全国に店舗を構えるイオンの『WAON』はさまざまな機能、サービスが目白押し。
世の中の主婦はもちろん学生からサラリーマン、老若男女問わずおすすめのカードです。
電子マネーとして、またはポイントを貯めるためだけでも使えるイオンのWAONについて徹底解説します。
目次
イオン株式会社が提供する『WAON』

白い犬のイラストがトレードマークのWAON。
イオン株式会社がこちらのサービスを開始したのは、2007年4月のこと。
イオングループの店舗をはじめ、吉野家やローソンなど対応店舗は日々拡大しています。
サービス開始から12年経った2019年4月には、47万カ所以上が対応店舗となりました。
WAONにはポイントカードタイプと電子マネータイプがありますが、今回は電子マネータイプについてを中心にご紹介します。
WAONの特徴

まずはじめに、WAONの特徴からご紹介します。
選べるチャージ方法
電子マネー型のWAONはチャージが可能です。
チャージの方法は以下の5種類。
種類 | チャージの方法 |
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現金 |
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クレジットカード |
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イオン銀行の口座 |
|
ポイント |
|
外貨 |
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※ WAONステーション、WAONチャージャーmini、イオン銀行ATM、Famiポート、モバイルWAONアプリ、WAONネットステーションが対応
これだけのチャージ方法があるのは、WAONのメリットでもあります。
外貨を電子マネー化できるので、海外旅行後の余った外貨も無駄なく交換することができますよ。
ポイントが貯めやすい
WAONで支払いをするとWAONポイントが貯まります。
イオンが提供しているWAONはイオンスーパーなどで使用することができるので、日常の買い物をするだけでもポイントを貯めることができますよ。
ポイントにはWAONポイントの他に電子マネーWAONポイントもあり、こちらは電子マネーで決済した場合にのみ付与されます。
また、WAONと提携している企業のポイントをWAONポイントに交換することも可能です。
提携先には三菱UFJやオリコ、JAL、りそなクラブなどがあります。
さまざまな企業で貯めたポイントをWAONに一括することができるので、ポイント管理にも役立ちます。
金額・ポイントの確認が楽
WAONの残高やポイントはモバイルWAONでも確認ができるため、自宅や外出先どこからでも簡単に調べることができます。
残高が不足しそうなときは事前に確認をしておき、必要であればモバイルWAONでチャージをすることも可能です。
ただし、モバイルWAONの利用はおさいふケータイ対応の携帯であることが前提条件となっていますのでご注意ください。
また、ポイントの確認だけであれば商品購入時のレシートにも記載されています。
今回貯まったポイント、使用したポイント、累計ポイントが記載されているので捨てる前にチェックしておきましょう。
以下のページには上記以外の金額・ポイントの確認方法について記載されているので、参考にしてくださいね。
ポイントが貯まるキャンペーン
各種キャンペーンにより多くのポイントをゲットできるチャンスがあるのも、WAONの特徴です。
指定店舗や特定の日にちに商品購入をすると、ポイント還元率がアップするキャンペーンはこれまでにも多数開催されています。
イオングループであれば、WAONで支払いの際はいつでもポイント2倍が適用されます。
そのほかにも、レシートを使ってポイントを貯めるレシータブルなどの取組みも行っています。
キャンペーン情報については、以下のページをチェックしましょう。
カードの種類が豊富
WAONには多種多様のカードが存在し、ちょっと他では見ないような種類まで用意されています。
他社との提携カード、キャッシュカード一体型、クレジットカード一体型などはもちろん、ご当地カードやJMB(JAL MILAGE BANK)カード、G・G(Grand.Generation)カードなど数多くの種類から自分に合うものを選ぶことができるのがWAONの強みです。
例えばG・Gカードは55歳以上の方のみが使用でき、こちらのカードのみ対応のキャンペーンやサービスなどを受けることができますよ。
各種カードについて

