「海外で電話したら高額請求が来るって本当?」「海外で携帯を使いたいけど心配!」とお悩みの皆さん必見です。
今回は海外に携帯・スマホを持っていく時の注意点を「データ通信編」「通話編」「その他編」の3つにわけて説明していきます。
注意することをしらずに海外で携帯を使ってしまうと、後ほどとんでもないほど後悔することになるので要注意です。
目次
【データ通信編】海外に携帯・スマホを持っていく時の注意点

海外に携帯・スマホを持っていった場合に注意しないといけないのがデータ通信です。
帰国後に高額なデータ通信料が請求されないようにも詳しく見ていきましょう。
高額請求の恐れも?データローミングとは
データローミングとは海外などに行った時、契約している携帯会社の通信が使えない場合に、現地の通信を利用できるシステムのことです。
契約をしていない携帯会社の通信を利用するので、通常よりも高額な使用料金を取られることが多く、注意しておかないと日本に帰ってきた後に高額請求がくることもあります。
実際にあったデータローミングによる高額請求の例
旅行日数や、使用頻度、ケータイ会社、旅行先の国によりデータローミングの使用料金は変動します。
目安として、1日当たりの請求額は50,000円ほどです。
もし長期旅行で10日間も海外にいた場合は50万円を超える請求額が後日に送られてくるので注意しましょう。
このように高額なデータ通信使用料がくることを「パケ死」と呼びます。
「パケ死」で検索すると様々な高額請求例が出てくるのでチェックしてみるのも良いかもしれません。
事前に設定を変えて対策!
データローミングをオフにしておけば高額請求が来ることはありません。海外に飛び立つ前の空港、飛行機内で設定を変えておきましょう。
- ホーム画面の「設定」を開く
- 「モバイル通信」の項目を開く
- 「通信のオプション」の項目を開く
- 「データローミング」をオフに変更する
海外でデータ通信を利用する4つの方法

「データローミングをオフにしてしまったら携帯が使えないじゃないか!」とお悩みの方に、データローミングを使わなくてもデータ通信を使える方法を4つ紹介します。
それが以下の4つです。
- キャリアごとの海外データパックに申し込む
- 海外で使えるポケットwi-fiを利用する
- 海外で使えるSIMを利用する
- wi-fiがある場所でのみ利用する
それでは詳しく見ていきましょう。
1.キャリアごとの海外データパックに申し込む
キャリアごとにある海外専用のデータパックに申し込む方法があります。
利用方法
手続きの仕方は各キャリアのサイトにて行うことができます。ネットが使える地域もキャリアのプランによって様々なので、用途にあったプランを選択しましょう。
かかる費用
費用もキャリアのプランによって様々です。
プランや料金をまとめた記事がこちらになるので参考にしてください。
メリット
海外専用のデータパックのメリットは手続きが簡単な点です。
プランによっては事前の申し込みや手続きが不要ですぐに使えるものもあります。
デメリット
海外専用のデータパックのデメリットは現地にて設定を完了するのを忘れると、全く意味がなくなることです。
設定を忘れ、結局データローミングを使い、高額請求が来る場合もあります。
2.海外で使えるポケットwi-fiを利用する
最近で主流なのが海外で使用可能なポケットwi-fiを利用することです。
利用方法
基本的にWebページからの申し込みになります。
用途に応じて各種wi-fiのWebページで手続きをしましょう。こちらもメーカーによりネットが使える地域などが変わります。
かかる費用
費用もメーカーによって様々です。短期の申し込みや長期の申し込みなどによって値段も変わります。
プランや料金をまとめた記事がこちらになるので参考にしてください。
メリット
海外で使えるポケットwi-fiを利用するメリットは、キャリアのデータパックより料金が安く対応エリアも広いことです。
コスパが良いのが最近人気の理由になります。
デメリット
デメリットとしては荷物が多くなることでしょう。そこまで大きい荷物にはなりませんが、旅行においてはできるだけ身軽の方がです。
3.海外で使えるSIMを利用する
海外で使えるSIMカードを購入し、携帯に差し替える方法もあります。
利用方法
日本では家電量販店や通販サイト、空港などでSIMカードを購入することができます。
海外ではコンビニなどでも売っているので気軽に購入することができます。
旅行先として人気の国のSIMカードは日本で買えますが、あまりポピュラーではない国の場合は現地で手に入れるしかありません。
かかる費用
かかる費用もSIMカードにより様々です。
ですが日本で買うよりも現地で買った方が安く買えるので時間に余裕があれば現地で購入しましょう。
プランや料金をまとめた記事がこちらになるので参考にしてください。
メリット
渡航先の国内料金で使用することができるので、旅行先によって一番お得に携帯をつかうことができます。
デメリット
慣れないと設定が少し複雑な点と、現在キャリアで使っている電話番号が使えなくなることです。
4.wi-fiがある場所でのみ利用する
旅行先のフリーwi-fiスペースを活用する方法もあります。
利用方法
旅行先のフリーwi-fiスポットを探しましょう。そこでメールアドレスなどの情報を送信するとwi-fiが使えるようになります。
ホテルなどのフリーwi-fiの場合はパスワードが必要なので、フロントに聞きましょう。
かかる費用
費用は無料です。
メリット
お金がかからないことが最大のメリットでしょう。
デメリット
wi-fiスポットでしか携帯が使えないので不便ではあります。
【通話編】海外に携帯・スマホを持っていく際の注意点

