自分でTシャツをデザインしてノーリスクで販売する方法を解説!

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コラム

オリジナルグッズの制作において、昔から根強い人気のある『オリジナルTシャツ』ですが、現在ではネットサービスの普及により初心者でも簡単にデザイン、販売が行えるようになりました。趣味、副業または、Tシャツ屋さんに転職など、サービスを上手に使いこなせれば、様々な可能性が見えてくるかもしれません。

Tシャツデザイン・販売の副業は儲かるのか?

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出典元:123RF 

Tシャツデザイン・販売を副業にした場合、はたして十分な利益は出るのでしょうか。例えば、制作にかけるコストを抑えたり、適切な宣伝を行って販路を確保することで、利益率をあげることは可能です。
そこでまずは、オリジナルTシャツの作り方から解説していきます。

デザイン・制作・販売の流れ

Tシャツを作るのに使用するツールにもよりますが、基本的な流れを説明します。

デザインする

まずはTシャツのプリント柄をデザインします。正面にA4サイズのプリント範囲を設けている業者がほとんどですが、正面と背面の全面プリント可能な『総柄Tシャツ』や、二の腕のワンポイントなどに対応しているサービスもあります。
デザインは jpg、pngの他、Adobe Illustrator、Photoshopなどで入稿できる場合もあります。使用するサービスに対応する拡張子はあらかじめ確認してからデザイン制作に取り掛かりましょう。
またデザインの前に、利用する業者のプリント可能範囲、Tシャツのボディ色を決めてからデザインに取り掛かるのが最もスムーズでしょう。後述しますが、プリントの技法も様々あり、使用するインクの色数によってコストが上がる技法も存在しますので注意が必要です。

制作する

実際にデザインをTシャツとして形にするには、いくつか方法があります。
ひとつは、Web上のデザインツールを利用してデータをツール上で拡大縮小して配置するパターンです。SUZURI、BASE、オリジナルプリントなど、多くのサービスがWeb上でのデザインツールを提供しています。この場合、Web上でデザインが完成するため、大量の在庫を抱えなくて済むというメリットがあります。
また、シルクスクリーンというテキスタイル向けの版画技法を使って、自分で印刷するという手段もあります。この場合、手元で行う作業のため細かい調整が可能ですが、マシンやインク、Tシャツそのものの在庫を抱える必要があり、気軽に始めるには向かない方法かもしれません。

販売する

多くのTシャツデザインサービスが、Web上で制作したTシャツを販売できるECサイトを兼ねています。ここで販売すると、すでにネームバリューのあるサイトで販売ができるため、あとは検索で見つけて気に入られれば購入してもらえます。自力でゼロから販売サイトを作るよりも、発送や宣伝の手間もなくお勧めです。売り上げから手数料は引かれますが、商品のデザイン・制作と通販サイトの運営を自力で行うことを考えれば手数料は必要経費と考えても良いのではないでしょうか。

オリジナルTシャツ販売の収入

オリジナルTシャツの収益は、売り上げ金額から制作コストをマイナスしたものです。Tシャツを作るのに必要なコストは、業者によってばらつきがありますが、デザイン印刷込みで1枚あたり1,000〜2,500円が相場です。また、Tシャツのボディ色が白であれば安価に抑えられる傾向があります。さらに、ECサイトを持たない『印刷業者』の場合、同じデザインの大量注文で1枚あたりのコストが抑えられることもあります。
あまりにも安い値段でオリジナルTシャツを販売してしまうと、たとえ売れても手元に利益が残らない、といったことになり兼ねません。収入を得るためには、制作コストに取り分をきちんとプラスして計算し、販売価格に見合ったデザインを制作することが大切です。

オリジナルTシャツ販売のメリット・デメリット

メリット

  • 自分だけのオリジナルTシャツが作れる
  • サービスを利用すれば負担額ゼロでデザインできる
  • 気軽にブランドを持つことができる
  • 売れれば利益がでる
  •  

