起業を検討している方必見!失敗しない起業

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コラム

起業している人ってどれぐらいいる?

起業している人ってどれぐらいいる?
中小企業白書2017年度版によると、起業希望者数および起業準備者数は、2012年の時点で約226万人。同じく2012年の起業者数は30.6万人と、1997年の起業希望者数約413万人、起業家数36.8万人と比べると減少傾向のようです。
しかし、起業希望者に対する起業家の割合については、1997年から2012年にかけて、13.1%→18.6%→19.9%→20.2%と増加しており、起業希望者が減少している一方、毎年一定数の起業家が誕生しているようです。つまり、起業希望者はおおむね高い確率で起業に成功しているということがわかります。

起業とは

そもそも起業って何なの?ってことですが起業とは、新しい事業を始めることです。起業家のみなさんの中には、もしかしたら「儲ける」ことだけを目標にしている方もいるかもしれませんが、「儲ける」「規模を大きくしたい」というのは『経営』です。「起業」と「経営」はまったくの別物で、初めから両者の違いをわかっていないと、後々大変なことになってしまうのです。

年齢やジャンルは?起業する人のデータ

年齢やジャンルは?起業する人のデータ
中小企業庁のデータによると年間の起業件数は約20万件、そのうち会社化したものが24%とのことなので、年間の法人の起業件数は5万社と考えられます。
起業した人の開業時の平均年齢は「43.3歳」です。年代別に見ても、「40代」が多く、初めて「30代」を抜きました。起業する人の高齢化が進んでいることが分かります。
ちなみに、性別では起業した人の8割は男性で、女性は2割となっています。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H26/PDF/07Hakusyo_part3_chap2_web.pdf

起業して成功している人の割合

起業して成功している人の割合
起業3年後の経営者の手取り収入は月額40万円以下で半数以上と若干厳し目の状況が伺えます。もちろん会社経費での飲食など節税をしている方がほとんどでしょう。そう考えると起業して成功している割合は5%前後ということですね。つまりどんなに事業計画を立ててもほとんどは解散してしまう、伸び悩んでしまうということでしょう。更に言えば、どんどん起業してきますからその中で更に成功者が出てくるとビジネスプラン含め同業者・競合他社が増えていきますから、必然と成功率は下がっていきますね。
また、これはきになるデータでしょうか。99%以上の人は、起業前に会社勤めをした経験があります。起業した分野で働いている人は8割、管理職経験がある人は7割弱です。まったく初めての分野で起業する人や、人を使った経験がない人は多くありません。
つまり、営業バリバリで成績が良いから起業しても案件を取ってこれる!というのはいささか安易な考えな気がしますね。

起業で陥りやすい失敗理由3パターンと対策

起業で陥りやすい失敗理由3パターンと対策
起業して失敗したという体験談を紹介したいと思います。
起業を検討している方はぜひ参考にしてみてください。ただ、どれも失敗した理由は事前にわかるものでもあります。

夜間保育園を開業したが、1年で閉鎖して負債を抱えてしまった例

体験談

起業家養成塾で事業計画の作り方、先輩の体験談、起業時の注意点等を学び準備期間も取り、自信満々で夜間保育園を開業しました。開業したら想定の事だらけで、僅か1年で事業を辞めてしまいました。
・夜間保育の利用者が水商売の方が多く、子供を引き取りになかなか来ないし、料金も滞納者が多かった。
・1人でも子どもが居れば、保育士も居ないといけないし、電気・空調等の経費が掛かるが、一人分の保育費しか貰えないので、効率が悪かった。
・保育士の確保が難しく、1人に負担が掛かり過ぎて、退職者が出て、残った人に負担が掛かるという悪循環にいたった。

対策

夜間保育園が不足していることで、起業して保育園を設立したのは良かったですが、実際には利用者・従業員は少なかったというわけですね。ニーズがあっても事業を継続できなければ失敗してしまいます。

地域コミュニティバスを開業したが、売り上げが伸びずに破綻した例

体験談

有名観光名所の近くに住んでいます。そこからは鉄道の方が近いですが、点在する周辺観光地への交通手段が車しかなく、観光客のニーズと地域住民のニーズがあると思い、コミュニティバス会社を始めました。しかし、国の認可のハードルが高く、時間も掛かり、資本が目減りしていきました。思った程に乗客がなく、修繕費・人件費・燃料費等の経費が委託料を上回り、1年数ヶ月で経営破綻してしまいました。
・起業家が開業した所は、車が定着していて、バスが必要な人が少数だった。
・許認可に時間と手間がかかった。
・車両の修理・修繕費用の試算が上手くいかなかった。

対策

バスが必要な人の割合や、認可の必要の有無やかかる時間など、業界知識と事前調査が不足していたという点ですね。
業界の専門家や事前の実地調査を怠り起業したのが原因でもあります。また、地域コミュニティは基本的に利益率が悪いです。また地域には欠かせませんが、今回有名観光地という部分ではありましたが、その観光地はバスで移動しないといけない距離感になるのかその辺も見極めるべきでしょう。

IT関連の事業を2人で始めて仲間割れ

体験談

学生の時に思いついたアイデアで卒業後直ぐに起業しました。技術担当・営業担当に分かれて事業順調に拡大。営業担当が社長だったので、若手のベンチャー社長として持てはやされ、マスコミにも出るようになりました。 いつからか本業がおろそかになり、2人の意見がぶつかるように。結局仲間割れして技術担当が会社を辞めてしまい廃業を余儀なくされました。
・社長がマスコミにもてはやされ、調子に乗ってしまった。
・共同創業者の技術担当者は、社長と年齢も経験も同じだったので、自分の待遇に我慢ができなかった。

対策

「事業は人」といいます。今回のケースは、目立った人(=社長)が、目立たない人(=共同創業者)への配慮が足りず、本業も疎かにしてしまったのが原因でしょう。
事業を拡大するには裏方の存在(経理・人事など)も重要なパートとなってきます。そういう縁の下の力持ちをおざなりにすると、どこかで必ずそのツケが回ってきます。

起業する場合は、資金もデータも全て余裕を持ってしましょう

以上のように、失敗談は数多くありますが、全てに当てはまるのは安易に考えて起業しようと考えている方が多いです。「需要があるだろう」「競合が少なそう」「このプラン・起業計画は大丈夫」という考えは捨てましょう。
実際に成功しているのはたった5%しかいません。これを高いとみるか低いとみるか人それぞれですが、少なからず良いとは思えないでしょう。
起業してせっかく従業員も確保したのに、資金調達ができず解散ということがないようにしたいですね。]]>

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