルーターは複数の端末をインターネットに接続する機器

終端装置とルーターは、どちらも光コンセントの間に設置する装置ですが、役割は全く違います。

終端装置とパソコンを直接接続することで、インターネットへの接続は可能ですが、この接続方法だとパソコンしかインターネットに接続できません。

スマホやタブレットなどで無線接続しようと思っても、終端装置とパソコンを接続しただけでは不可能なのです。ですが、終端装置とルーターを接続してからパソコンに接続することで、パソコンだけでなくスマホやタブレットなどの端末でもインターネット接続が可能になります。

2021年2月現在、スマホやタブレットなどの端末を使う機会は非常に増えています。スマホやタブレットなどの端末でWi-Fi接続を行うときにはルーターが必須のため覚えておきましょう。

ただし、終端装置によってはルーター機能が内蔵されていることがあります。ルーター機能が内蔵された終端装置のことをホームゲートウェイと言いますが、ホームゲートウェイがあればルーターを別途用意しなくてもスマホやタブレットなどのWi-Fi接続が可能です。

ですが、ホームゲートウェイだけでは接続台数が足らない場合や、通信速度に不満がある場合などは別途ルーターを用意する必要があるため注意しましょう。

光回線の終端装置の入手方法

終端装置は回線事業者からレンタルすることが一般的なので、購入することはありません。ですが、先ほど説明したルーター機能が内蔵されたホームゲートウェイをレンタルする場合は、月額料金が発生することがあります。

ホームゲートウェイのみのレンタルだと有料になることがありますが、ひかり電話などのオプションに加入することで無料になることがほとんどです。ただし、無線LAN機能の利用や無線LANカードの利用などで月額料金は異なるため、契約時に確認しておきましょう。

また、終端装置は無料で入手できますが、ルーターは基本的に別途購入しなければいけません。ホームゲートウェイさえあれば問題ない人ならルーターを購入しなくても良いですが、ホームゲートウェイではなく終端装置をレンタルする場合はルーターを購入しましょう。

ただし、契約する光回線やプロバイダによっては、ルーターが無料レンタルできることがあります。そのため、ルーターを持っていない人やルーターが古くなってきている人は、無料レンタル可能な光回線を選ぶと良いでしょう。

終端装置とルーターの2つが無料の光回線

ここからは、インターネットに接続するときに必須の終端装置と複数の端末をインターネットに接続するときに必須のルーターの両方が無料の光回線を3つ紹介していきます。今回紹介する光回線は以下の3つです。

  • docomo光(GMOとくとくBB)
  • So-net光
  • NURO光

それぞれの月額料金や開催中のキャンペーンなどを紹介して行くので見ていきましょう。

docomo光(GMOとくとくBB)

docomo光はフレッツ光の回線を利用した光コラボレーションの光回線です。docomoスマホとのセット割引があるため、docomoスマホを利用している人におすすめできます。そんなdocomo光の月額料金は以下のとおりです。

プラン月額料金ルーターレンタル料
戸建て5,200円無料
マンション4,000円無料

参考:GMOとくとくBB × ドコモ光

docomo光は複数のプロバイダが選べますが、GMOとくとくBBを選ぶことでルーターが無料でレンタルできます。また、他にも以下のキャンペーンが開催中です。

  • 20,000円キャッシュバック(ひかりTV for docomo2年割 + DAZN for docomoを申し込み)
  • 2,000pt dポイントプレゼント(1ギガ2年定期契約プランの申し込み)
  • 工事費18,000円無料

20,000円キャッシュバックや工事費無料キャンペーンが開催中のため、docomoスマホを利用している人はdocomo光をおすすめします。

So-net光プラス

So-net光プラスはフレッツ光の回線を利用した光コラボレーションの光回線です。So-net光プラスでは、auスマホとのセット割引が用意されているため、auユーザーにSo-net光プラスをおすすめします。So-net光プラスの月額料金は以下のとおりです。

プラン月額料金ルーターレンタル料
戸建て1~2年目3,480円
2年目以降5,580円
無料
マンション1~2年目2,480円
2年目以降4,480円
無料

参考:So-net光プラス

So-net光プラスは戸建てプランでもマンションプランでも2年目までは安い月額料金で利用できます。ですが、2年目以降は月額料金が高くなってしまうため注意しましょう。また、So-net光プラスに申し込むときに同時にルーターレンタルを申し込まないと無料にならないため気を付けてください。

  • 工事費実質無料
  • 月額料金2年間割引
  • インターネットセキュリティ無料
  • 訪問設定サポート無料
  • オプションサービス1年間無料

ルーターレンタル無料以外のキャンペーンは上記になります。So-net光プラスの工事費実質無料キャンペーンは、分割払いした工事費分の割引を毎月受ける形のため、途中で解約すると残債を一括で支払わなければいけません。工事費が完全無料のキャンペーンではないため注意してください。