自分の思うままにTシャツをデザインできて、それを気に入った人が購入し使ってくれる、オリジナルブランドに憧れる人にとって、このシステムそのものがメリットといえるでしょう。普通ブランドを持つとなれば、店舗の家賃をはじめとするまとまった予算が必須です。しかし、オリジナルTシャツのネット販売であればリスクなくブランドを展開することができます。

デメリット

  • デザインに時間をかけても売れないことがある
  • デザインを外注した場合、コストが上がって既製品に勝てない
  • Web上で完結させる場合、届いた実物がイメージと異なることがある
  •  

販売するという目的であれば、買ってもらえるデザインのTシャツを作る必要があります。時間をかけて、自分にとって最高のTシャツを制作しても、誰にも買われないこともあるということは、悲しいですが理解しておくべきでしょう。
また、いざ販売してみたら「実物が思っていたのと違う」ということもあります。余裕があれば1点、自分でサンプルとして取り寄せてみて、実物を確認することをお勧めします。

Tシャツデザイン・販売のコツと注意点

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Tシャツデザインの流れについてお伝えしてきましたが、うまく販売するコツはあるのでしょうか。きちんと購買層について下調べすることで、せっかくですから売れるオリジナルTシャツを目指しましょう。

ターゲットとなる年齢層・性別

まずは、自分がデザインしたTシャツはどんな人達が購入しそうか、または購入してほしい人達はどんなデザインを求めているかをはっきりさせましょう。若い女性向きに作るのか、成人男性向きに作るのかで色、デザイン、価格帯など全て変わってきます。

よく売れる色やサイズ

  • 若い女性 (ダスティカラーや黒、白など私服に馴染みやすい色。ワイドパンツに合わせやすいスリムな形や肩が落ちる大きめタイプ)
  • 成人男性 (白、黒、グレーなどの他に赤や黄色などの派手な色でも売れやすい。丈は長すぎず、胴回りはゆったりした着やすい厚めの生地)
  •  

ターゲットとなる層が絞り込めたら、その層の人達はどんな色や形のTシャツをよく着ているか、リサーチが必要です。たとえば、成人男性をターゲットにしながら、淡いグレーのスリムなTシャツを量産してしまえば、いくらデザインが良くても「グレーは汗が目立つし、ピチピチで動きづらそう」と購買にはつながりにくくなります。

作成するTシャツの数

利用するサービスによっては、同じデザインを大量に発注するほど1枚あたり安価になる場合もあります。しかしその場合、同じデザインのTシャツの在庫を抱えなくてはなりません。販路が確立されていれば問題ありませんが「売れるかわからないけど、安いからたくさん発注しよう!」という発想は、危険といえます。
Web上でのデザインツールとECサイトを兼ね備えたサービスの場合は、『インクジェット印刷』を採用している企業が多く、プリンターと同じシステムのため1枚から注文する事が可能です。注文を受けてから印刷をするので納期が数日かかることもありますが、都度必要な分だけ実物を発注すればよく、作り手の負担はほぼありません。

Tシャツデザイン・作成・販売におすすめのサイトやアプリ5

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1.【作成から販売まで】SNSと提携して流入を増やせる「BASE」

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出典元: BASE

BASE株式会社が運営する『BASE』は、登録店舗数 80万ショップ以上の巨大なネットショップサイトです。当初は5分でショップを簡単に作れる、というキャッチコピーの元登場したサービスでしたが、新たな機能がどんどん追加されており、Web上で使用できるデザインツールや、サイトのSEO対策をサポートしてくれるアプリケーションなども用意されています。

特徴1.Instagramなどと連携が可能でSNSから集客が簡単

BASEで制作したショップは、InstagramやFacebookページと連携させることが可能です。Instagramの投稿に商品ページをタグ付けし、タップするとBASEに飛ぶような設定もできるため、SNSから見込み客を獲得する手助けになります。ネットショップ運営で一番難しいのが新規顧客の集客と言えます。SNSと味方につけられるのは心強いですね。

