ヤフオクでは取引間でトラブルになることもあります。せっかくの取引もトラブルになってしまうととても面倒になってしまうでしょう。そこでトラブルにならないためのポイントや、トラブルの回避方法を解説します。トラブルを避けて、気持ちいい取引をしましょう。
目次
ヤフオクトラブルを回避するには自己防衛

物品の取引を行うサービスでは、トラブルがあった際に運営側が何かしらの対応をしてくれる場合があります。
しかし残念ながらヤフオクでは、基本的に「ユーザー間で話し合ってください」というアナウンスが多いです。
ヤフオク運営側がトラブル解決策としてすすめているのは以下の4つ。
- 取引相手と話し合う
- Yahoo!知恵袋で相談する
- ほかの利用者にやりとりを公開する
- 専門家に相談する
ヤフオク運営側が介入してトラブルを解決することはありません。つまりトラブルの回避や対処は、自分でするしかないのです。
トラブルを避けるための出品

ヤフオクで特にトラブルが多いのは、出品者側です。
出品する時に気を付けておかなければ、落札者からクレームをつけられたりすることもあります。
出品する際にしっかりと記載しておくことで、トラブルになりリスクは下げられるでしょう。
ではどのように記載しておくべきか、出品の際に気を付けることを解説します。
商品写真
ヤフオクでは商品写真が最大で10枚まで投稿できるようになっているので、できる限り細かい部分までわかるようにいくつもの写真を載せておきましょう。
もしも商品に傷や汚れがある場合は、隠さずにどれ程の傷や汚れかわかる写真を投稿してください。
商品を綺麗に見せた状態で出品してしまうと、落札者からクレームがきやすいです。
また付属品がある場合、付属品の個別写真。家電の場合は電源ランプが点灯している写真も付けた方が良いでしょう。
決済方法の指定
ヤフオクでは「Yahooかんたん決済」以外の決済方法は認められていません。
それならばあえて記載する必要もないと思ってしまいがちですが、中には他の決済方法も可能だと思っているユーザーもいます。後々面倒なことにならないために、決済方法も指定しておきましょう。
他の決済方法を求められた場合、なぜ他の決済方法でなければいけないのか詳しく聞いてください。
ただし原則的に「Yahooかんたん決済」以外の方法は認められていないので、どうしようもない理由がない限りは、「Yahooかんたん決済」をすすめるようにしましょう。
値引き交渉に関して記載
フリマアプリも多くリリースされている近年、フリマアプリ感覚で値段交渉をしてくるユーザーもいます。
ヤフオクでも値段交渉は可能ですが、事前に交渉がありかなしか記載しておきましょう。何も記載していないと、値段交渉可能だと思われてしまいます。
ヤフオクはフリマアプリとは異なるので、値段交渉に応じないと記載してもデメリットにはなりません。
落札後の連絡を指定
落札後、どのように連絡してもらいたいか記載しておくことも重要です。
- 落札後何日以内に連絡してほしい
- 何日以内に連絡がなければキャンセル扱いとします
など記載しておきましょう。
連絡が遅いユーザーの場合、いつまで経っても入金されないなどのトラブルに繋がりやすいです。
特に何も記載せず、連絡がないからといってキャンセルしてしまうとクレームがついてしまう可能性があります。
トラブル回避のためにしておくべきこと

トラブルにならないために、事前に情報を調べておきましょう。ヤフオクではトラブル回避のための取り組みも行っています。
取引相手の評価を確認しておく
ヤフオクではユーザーの評価を確認できるので、取引前に相手がどのように評価されているのか確認しておきましょう。
評価は出品ページの右側、「入札する」の下に「出品者情報」として記載。
更に詳しく見たい場合は「総合評価」の隣の数字をクリックすると、細かい情報や評価コメントが見れます。
- すべての評価
- 落札での評価
- 出品での評価
など、取引別に評価が見れるので、全て確認しておくと良いでしょう。
トラブル口座リストを確認しておく
ヤフオクでは、悪質ユーザーや詐欺被害に遭わないために「トラブル口座リスト」があります。
トラブル口座リストは、ユーザーからトラブルの報告が多く寄せられている出品者の振込先銀行の口座リストです。
トラブル口座リストの使い方は2パターン
- 口座番号で検索する
- 金融機関名で口座番号の一覧を表示する
少しでも取引相手に対して怪しいと感じたら、まずはトラブル口座リストで検索をかけてみましょう。
リストに掲載されている口座の場合、取引を中断することをおすすめします。
補償制度を確認しておく
ヤフオクを利用して、万が一騙されてしまったり詐欺行為にあった場合には補償制度があります。
ただし補償制度は無制限に補償してくれるわけではありません。
落札金額の8割、最高50万円まで、年に1回のオークションのみの補償です。
また補償制度の手続きには、証拠書類を揃えたり、警察に被害届を出したりしなければいけないため、時間がかかってしまいます。
ヤフオクでトラブルに巻き込まれないように

ヤフオク側もトラブル回避のためにさまざまな取り組みを行っていますが、運営側だけでは対応できないことも多いです。
トラブルを回避するには、トラブルに繋がらないためのポイントを抑え、自己防衛に努めましょう。
記事内の情報は2019/11/22時点のものです
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