NURO光

NURO光は、docomo光やSo-net光プラスとは異なり、光コラボレーションではなく独自回線の光回線です。そのため、通信速度が速く人気が高くなっています。また、ソフトバンクスマホとのセット割引があるため、ソフトバンクスマホを使っている人におすすめです。

プラン月額料金ルーターレンタル料
(ルーター機能付き終端装置)
戸建て4,743円無料
マンション1,900~2,500円無料

参考:NURO光

NURO光の月額料金は上記になります。NURO光ではルーター機能付き終端装置がレンタル可能です。ルーター機能が備わった1台となるため、複数の機器を設置する必要がない分置き場所にも困りません。また、他にも以下のキャンペーンを開催しています。

  • 工事費実質無料
  • インターネットセキュリティ無料
  • 最大45,000円キャッシュバック
  • 1年間月額料金980円に割引

非常にお得なキャンペーンが開催されているNURO光ですが、独自回線を利用しているため選べるエリアが狭くなっています。2021年2月現在、NURO光が開通済みのエリアは以下のとおりです。

エリア
北海道・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・
茨城県・栃木県・群馬県・ 愛知県・静岡県・岐阜県・
三重県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・
福岡県・佐賀県(一部エリアを除く)

上記以外のエリアではNURO光を選べないため、事前にNURO光が開通済みか確認してください。NURO光の提供エリアは「NURO光サービスご提供エリア」から確認できるため、一度見ておきましょう。

光回線の終端装置が遅いときの対策方法

光回線を使っていて通信速度が遅いと感じたときは終端装置を確認してみましょう。終端装置にはランプがついており、どのランプが点灯しているかで状態を確認できます。

ランプの種類ランプの状態意味
認証消灯準備中または故障中
認証緑に点灯正常
UNI消灯終端装置とルーターやパソコンが未接続
UNI緑に点灯正常
光回線消灯光回線と終端装置が未接続
光回線緑に点灯正常
光回線オレンジに点灯準備中または故障中
光回線オレンジに点滅ファームウェアダウンロード中
電源消灯電源が入っていない
電源緑に点灯正常
電源赤に点灯故障
電源赤に点滅ファームウェアダウンロード完了

終端装置のランプがすべて緑に点灯している場合は、終端装置が原因の可能性は低くなります。ですが、終端装置のランプが赤やオレンジに点灯している場合は、不具合が発生している可能性があるため、以下の3つの方法を試してみましょう。

  • 終端装置を再起動する
  • 終端装置の置き場所を変える
  • 回線事業者に確認する

それぞれやり方を解説していくのでご覧ください。

終端装置を再起動する

終端装置に不具合が発生している場合、再起動することで正常な動作に戻ることがあります。そのため、以下の手順で終端装置を再起動してみてください。

  1. 終端装置やルーター、パソコンなど通信機器の電源をすべて切る
  2. ルーターに接続していた場合は外して終端装置とパソコンを直接繋げる
  3. 終端装置の電源を入れ直して完全に起動するまで待つ
  4. 終端装置が起動後パソコンを起動してインターネットに正常に繋がるか確認する

上記の方法で終端装置の不具合が解消されるか試してみましょう。

終端装置の置き場所を変える

終端装置をルーターに接続して無線Wi-Fiでインターネットに接続している場合は、終端装置の置き場所を変えることでインターネットに繋がりやすくなることがあります。終端装置やWi-Fiルーターは床に置いてしまうと、障害物の影響を受けて通信速度が低下する理由になってしまいます。

そのため、机の上などに終端装置とWi-Fiルーターを置いてみましょう。また電子レンジなどの近くに置くと、電波が干渉してしまうため、他の無線機器から距離を置いて設置してください。

回線事業者に確認する

終端装置の再起動や置き場所を変えても改善されない場合は、終端装置が故障している可能性があります。そのため、契約中の回線事業者に問い合わせてみましょう。主な回線事業者の問い合わせ先は以下のとおりです。

回線事業者問い合わせ窓口
docomo光0120-800-000
(9時~20時)
auひかり0077-7076
(9時~23時)
So-net光プラス0120-80-7761
(9時~18時)
NURO光0120-300-260
(9時~18時)
ソフトバンク光0800-111-2009
(9時~18時)

上記の中に契約中の回線事業者が見つからなかった場合は、マイページなどを確認すると問い合わせ窓口が確認できるため見てみましょう。また、自分が原因で終端装置が故障していた場合は、弁償しなければいけないことがあります。

回線事業者や機器によって費用は変わりますが、5,000~10,000円程度発生することがあるため注意しましょう。

まとめ

この記事では光回線の終端装置の役割や、モデムやルーターとの違いを説明してきました。最後におさらいすると、終端装置は光信号とデジタル信号を相互変換する役割を持っています。モデムは近い役割を持っていますが、ルーターとは全く違う役割を持っているため、勘違いしないように注意しましょう。

終端装置が故障すると、インターネットに接続できなくなるため、故障しないように注意して扱ってくださいね。また、不具合が起こった場合は再起動や置き場所を変えてみて、直るか確認してみましょう。

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