特徴2.次々追加されるAppsでショップをより本格的に

BASEには『Apps』と呼ばれる追加機能がたくさんあります。配送日の指定や独自ドメインなど、まるで大手の通販ショップのような機能が無料で追加できます。ちなみにBASEでできるWeb上のTシャツデザインも、このAppsのひとつ『Tシャツ制作』から行えます。ブログ機能や顧客管理など、痒い所に手が届くサービスが次々追加されていておすすめです。

作成・販売にかかる費用

1枚あたりの原価送料他グッズの価格販売利益登録料
 2,052円〜自分で決められる  なし 販売価格を自分で決められる 無料

 

【公式】BASE

2.【作成から販売まで】キャンペーンが豊富で固定ファンが多い「SUZURI」

出典元: SUZURI

GMOペパボ株式会社が運営する『SUZURI』は、Web上のデザインツールを利用して制作したTシャツなどのグッズを、ボタンひとつで販売することが可能です。商品に対して、投票式のお気に入り機能があったりSUZURI運営によるピックアップなどサイト全体に活気のある印象で、たくさんのクリエイターが参加しています。

特徴1.季節ごとに行われる太っ腹なセールに注目

SUZURIでは、季節ごとに売れ筋のアイテムを割引するキャンペーンを頻繁に行っています。例えば夏のTシャツが売れる時期には、期間限定でTシャツ1,000円オフなど、攻めたキャンペーンが多い印象です。新しく追加されたアイテムのお試しセールなどもよく開催されています。もちろん、セール価格になっても作り手の販売利益に影響はなく、むしろセール中は商品の閲覧数が増えるチャンスと言えます。

特徴2.『トリブン』など利益がわかりやすいシステム

SUZURIでは、制作コストに『トリブン』と呼ばれる作り手の利益を上乗せすることで商品の価格を設定します。トリブンの設定は作り手が決めることができます。原価から利益3,000円の間で設定することができ「このTシャツを売っていくら得たいか」というとてもシンプルな価格システムが特徴です。もちろん原価に近い価格にすれば、予算の低いお客さんの目にも止まります。デザインごとにトリブンは設定できるので、低価格な客寄せ商品を用意するのもいいですね。

作成・販売にかかる費用

1枚あたりの原価送料他グッズの価格販売利益登録料
 2,080円〜 500円 スマホケース2,000円〜
トレーナー 3,000円〜
トリブンを0〜3,000円の範囲で設定 無料 

 

【公式】SUZURI

3.【作成から販売まで】ボディのデザインがおしゃれ「paintory」

出典元: paintory

株式会社paintoryが運営する『paintory』は、岡山県に本社を構えるカスタマイズウエアサービスです。あまり派手な宣伝をしておらず、まだ地名度は低いサービスですがボディのデザインや細部にこだわったシステムは非常にオススメできます。ショップの開設までサービス内で行えますが、サイト自体にSNSのような機能はないため宣伝は自力で行う必要があります。

特徴1.高品質でおしゃれなボディ

paintoryで取り扱っているアイテムは生地の品質が高く、デザインも流行に沿ったものが豊富です。ボディの形がおしゃれで、シンプルなデザインでもさまになりやすいため、Tシャツデザイン初心者にオススメのサービスのひとつです。ちなみにAppleとGoogleの両方からアプリが展開されているので、スマホからでも利用が可能です。

特徴2.ブランドタグをつけることが可能

通常、業者に発注すると別途料金がかかることの多いブランドタグですが、paintoryであれば追加料金なしで後ろの首元にブランドタグを入れることが可能です。ブランドロゴは用意されたフォントを使って、Webツール上で製作することも、自作のロゴデータを使用することもできます。ブランドロゴが入っているだけでもプレミア感が出ますので、ぜひ試してみてください。

