奥深い「Vtuber」の世界!人気の動向などを徹底解説!

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コラム

「小学生のなりたい職業」にランクインするなど、Youtuberはすっかりポピュラーな存在に。

最近ではそこからさらに発展し、アニメキャラクターのアバターを通して動画配信を行う「Vtuber」と呼ばれる人たちが人気を集めています。

企業系から個人系まで、皆が思い思いに個性を発揮しているVtuberシーンについて詳しく見ていきましょう。

今大人気!vtuber(バーチャルyoutuber)について徹底解説!

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Vtuberについてどのようなことを指すのか徹底解説します。

vtuberとは

Vtuber(ブイチューバ―)とは、3Dモデルや2Dモデルのアバターを使って動画配信サイトで活動をする人のことです。

キズナアイさんが2016年12月に投稿した動画内で、自身のことをVtuberだと名乗ったのが初出とされています。

「バーチャルYoutuber」や「バーチャライバー」などと呼称されることもあります。

活動内容としてはゲーム実況や雑談配信など、配信者によって様々な企画の動画を作成しています。

vtuberの活動場所

Vtuberの活動場所はYoutubeだけに限りません。

配信者によってはニコニコ動画やSHOWROOM、OPENRECなど他の動画サイトでの活動を主としています。

ニコニコ動画ではVtuber専用のサービス「バーチャルキャスト」が用意されており、VR空間での活動をそのままライブ配信することが出来ます。

また、SHOWROOMはスマートフォンだけでライブ配信が出来るiPhone向けアプリ「SHOWROOM V」をリリースしているため、誰でも手軽にVtuberとして配信できることが特徴です。

OPENRECはもともとゲーム実況やプレイ動画を主体とした動画コミュニティプラットフォームであるため、Youtubeと比べてマニアックなゲームを実況配信している方が多くいます。

vtuberの人気

2018年3月時点では1,000人程度だったVtuberは、2019年2月に7,000人を突破し、わずか一年足らずで7倍近くにまで増加しています。

登録者数は、一位のキズナアイさんが241万人、二位の輝夜月さんが89万人、三位のミライアカリさんが59万人となっており、かなりの人気がうかがえます。

また、キズナアイさんのチャンネル総再生数は2億4千万PVで、2019年上半期のYoutuberチャンネル総再生回数ランキング6位(2億3千万PV)のはじめしゃちょーを上回っています。

誰が何のために?vtuberの作り方・仕組み

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実際にあの映像ってどのようにして作られているのかを紹介します。

声は?誰が作って操作してるの?

Vtuberは生身の人間の動作をトレースしてアバターを動かすため、「中の人」が存在します。

例えば、キズナアイさんは声優の春日望さんが声と動作を担当しています。

また、Vtuberの運営には「中の人」とは別に製作企業がバックについていることが多くあります。アバターの作成や映像の編集には手間と資金がかかるためです。

具体例としてキズナアイさんはActiv8株式会社、ミライアカリさんは株式会社DUO、電脳少女シロさんは株式会社APP LANDがそれぞれ製作・配信を行っています。

しかし、中にはモデルの作成から配信まで全て個人で行っているVtuberもいます。

代表例としては「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」を作成している「ねこます」氏、「のらきゃっと」をプロデュースしている「ノラネコP」氏などが挙げられます。

企業とvtuberの関係

前述したように、一部の例外を除き、多くのVtuberは分業制で運営が成り立っています。

そのため、人気のあるVtuberほど多くの人が製作にかかわることになり、具体的には

  • プロデュース ⇒キャラクターの方向性や、ターゲットとなる視聴者層を決定する。
  • デザイン ⇒CG化する際の制約を考慮に入れながらキャラクターのデザイン原案を決めていく。
  • 作成 ⇒CGソフトなどを用いてモデルを作成する。
  • 操作 ⇒キャラクターに動きや声をつけていく。
  • 運営 ⇒企画立案のほか、SNSを使った宣伝やコラボ企画、著作権の保護などを担当する。
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以上のような役割に分担されます。

vtuberの作り方

それでは具体的にどうやってVtuberが運営されているか見ていきましょう。

人によって多少違いはありますが、大まかな流れとしては以下のようになります。

  • 構成 ⇒ターゲットとなる視聴者層に向け、どのようなキャラクターを打ち出していくのか決定し、キャラクターデザインなどを決めていきます。
  • モデル作成 ⇒キャラクターデザインをもとにBlenderなどのモデリングソフトで3Dモデルを作成します。月ノ美兎さんや鈴鹿詩子さんのような2DモデルであればFacerigでの作成が可能です。
  • 企画 ⇒雑談配信やゲーム配信など、放送内容を決めていきます。チャンネルが比較的小規模であれば中の人にお任せする場合もあります。
  • 収録と配信 ⇒モーションキャプチャ等を使ってキャラクターに声と動きをつけていきます。収録し終わったら動画を編集し、効果音などをつけます。
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vtuberビジネスは稼げるの?

