株の配当金はいつ受け取れる?受取時期の不安を解消

4 min
コラム

株の配当金が決定したはずなのに、いつになったら受け取れるんだろう。そんな不安を感じてはいませんか?

株式投資のメリットのひとつでもある配当金ですが、その受取時期とはいつになるのか詳しく解説します。
株を始めたばかりの方も必見ですよ。

配当金がいつ受け取れるのか気になる

配当金がいつ受け取れるのか気になる-h2
出典元:123RF

株式投資といえば、株価の変動による損益が注目されます。
しかし、じつは株によるメリットは株券の売買以外にもあるのです。

そのひとつが配当金の存在です。

配当金とは株式会社が利益を上げた際に、株主に対して還元しようというお金のこと。
必ず配当金が受け取れるわけではありませんが、受け取れればちょっとしたお小遣い代わりになりますよね。

そんな配当金、いったいいつ受け取ることができるのでしょうか?

配当金の受取り時期はいつ?

配当金の受取り時期はいつ?-h2
出典元:123RF

それでは、さっそく配当金の受け取り時期についてご説明していきます。

まず、配当金には主に以下の2種類があります。

  • 期末配当
  • 中間配当金

それぞれの配当金について、詳しく見ていきましょう。

期末配当金

配当金で支払われるお金は、剰余金と呼ばれるものです。

剰余金とは、会社の利益を積み立てたお金のこと。
借入金等ではない、純粋な資産=純資産のひとつです。

基本的には会社に貯蓄をしておき、何かあったときに使うお金としてとっておきます。
ただし、会社の純資産が多い場合には配当金として株主に配る企業も少なくありません。

剰余金を配当するか否かは、取締役会を開いて決定します。
剰余金の配当が決定すると、後日株式会社の方から剰余金配当の通知が送られてきます。
1株当たりの配当額や配当金の総額など、配当される剰余金の情報が掲載されているので書類はしっかりと確認しておきましょう。

中間配当金

中間配当金とは、株式会社で年度の中間で決定される配当金のことです。

中間配当金は前年からの繰越利益や中間配当積立金が、配当金の対象となります。
とはいえ、これらをすべて配当してしまうと会社の積立金がなくなってしまいます。
そうならないために資本金に分類される純資産として、利益準備金の積み立て分を差し引いた額が配当金となります。

中間配当金を支払うか否かは、取締役会の話し合いで決定されます。

「権利付き最終日」と「権利落ち日」

  「権利付き最終日」と「権利落ち日」-h2
出典元:フリー写真素材【写真AC】

配当金の受け取りがいつになるのかを知るうえで、権利付き最終日権利落ち日について学んでおかなければなりません。

それぞれどのような意味なのか、どのタイミングのことなのかをご説明します。

権利付き最終日

権利付き最終日とは、配当金を受け取れる権利が得られる日のことです。
権利を得るためには、配当金を支払う株式会社の株券を所有していなければなりません。

では権利付き最終日はいつなのでしょうか?
これは、配当金が決定されるのが期末なのか中間なのかで異なります。
ここでは期末配当金のケースでお話ししましょう。

期末配当金の権利が確定されるのは、決算付きの月末です。
多くの企業では3月を決算付きとしていますが、その場合は3月31日が権利確定日(基準日)となります。
少しややこしいですが、権利確定日といっても3月31日に株券を所有しているかどうかは配当金の支払いに関係ありません。
あくまで、配当金が受け取れるのは権利付き最終日に株券を所有している株主になります。

権利付き最終日は、権利確定日から3営業日前が該当します。
つまり、3月31日から3日前の28日(土日を挟む場合は5日前の26日)が権利付き最終日になるということですね。
この日に株券を所有していれば、期末配当金を受け取る権利を有することができるのです。

権利落ち日

権利落ち日は、権利付き最終日の翌日です。
先ほどの例でいえば、3月29日(もしくは3月27日)が権利落ち日ですね。

配当金が支払われるかどうかは、権利付き最終日にすでに決定しています。
そのため、権利落ち日に株券を売却したとしても配当金を受け取ることができます。

極端にいえば、株券を権利付き最終日に購入して翌日の権利落ち日に売却したとしても配当金の受け取りは可能なのです。
とはいえ、基本的には権利付き最終日に近くなるほど株価は上昇するため、前述のようなタイミングでの購入で大きな利益が上げられるわけではないようですよ。

配当金は権利確定からいつ入る?