カードの種類が豊富なWAONカード。
最後にそれぞれのカードの特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。
WAONカード・WAONカードプラス
最もシンプルなのが、WAONカードとWAONカードプラスです。
こちらは基本的に店舗で買い物をした際のポイント(WAONポイント)を貯める目的で作られることが多く、クレジットカード機能はついていません。
WAONカードはポイントを貯める機能のみ、WAONカードプラスはポイントを貯める以外にオートチャージとクレジットチャージの機能がついています。
手軽に電子マネーを始めたいという方は、WAONカードプラスを選ぶと良いでしょう。
メリット
WAONカードは電子マネーを使用する場合には事前にチャージが必要となるため、使い過ぎ防止に適しています。
WAONカードプラスの場合は現在イオンカードを持っていて、新たにクレジットカードを作る予定がない方が手軽に電子マネーを使うことができるというメリットがあります。
デメリット
WAONカードとWAONポイントカードの場合、基本の付与ポイントは200円に対して1ポイントです。
それに対して多種類のオートチャージ機能付きカードですとチャージ200円につき1ポイントが付与されるので、ポイントを効率よく貯めたいという方は別の種類を検討してみましょう。
また、WAONポイントカードの場合には手数料300円がかかるのでご注意ください。
クレジットカード一体型
WAONとクレジットカードの一体型であれば、手数料無料で発行することができます。
複数種類用意されており、イオンカードひとつとってもWAONカード一体型のものとイオン銀行のキャッシュカード一体型の2種類があります。
すべて発行手数料・年会費が不要なので、作ったけれど使う機会が少ないなんてことになっても安心です。
メリット
こちらのタイプであれば全種類クレジットカードからのオートチャージに対応しているため、自分でチャージする手間がかかりません。
オートチャージの方法は銀行口座から引き落としのパターンと、クレジット利用分として請求の2パターンがあります。
どちらのパターンかはカードの種類により異なるため、以下のページでチェックしておきましょう。
デメリット
デメリットというと語弊があるかもしれませんが、種類が多すぎてどれを選べば良いかわかりにくいという方もいるかもしれません。
クレジットチャージがあるのか、キャッシュカード機能はついているのか、登録の年齢制限はあるのかなど。
クレジット一体型のWAONカードを登録する際には、事前にしっかりと調べてから申し込みましょう。
キャッシュカード一体型
イオン銀行をご利用の方は、キャッシュカード一体型のWAONカードを作ることもできます。
もちろん新たにイオン銀行の口座を開くことも可能です。
現金と電子マネーを併用するのであれば、キャッシュカード一体型が一枚あると便利です。
発行手数料は無料なので、ご希望の方は店頭あるいはネットより申し込みをしましょう。
メリット
こちらのタイプは全部で4種類ありますが、すべてにオートチャージ機能がついています。
チャージは銀行口座から引き落としとなるため、残高よりマイナスになってしまう心配がありません。
また、イオンカードセレクト(G・Gマーク付き含む)にはクレジットカード機能も付いています。
デメリット
キャッシュカード一体型のなかでも、イオン銀行キャッシュカードの場合はオートチャージの際にWAONポイントが付与されません。
もちろんお買い物の際には通常通り200円で1ポイントが付与されますが、できるだけポイントを獲得したい方はイオンカードセレクトかイオン銀行キャッシュ+デビットがおすすめです。
提携WAONカード
WAONカードはイオングループを中心としていますが、さまざまな企業との提携カードも発行しています。
提携WAONカードの中にはクロネコヤマトや吉野家、オリジンなど多種多様。
それぞれの特徴をとらえた絵柄を採用しており、特別感を演出してくれます。
クレジットチャージに対応している種類もありますが、多くはポイント機能のみとなっています。
メリット
提携WAONカードの特徴は、なんといってもその絵柄の可愛さやオシャレさが挙げられます。
ポイントカードというとシンプルな色合いのものが多い中、提携WAONカードの場合はシンプルなものからポップなものまでさまざま。
発行手数料はかかりますが年会費はかからないので、自分好みのものを趣味で持っているだけでも楽しいかもしれません。
デメリット
見ているだけで楽しい提携WAONカードですが、機能性でいえば他の種類に比べて劣っています
電子マネーとして利用するというよりも、コレクション要素が強いタイプだといえるでしょう。
WAONは自分好みが探せる電子マネー

とにかく種類が多いWAONカードは、自分の趣味やライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
買い物の仕方や普段よく行くお店など、カードを使うタイミングを考えて選ぶと良いでしょう。
WAONポイントの他にもマイルが貯まるものなどもあるので、上手に活用して日々をもっとお得に過ごしましょう。
マイルについて知りたい方は、以下のページもご一読ください。
記事内の情報は2019/07/15時点のものです。
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