活動内容

Vtuberの放送内容としては、基本的にはゲーム実況や雑談配信など「遊び」のようなものが多いですが、時には企業の商品紹介などを行うこともあります。

最近のVtuberブームに着目し、チャンネル内で自社の製品を紹介するように持ち掛けたり、コラボ企画などで自社製品の知名度を上げようとする企業もあるようです。

ズバリ!稼げるの?

Vtuberの収入のうち大部分を占めるのが広告収益によるものです。

Youtubeの場合であれば、一再生あたり0.05円から0.1円の広告収益が入ってくると言われています。

例えばキズナアイさんの「あんな声やこんな声で話題の声ゲーに挑戦♡」は2019年7月現在で再生数490万回なので、この動画だけでも24.5~49万円の収益が入っている計算になります。

また、広告収益だけでなく、前述した企業案件のほか、視聴者が直接おひねりを投げられる「スーパーチャット」機能による収益もあります。

スーパーチャットでは、企業案件が付きにくい個人系Vtuberでもまとまった収入が得られるという特徴があります。

例として、のらきゃっとさんは配信動画62本でおよそ612万円の投げ銭があり、動画一本当たり約9万2千円の投げ銭が入った計算になります。

ただし、スーパーチャットは全額が配信者に入るわけではなく、およそ三割はYoutubeの取り分となるので、実際の動画一本当たりの収益は約6万4千円と推測されます。

初心者にもおすすめ!今人気のvtuber5選

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1.Vtuberの”親分”「キズナアイ」

プロフィール

2016年11月にデビューしたVtuberの先駆者。「インテリジェントなスーパーAI」を自称する一方で普段の言動はかなりのおとぼけキャラ。

ハートと双葉をモチーフにしたカチューシャがトレードマークで、動画の冒頭で「はいどうもー!バーチャルYoutuberのキズナアイです!」と挨拶するのがお約束になっている。

キャラクターデザインは森倉円さん。また、2018年7月にサンデージャポンに出演し、地上波デビューを果たした。

動画の内容・特徴

アイちゃんといっしょ「アブラハムの子」」や「『ぽっぴっぽー』踊って歌ってみた!」のようなアイドルらしい企画だけでなく、「友達が欲しいのでお金で買います」や「Akinatorは誰でも知っている!?」などお笑い要素の濃い動画もあり、枠にとらわれない自由奔放な配信を行っています。

Vtuberの先駆け的な存在であり、その知名度は日本だけにとどまらず海外にもファンが多く、そのため投稿動画には有志により18か国語もの字幕がつけられているなど、インターナショナルな一面があります。

また、メインのチャンネルとは別にゲーム実況用のチャンネルが存在。こちらではホラーゲームを中心に実況を行っていますが、ゲームの腕前がイマイチなうえに、かなりのビビりなので実況というより絶叫配信の様になっています。

2. 破天荒歌姫「輝夜月(がくやるな)」

プロフィール

銀髪に碧眼、胸元の大きく開いたミニ丈の黒いワンピースにカラータイツという見た目からは想像できない喉締めボイスが特徴。かなりギャルっぽい性格で放送中は常にハイテンション。視聴者からは「動画版ストロングゼロ」とも呼ばれている。

2017年12月にデビュー後、わずか二週間で登録者数が10万人を突破したという驚異の経歴を持つ。

キャラクターデザインはMika Pikazoさん。

動画の内容・特徴

破天荒な性格を生かしたハイテンションギャグ路線の動画が多く、「【怒ってる?】べ、べべべ、べべべイベベベイベー【輝夜月風】」や「【洋服屋さん】いらっしゃああああせええええええええwwwwwwww」では妙な中毒性のある喉締めボイスを楽しめる。一方、オリジナルMV「NEW ERA」では彼女のアーティスティックな一面も垣間見ることが出来ます。