配当金は権利確定からいつ入る?-h2
出典元:123RF

配当金を受け取る権利を得たら、次に気になるのはいつ受け取れるのかということですね。

基本的には、配当金が確定してから2~3ヶ月後に振り込まれることが多いようです。
配当金の通知が来たにもかかわらず、3ヶ月以上経過しても入金されない場合には信託銀行へ問い合わせてみましょう。

配当金を受け取る方法

配当金を受け取る方法 -h2
出典元:123RF

配当金の受け取りは口座振り込みが一般的ですが、振り込みひとつとっても複数の方法があります。
種類は以下のとおりで、どの方式であっても権利確定日から2~3ヶ月程度で支払われます。

  • 株式数比例配分方式
  • 登録配当受領口座方式
  • 従来方式
  • 配当金受領証方式
  • 個別銘柄指定方式

それでは、それぞれの特徴についてご説明していきます。

株式数比例配分方式

持ち株を複数の証券口座に預けている場合、その数に応じて配当金が分配されるのが『株式数比例配分方式』です。

こちらの方式を選択する場合には事前登録が必要ですが、配当金の支払い日に自動的に入金されるため受取機関が早いこと、投資家の手間が少ないことが利点です。

登録配当金受領口座方式

配当金の入金を特定の口座に一括してほしいという方は、『登録配当金受領口座方式』を選びましょう。
こちらの方法であれば複数の証券口座に株券を所有していても、指定した口座だけに配当金を振り込んでもらうことができます。

ただし、銀行の預貯金口座や振り込み専用口座には入金されませんのでご注意ください。
非対応の口座を指定している場合には、配当金受領証による受取りなど別の方式が適用されます。
配当金受領証については、次の項目をご覧ください。

従来方式

従来方式は、インターネットによる株式投資が広まる以前から使われていた方法のことです。

前述した配当金受領証方式のほか、個別銘柄指定方式が存在します。

配当金受領証方式

配当金受領証方式は、名前のとおり配当金の受領証が送られてくる方法です。

発行会社や信託銀行から送られてきた配当金受領証を、株主が郵便局の窓口に直接持っていきます。
窓口では受領証をもとに、配当金の支払いが行われます。

受領証は銘柄ごとに送られてくるため、複数種類の株券を所有している場合にはやや手間がかかります。
一方で、配当金を現金で受け取ることができることから資金を得たという実感が最も得られる方法でもあります。

個別銘柄指定方式

個別銘柄指定方式は、配当金が口座に振り込まれる方法です。
では、株式数比例配分方式や登録配当金受領方式とは何が違うのでしょうか?

これは、入金される銘柄と口座を自分で選べる点が異なります。

株式数比例配分方式の場合は、証券口座に保有している株数に合わせて配当金が入金されます。
登録配当金受領方式は、複数の配当金を特定の口座に一括して振り込まれます。

対して、個別銘柄指定方式の場合には自分が好きな口座に、好きな銘柄の配当金を入金してもらうように指定することができます。
たとえば、A株式会社の配当金はB証券口座に、C株式会社の配当金はD証券口座にといった具合ですね。

【番外編】株主優待はいつ受け取れる?

【番外編】株主優待はいつ受け取れる?-h2
出典元:フリー写真素材【写真AC】

配当金がお小遣いであれば、株主優待はちょっとしたプレゼント。
食事券やプリペイドカードなど日常に役立つものが送られている場合もあり、株主優待が欲しくて株券を購入する方もいるでしょう。

そんな株主優待の受取時期ですが、こちらも配当金と同じく権利確定日から2~3ヶ月程度で送られてくることが多いようです。

3月が決算月の場合、配当金と株主優待が確定すればどちらも6月頃に受け取ることができますよ。

株主優待については以下のページでも触れていますので、こちらもぜひご一読ください。

「スマホ副業」に乗り遅れるな!損する人にならないためのスマホ副業のススメ

執筆日:2019/06/16

]]>

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です