海外で通話する場合にも注意がです。帰国後に高額な通話量が請求されないようにも詳しく見ていきましょう。
海外で通話をする3つの方法

「海外で電話したいけど、高額請求が怖くて電話ができない!」とお悩みの方に、海外で安心して通話できる方法を3つ紹介します。
1.LINE電話など通話アプリを利用する
LINE電話などの無料で使える通話アプリを使う方法があります。
利用方法
利用方法は普段のLINE通話と一緒です。
注意しないといけないのがデータローミングはオフにしておかないと通信量がかかってしまうので気をつけましょう。
かかる費用
無料アプリなので0円です。
メリット
メリットとしては普段から使い慣れているアプリなので安心して使えることです。
デメリット
デメリットとしては無料アプリということもあり、利用するwi-fi環境により、音声が悪くなったり、繋がりにくくなることでしょう。
2.各キャリアの海外通話パックに申し込む
キャリアごとに提供している海外通話パックに申し込む方法です。
利用方法
海外専用のデータパックに申し込む方法と一緒です。各キャリアのWebページから申し込みをしましょう。
かかる費用
海外通話パックに申し込むと国内料金と同じ金額で通話することができます。
申し込みの際にかかかる費用は各キャリアのプランごとで様々です。
メリット
キャリアの回線が使えるので安心して通話することができます。回線状況が良くストレスなく通話することができます。
デメリット
国際電話なので着信した場合にも通話料金がかかります。
3.海外で使えるSIMを利用する
海外で使える通話も可能なSIMカードを利用する方法もあります。
利用方法
日本では家電量販店や通販サイト、空港などでSIMカードを購入することができます。
海外ではコンビニなどでも売っているので気軽に購入することができます。
かかる費用
かかる費用もSIMカードにより様々です。
ですが日本で買うよりも現地で買った方が安く買えるので時間に余裕があれば現地で購入しましょう。
メリット
現地のキャリアを利用するので、現地同士での通話料金はかなり格安になります。
デメリット
日本と通話する場合だと高額になることがあります。
【その他】海外に携帯・スマホを持っていく際の注意点

海外で携帯・スマホを持っていく際の注意点として「データ通信」「通話」と見てきましたが、その他にも注意しないといけない点はいくつかあります。
海外に行く前にチェックしておきましょう。
充電器は使える?
日本と海外とではコンセントの電圧が違います。携帯の充電器が使えるか心配になる人も多いでしょう。
なので旅行先で充電器が使えるか下調べしておく必要があります。
充電器が使えるかチェック!
- 携帯の対応電圧を調べる
一番最初に自身が使用している携帯の対応電圧を調べましょう。最近の携帯は対応電圧の幅が広く100V-240Vまで対応が可能です。この場合は海外の電圧でも対応可能の場所が多く便利でしょう。
- 旅行先の電圧を調べる
もし携帯の対応電圧と旅行先の電圧が違う場合は変圧器を準備する必要があります。そこまで高いものではないので、念のために用意しておくのも1つの手です。
- プラグの形状を調べる
電圧は対応しているのに、プラグの形状が違うことで充電器が刺さらない場合もあります。その場合は変換プラグを購入して対応しましょう。
いつもの充電器が使えない時の対処法
変圧器と変換プラグさえあれば基本的に海外でも対処ができます。ですが海外でしか使わないものをわざわざ購入するのが嫌な人には「ポータブル充電器」をおすすめします。
一度充電しておくだけで、複数回も携帯の充電をマックスにできるので大変便利です。
盗難・紛失の際はどうすれば良い?
もしも携帯を海外で無くしてしまった場合の対処法もお伝えしておきます。
海外でのスマホ紛失に注意!
海外ではいつも以上に携帯を無くさないように気をつけましょう。
というのも日本人は狙われやすく、知らない間に携帯を盗まれていることも多々あるからです。
日本製のスマートフォンや、アイフォンは高く売れることもあり、常に狙われていると思っていいでしょう。
また財布に比べて危機意識が低いので、盗む側からするとかなり盗みやすいです。
紛失・盗難の際の対処法
どんなに注意をしていても無くしてしまう場合もあります。
その場合はまず最初に自身が契約している携帯会社と連絡をとり利用停止の手続きをとりましょう。携帯会社に紛失したことを伝えればスムーズに手続きしてくれます。その場ですぐに利用停止できるので安心です。
しかし利用停止の手続きをしないままだと、中身のデータを悪用される可能性があります。なので何より先に携帯が使えないようにしてください。
その次に現地の警察に紛失したことを伝えましょう。国によって対処の仕方は様々ですが、交番に届いていることも稀にあります。
事前の備えも大事
もし海外に行く場合は補償サービスに加入することをおすすめします。
もし携帯などの持ち物(バッグ、カメラ、時計、衣類、旅券等)が盗まれた場合に補償金が支払われます。補償金額はサービス内容により変わりますが、もしもの為のそなえとして良いでしょう。
また必ず携帯のデータはバックアップを取っておきましょう。
携帯の本体が盗まれるより今までのデータが無くなる方が痛手です。常日頃からバックアップを取る癖をつけておくと何か合った時に助かります。
記事内の情報は2019/09/27時点のものです。
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