作成・販売にかかる費用

1枚あたりの原価送料他グッズの価格販売利益登録料
 1,323円〜 500円 ロンT 1,815円〜利益率を商品ごとに自由に指定  無料

【公式】paintory

4.【作成】BASEとの連携が可能「canvath」

出典元: canvath

『canvath』はGMOペパボ株式会社が運営するネットショップオーナーのためのオリジナルグッズ制作サービスです。同会社が運営するSUZURIとの違いは、canvathの方がより制作に特化したサービスであるということです。また、canvathで制作したTシャツをBASEで販売する簡単なシステムが利用可能です。canvathは、ショップというよりもアトリエの要素が強いサービスです。

特徴1.BASEへの出品とBASEからの受注がスムーズ

canvathで制作したTシャツをはじめとするアイテムは、アカウントをBASEと連携させることでスムーズに受注、出品ができます。お客さんがcanvathから購入するのではなく、作り手が発注するというシステムが特徴で、アイテムは1点から発注ができます。そのため、注文が入ったら発注というスタイルをとれば在庫を抱えることなくリスクもコストも削減できます。

特徴2.豊富なアイテム!スマホケースや包装用の台紙まで

canvathでは、Tシャツはもちろんスマホケース、スライドミラーやラッピングペーパーなど、他サービスではなかなか見られないアイテムもオリジナルで制作することができます。また、商品を包装するときに使える台紙等もデザインして発注できるので、ラッピングペーパーと併せて販売する際に使えば徹底的なオリジナルブランドを演出することも可能です。Tシャツを作りたくて始めたデザインも、これだけ豊富なアイテムが揃っていれば色々と手を出したくなってしまうことでしょう。

作成・販売にかかる費用

1枚あたりの価格送料他グッズの価格販売利益登録料
 2,200円〜 無料 スマホケース 900円〜 作り手による発注のためなし 無料

【公式】canvath

5.【作成】ザ・業者といえる低コストがポイント「オリジナルプリント」

株式会社イージーマジックが運営する『オリジナルプリント』で扱うアイテム数は、1,500種類以上あります。あらゆるオリジナルグッズの制作が可能で、Tシャツのボディの種類も60種類以上から選択することが可能です。発送代行のオプションはありますが、オリジナルプリント自体にショップ機能はなく、あくまで印刷業者です。Web通販サイトなどの販売ルートは自分で開拓する必要があり、その分ハードルは上がりますが、アイテムの品揃え、プリント範囲の自由度などから既製品に負けないクオリティの作品を作りたい方にはオススメです。

オリジナルアイテムの販売については、こちらも参考にしてください。

ミンネを利用してハンドメイドを販売しよう!

特徴1.半袖Tシャツは60種類以上!長袖も25種類から選べる

オリジナルプリントでTシャツを制作する場合、60種類以上のパターンからボディを選ぶことができます。生地の厚みや素材、カラーも様々で、選択するボディに応じてコストが変わってきます。Tシャツ1枚あたりの原価が370円から用意されているため、利益を追求したい方にはオススメできます。例えば、低価格なボディにデザインし、大量発注すれば、他サービスで制作するよりもぐっとコストが抑えられます。

特徴2.プリント技法や範囲の自由度が高い

各サービスによって、デザインが印刷できるエリアが決められていることがほとんどです。しかし、オリジナルプリントでは基本の全面プリント以外にもバックプリント、腰や肩などへのワンポイントも制作可能です。また、プリントの方法も数種類あり、使用するインクそれに伴う効果がそれぞれ異なります。そのため、実現したいイメージやコストを考えながらデザインすることができます。

作成・販売にかかる費用

1枚あたりの価格送料他グッズの価格販売利益登録料
 370円〜 500円
6,000円以上で無料
 スマホケース 480円〜 作り手による発注のためなし 無料

 

【公式】オリジナルプリント

記事内の情報は2019/08/31時点のものです。

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