また、2019年にマキシマム ザ ホルモンとコラボした日清焼きそばUFOのCM「マキシマム ザ 輝夜月」は彼女らしい独特の世界観に仕上がっていますね。

3.サイコパス美少女ゲーマー「電脳少女シロ」

プロフィール

さらさらのシルバーショートヘアーと青くて大きな目を持つアイドル志望のキュートなVtuberだが、「PUBG」などのFPSゲームが得意で、一度プレイし始めると清楚設定が吹き飛ぶようなセリフが飛び出すという二面性が魅力的。

テンションが上がるとイルカのような引き笑いが出るのが特徴。また、英会話力が非常に高く、「Japanese Virtual YouTuber challenges English Tongue Twisters!」はじめ多数の動画で彼女の流暢な英語を聞くことが出来る。

 

動画の内容・特徴

ゲーム実況のなかでもとりわけFPS実況が人気を集めており、「PUBGで女子が本気出したら奇跡が起きた!なんと‥!」や「負けられない戦いがそこにはある!」ではFPSゲームにおける彼女のサイコパスっぷりが楽しめる。また、「君の知らない物語/電脳少女シロ」では高い歌唱力でアイドル志望Vtuberとしての本領を遺憾なく発揮している。

2018年5月20日にテレビ東京のスペシャル番組「マツコ監禁」でTVデビューを果たしている。現在は地上波番組の「サイキ道」や「ガリベンガ—V」にてレギュラー出演しており、こちらでも彼女の活躍を見ることが出来る。

 

4.ぽんこつ戦闘アンドロイド「のらきゃっと」

プロフィール

ゴシック調のドレスに身を包んだ、ツーサイドアップの銀髪と猫耳が特徴のアンドロイド。元々は戦闘用として開発され、戦時に生産されたモデルのうち生き残った個体が動画配信を行っている、という設定のVtuber。

非常に可愛らしい仕草で視聴者を魅了するが、実際には「ノラネコP」氏がモデルの作成から動画編集、中の人まで全て担当している。つまり中身は男性である。

発話の際には、リアルタイム音声認識ソフト「ゆかりねっと」による文字起こし⇒VOICELOID「紲星(きずな)あかり」による発声というプロセスを経る。そのため「いらっしゃいませ」が「いらっしゃいません」に、「おたより」が「おトイレ」になるなど頓珍漢な発言内容になってしまうことがあるが、それがかえって「ぽんこつ戦闘アンドロイド」らしいイメージを補強している。

動画の内容・特徴

動画の半数程度をゲーム実況が占めており、「新装開店!のらきゃっとレストラン!」や「任せて安心、医療用アンドロイド!」では「ご認識(=誤認識。独特の発話システムに由来する頓珍漢な発言のこと)」満載のポンコツトークとゲームプレイが楽しめる。「不満を溜めた猫の戦闘練習」ではVR空間中での戦闘を収録しており、戦闘アンドロイドとしての出自を思い出させる内容となっている。

また、VRChatのワールド紹介動画も多く作成しており、「私と一緒にVRChatワールド探訪 SAKURA hiroba編」や「【2018/06/03】のらきゃっとライブ!」ではまるで彼女と異次元の空間に迷い込んだかのような、現実と非現実との境目が曖昧になる体験が楽しめる。

5.ゆるふわ共産趣味ガール「赤星ナナハ」

プロフィール

共産主義に染まった革命家の少女という設定で、カーキ色の詰襟服に深紅のマントを羽織った凛々しい軍服姿が特徴。流暢なロシア語を操り、旧ソ連時代の歴史や文化、建築などに造詣が深い。

中の人は男性。自身の声を直接ボイスチェンジャーにかけることで革命家の少女を演じており、動画では旧ソ連時代のソ連軍歌や民謡を披露している。

動画の内容・特徴

ゲーム実況から歌ってみた動画、果ては旧ソ連時代の革命史講義からロシア旅行体験記まで動画の内容は多岐にわたる。「【歴史】ナナハと学ぶ革命の歴史 第一章 闘いの始まり【革命】」でロシア革命の歴史を解説し、「モスクワ帰りVtuber、ロシアを語る」ではロシア旅行記を語ってくれるなど、他のVtuberにはないディープさが魅力である。

また、「【全部ロシア語で歌ってみた】空色の列車 Голубой вагон【チェブラーシカ】」ではロシア子供番組のテーマソング「チェブラーシカ」を、「【革命家】性別転覆宣言【新vtuber】」ではロシア民謡・軍歌である「カチューシャ」をそれぞれ披露しており、性別の壁を越えた歌声を楽しむことが出来る。

Vtuberについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にして下さい。

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記事内の情報は2019/08/03時点のものです。

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