助成金とは何?そもそもの仕組みを理解しよう!

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税金

そもそも助成金とは何でしょうか。もともとは国や自治体が推し進めている政策と合った活動をしている会社などに対して、国や自治体がその活動に対して交付するお金のことを指します。

「補助金」という言葉と「助成金」という言葉が同じように使われていることがありますが、別物です。

助成金の特徴とは?

出典元:写真AC

助成金とは、国(厚生労働省)が行っている、雇用関係の助成金のことです。この記事では助成金=雇用関係の助成金として説明をします。

補助金との違い

補助金とは、国(経済産業省)や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度です。

目的や種類について

雇用保険を財源とし、厚生労働省が管掌している助成金は、労働者の職業安定のための

対策に関する物が多くあります。また、目まぐるしく変わる社会情勢にあわせた助成金も増えています。そのため、助成金は変化がとても激しいので、最新の情報をしっかりキャッチすることが大切です。

従業員の雇用維持を図る場合の助成金

雇用調整補助金

休業・教育訓練や出向を通じて従業員の雇用を維持します。

離職者の円滑な労働移動を図る場合の助成金

再就職支援奨励金

離職を余儀無くされる労働者への再就職支援民間の職業紹介所に委託等をして行います。

早期雇入れ支援

離職を余儀なくされた労働者を早期に雇い入れます。

人材育成支援

離職を余儀なくされた労働者を雇い入れ訓練を行います。

生涯現役移籍受け入れ支援

生涯現役として移籍等で中高年を受け入れます。

移籍人材育成支援

移籍等により労働者を受け入れ、訓練を行います。

従業員を新たに受け入れる場合の助成金

トライアル雇用助成金

職業経験や知識が不足しているため安定的な就職ができない人材を、ハローワークなどの紹介で一定期間試行雇用する場合に助成します。

求職者の適性や職務の遂行能力を見極めて、お互いに理解しあって雇用開始するための施策です。求職者が今迄に経験のない職務である事や、安定した職業に付いていない人などの条件があります。最長3カ月間、1カ月単位で助成が行われ、一人当たり月額4万円になります。

特定求職者雇用開発助成金

高齢者や障害者、母子家庭の母親や父子家庭の父親などの就職困難者をハローワークなどの紹介により、長期間雇用する場合に助成されます。1年間で60万の支給になりますが、障害者の状況(重度か軽度か)によって助成の期間が変わります。

特定求職者雇用開発助成金

ハローワークなどの紹介により、65歳以上の人を雇用し1年以上働くことが確実な場合に助成されます。1年で短時間労働者ならば50万円、それ以外では70万が支給されます。

雇用環境の整備関係の助成金

65歳超雇用推進助成金

60歳の定年を65歳以上に引き上げたり定年を廃止したりするなど、高齢者でまだ働きたい人を積極的に雇用する環境を整えた場合に助成されます。

今現在、有期契約で雇用されている高齢者を無期契約に変更した場合にも1人当たり48万円の助成金を受け取る事が可能です

キャリアアップ・人材育成関係の助成金

キャリアアップ助成金

派遣社員や期間限定社員などの非正規雇用社員を正社員化する事や、職業訓練をする、賃金改定をする、短期時間労働者を労働時間の延長をするなど、非正規社員のキャリアアップに関する施策をおこなった場合に助成されます。

全部で8コースありますが、それぞれによって助成の金額が違いがありますが、正社員化を行った場合には一人当たり57万円の助成を受けることができます。

厚労省:キャリアアップ助成金について

労働時間・賃金・健康確保・勤労者福祉関係の助成金

職場意識改善助成金

わかりやすくいうと、労働時間の削減や有給休暇の積極的な取得を図るなど、職場環境を良くするために行った施策に関わる費用を助成金として受け取れます。

平均の有給休暇取得を4日以上増加させた上で、月の平均労働時間を5時間以上減らした場合には最高で100万円の助成金を受けることができます。

社員数が多い企業は難しいでしょう。社員数が少ない企業であれば取り組むべき施策であり、社員のモチベーションアップにも繋がるため、企業は助成金を目当てにするのは良いでしょう。

受動喫煙防止対策助成金

職場での受動喫煙を無くすために喫煙室を設けた場合には、喫煙室に設置にかかった費用や機械装置などの費用の約半分が助成されます。

計画の段階で申請をし認可された後に工事し、工事完了後に助成金が支払われます。

助成金申請の流れ

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まずは、種類によって、申請の流れや受給できるまでの期間が異なりますのでご注意ください。

助成金の申請から受給までの大まかな流れは上記の通りです。最初の申請から受給まで1年~1年半かかる場合が多いです。

助成金申請には時間がかかる

出典元:写真AC

厚生労働省管掌の助成金はざっとみて約50種類はあります。それぞれに様々な要件があります。従業員を雇用する際には、助成金の利用につながる形での雇用もご検討ください。

ただし、助成金は、すぐに取得できるものはほとんどありません。

先ほど伝えた「受動喫煙防止対策助成金」は工事完了後に助成金が支払われたり、キャリアアップ制度であれば半年後に正社員雇用に切り替えたタイミングで申請をすることができます。

ほとんどの助成金の中でも、1年から1年半経過後に取得できるものが多いです。

助成金申請が実行される前に、資金繰りが悪くなってしまう会社が多い傾向があります。

こちらの記事も参考にしてみてください。

起業を検討している方必見!失敗しない起業

多くの経営者が助成金とは別に、金融機関や日本政策金融公庫からの借入もご検討することを推奨しています。

記事内の情報は2019/07/10時点のものです。

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