若い人たちにとってyoutuberは、徐々に芸能人のような位置になってきました。
視聴者としてみていた自分も憧れのyoutuberのように輝きたいと考え、youtuberを目指すことも珍しくありません。
トップyoutubeまでのぼりつめれば、お金をたくさんもらえるという印象がついているのは、youtuber達がその生活をサイト上に公開しているからです。
しかし、いったいyoutuberたちはどうやってお金を稼いでいるのでしょうか。
実は、youtuberはサイトの広告収入でお金を稼いでいます。
youtubeに詳しい人やブログをやっている方ならピンときたのではないでしょうか。
広告収入だろうとぼんやり考えていた人は、生活できるほど稼げるかなと思っているかもしれません。
youtubeの広告収入はどのような仕組みなっているのか、どれくらい収入を得ることができるのか、具体例を入れながら説明していきます。
分かりやすく解説するのでyoutubeを見たことがない人でも安心して読める内容になっています。
youtuberを目指している人はもちろん、仕組み自体に興味を持っている人はぜひ最後まで読んでみてください。
目次
youtubeは広告収入で稼ぐ!

動画を撮影・編集した後にyoutube上に公開し、視聴者に届けるのがyoutuberの主な仕事です。
広告収入でお金を稼いでいると聞いてもなかなかピンとこない人も多いと思います。
分かりやすく広告の種類や方法など仕組みを紐解いていきます。
youtubeの主な収入は広告ですが日本のyoutubeの主な広告は、6つあります。
表示される位置や種類によって異なっています。
youtubeを見たことがあれば、すべて目にしたことがあるでしょう。順にご説明します。
1.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、youtube視聴中に画面の右上あたりに表示される広告です。
おすすめされる動画一覧の上部に表示される場合が多いです。
スマートフォンでの視聴時は表示されず、パソコンだけに表示されます。
2.スポンサーカード
スポンサーカードは、動画内の右側辺りに動画に関係のある商品などが数秒間掲載される広告です。
パソコンやスマートフォンで表示されます。
すべての動画で表示されるわけではなく、Googleが動画と商品・サービスに関連があると認識した場合だけ広告が表示される仕組みです。
3.オーバーレイ広告
オーバーレイ広告は、視聴者が動画を再生してから少しすると画面の下側に表示される広告です。
この広告もパソコンで視聴したときだけ表示されます。
バツボタンを押すと一定時間消すことができます。
パソコン・スマートフォンのどちらでも掲載されます。
4.バンパー広告
バンパー広告は、動画の再生前に表示される6秒ほどの動画広告です。
パソコンとスマートフォンの両方で掲載され、動画広告の種類によって6秒未満のものもあります。
バンパー広告は飛ばせないので、必ず視聴することになりあます。
5.スキップ可能な動画広告
スキップ可能な動画広告は、動画の視聴途中に再生される広告です。
パソコンやスマートフォンだけではなく、テレビなどでも掲載されます。
5秒間広告動画が流れた後にスキップできます。
5秒以上の広告が多いので飛ばさずに最後まで見ることもできます。
6.スキップ不可の動画広告
スキップ不可の動画広告は、動画視聴の前や途中などに表示される広告で飛ばすことができず、最後まで視聴する必要があります。
長さは15~20秒程度で、パソコンやスマートフォンで動画を視聴する際に表示されます。
広告収入を得る方法

先ほどご紹介した広告収入のほかにも、いろいろなアプローチで収入を得ることができます。
アドセンスを契約して収入を得る
youtubeは自分から広告掲載ができ、収入を得ることができます。
アドセンスという言葉を知っていますか。
youtubeにあげる動画を収益化するために必ず必要になってきます。
アドセンスはGoogleが提供しているインターネット広告サービスのことです。
youtubeの広告はGoogleが仲介しているので、アドセンスの登録が必要になります。
アドセンスとyoutubeのアカウント紐づけることで、投稿者が動画を上げて視聴者に再生されると広告が掲載され、動画の投稿者が収益を得られるようになります。
つまり、youtuberはこの仕組みを使って主な収入を得ているわけです。
アドセンスの取得には審査があり、2018年2月から審査における基準が厳しくなりました。
投稿される動画に企業などの広告が掲載されるのがyoutubeの広告掲載の仕組みですが、質の悪い動画に掲載されると視聴者から悪いイメージが付きやすいです。
こうした背景から広告掲載の資格を持つアドセンス付与の基準が厳格化されました。
最短1日でアドセンス審査は完了すると言われていましたが、改定後は審査通過自体難しい状況になりました。
スポンサーと契約して収入を得る
また、youtubeのチャンネル登録数が多くなって有名になるとスポンサーがつくことがあります。
チャンネル登録とは、視聴者が気に入ったyoutuberを登録することです。
視聴者側は、youtuberが動画を投稿したら通知が受け取れたりします。
youtuber側からするとチャンネル登録の数は人気の指標として大切な数字になります。
スポンサーは動画の視聴数やチャンネル登録者数を総合的に評価して、有名なyoutuberを選びます。
具体的には自社の商品をyoutuberに動画内で紹介してもらいます。
実際、youtubeを見ているとこの案件を受けて報酬を得ているyoutuberは、とても多いです。
チャンネル登録者数の1.5倍ほどの報酬をもらえると言われています。
youtubeの広告で得られる収入

youtubeで稼ぐ方法について解説しましたが、いったいどれくらいの収入を得られるのでしょうか。
広告収入を管理しているGoogleは、どれくらいの再生回数でいくら収入が得られるか公式には発表されていません。
そのためyoutuberの収入はあくまでも予測するほかありません。
一般的には、動画を1回再生されると0.1円ほどとされていましたが、0.05~0.25円まで下がっているとも言われていて、真実は定かでありません。
2017年のyoutube規約では、視聴回数が1万回未満だと広告を表示することができないとされています。
初心者がyoutubeで稼ぐためには、まず視聴者に1万回再生してもらうのが絶対条件です。
再生回数の制限に加えて、チャンネル登録者数1,000人、チャンネルの総再生時間4,000時間超(過去12ヶ月間)という条件をクリアしてようやく広告が掲載されるようになります。
仮に1再生=0.1円だったとしても、1万円稼ぐためには10万再生必要になる計算です。
なかなか簡単に稼げない世界だと分かってもらえると思います。
youtuberになれば豪華な生活ができるわけではありません。
人気youtuber達がそうした生活を送れるのは、才能と実力を持っていたからです。
誰でもyoutubeで動画を配信できるようになりましたが、初心者が広告収入で生計をたてるようになるためには並大抵の努力では実現できません。
一方で、youtubeで得られる収入は必ずしも広告だけではありません。
動画内で自分の商品やサービスなどの宣伝をして収入を得る方法もあります。
例えば、動画内で商品の使い方を説明して実際の使用感を伝えたり、サービスの申し込み方法を紹介したり、いろいろな方法で宣伝できます。
どういう方向性のチャンネルにしたいかにもよりますが、場合によってはyoutubeを媒体として上手く利用して、収入を得ることもできます。
副業でyoutubeをやる人も増えてきましたが、企画を考えたり、撮影したり、これに加えて編集もしなくてはいけないので、初心者が始めるには少し障壁が高いと言えます。
抜群の知名度を得なければ、youtubeで十分な広告収入をゲットすることはできません。
動画の企画はもちろん、更新回数なども知名度に関わってくる重要なポイントの1つです。
撮った動画を視聴者に分かりやすく、おもしろい内容に編集する技術の取得も大切です。
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